見た目はジャガイモのような食べ物ですが、様々な健康効果があるとされている菊芋。菊芋を手に入れた場合、量が多すぎると一度に使い切るのは不可能です。そこで菊芋は上手に保存してあげる必要があります。一体どんな方法で保存すると、菊芋は長持ちするのか?
今回は、菊芋の保存方法について、以下のようなことを解説していきます。
- 菊芋はどのように保存すればいいのか?
- 菊芋を長持ちさせる保存方法とは?
- 菊芋は乾燥させても保存できる?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、菊芋を上手に保存できるようになってしまいましょう。
スポンサードリンク
目次
|
|
菊芋の保存方法と保存期間!
まずは菊芋の代表的な保存方法からまとめてみました。詳しく見ていきましょう。
常温保存の場合
菊芋は常温でも保存が可能です。表面に付いた土はそのまま取り除かずに、新聞紙にくるんで保存しましょう。水で洗ってしまうと、鮮度が落ちて保存期間が短くなってしまいます。気温が20℃以下5℃以上の場所で保存し、1週間程度で食べきるのがおすすめです。
気温が高すぎると芽が出てしまいますし、気温が低すぎると、低温障害になってしまいます。
冷蔵保存の場合
菊芋は冷蔵庫で保存することも出来ます。常温同様に、土が付いたままの菊芋を新聞紙でくるみ、そのまま冷蔵庫に入れます。冷蔵庫の中が汚れてしまうので、ビニール袋に包んでしまいましょう。
冷蔵庫に入れた場合も、1週間程度しか日持ちしないので、出来るだけ早めに食べきられることをおすすめします。
冷凍保存の場合
菊芋は冷凍保存も可能です。ただし、冷凍保存してしまうと、生食として食べることはできないので、加熱調理をして食べるようにしましょう。冷凍する時は皮を剥いてよく洗い、食べやすい大きさにカットしてから冷凍します。
フリーザーパックなどに入れ、急速冷凍させて凍らせると鮮度を維持しやすいでしょう。1か月くらいは日持ちさせられます。
土中保存の場合
菊芋は土の中で保存するのもおすすめです。収穫した物を、再び土に埋める方法でもいいですし、未収穫のまま保存する方法もOKです。土の中で保存した場合は、2から3か月程度は日持ちさせられるでしょう。ただ、この保存方法は冬の期間限定。
春になって気温が上がると、菊芋から目が出てしまうので、春になる前に食べきってしまいましょう。
スポンサードリンク
菊芋を長持ちさせる保存方法とは?
菊芋を極力長持ちさせようとした場合、どんな保存方法がいいのでしょうか?季節の違いなどで分けてご紹介いたします。
夏と冬の保存の違い
菊芋は土の中で保存するのが最も長持ちです。ただ、前述した通り春から夏の間は、菊芋から芽が出てしまうので、土の中で保存は不可能です。冬の間は土の中で保存し、春になったらカットして冷凍保存するといいでしょう。冬の間に全てを食べきってしまうのが、最も理想的な保存方法になります。
包む新聞紙がない時は?
菊芋を保存する際には新聞紙でくるむのが最もおすすめです。しかし、新聞紙が手に入らない場合もあります。そういった時には「キッチンペーパー」を新聞紙の代用品に使う事が可能。新聞紙同様に土が付いたままの菊芋をキッチンペーパーにくるんで保存しましょう。
スポンサードリンク
菊芋を乾燥させて保存する方法!
菊芋の長期保存の場合、乾燥保存もおすすめです。
乾燥保存方法
菊芋を乾燥保存させる場合は、一度薄くスライスしてからざるに置いて天日干しします。完全に菊芋を乾かすと、1年程度日持ちするはずです。
乾燥菊芋の利用方法は?
乾燥させた菊芋は「炒め物」「天ぷら」などで食べると美味しいです。実は菊芋は油と相性がいいので、油を使った料理に入れて早めに食べきってしまいましょう。
栄養素はどうなる?
菊芋は乾燥させて保存しても栄養価はほとんど変わりません。長期間食べることが出来ないのであれば、乾燥保存も視野に入れておきましょう。
菊芋チップスの作り方
菊芋チップスは、乾燥させた菊芋を油で揚げて塩をふりかけるだけの簡単料理です。元々乾燥させているので、カラッと仕上がりやすいでしょう。
菊芋のきんぴらの作り方
乾燥菊芋は、30分間水で戻すだけできんぴらの具材にも使えます。通常のきんぴら同様に、ごま油で炒め、醤油や砂糖みりんなどで味付を行います。千切りにしたニンジンなどを加えると、より美味しくなるでしょう。
スポンサードリンク
菊芋の見分け方と選び方
菊芋は適切に保存しないと腐ってしまう事もあります。
腐っている場合の特徴
菊芋が腐ってしまうと、以下のような変化があります。
- 水分が増えてぶよぶよし始める
- かび臭いにおいがする
- 白いカビが生えている
こんな感じで、水っぽくなってきて明らかに劣化し始めます。この状態になった菊芋は食べない方がいいでしょう。
新鮮なものの選び方
菊芋を選ぶ際は以下の基準で選びましょう。
- 丸々と太った形をしている
- 皮にハリがある
ぱっと見で、元気な感じの菊芋を選んでおけば、鮮度は間違いないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は菊芋を正しく保存する方法を詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- 菊芋は土の中で保存するのが最も長持ち
- 菊芋は春になると芽が出てしまうので、早めに食べるのがおすすめ
こんな内容になっていました。菊芋を手に入れられた際は、適切な方法で上手に保存し、早めに食べきってしまいましょう。
スポンサードリンク