皆さんはクッキーを作ったことありますか?どのお菓子作りの本を見ても、必ず入ると言っても間違いないくらい有名なお菓子のクッキーですが、意外にもクッキー作りを失敗してしまう人も多いといいます。
今回はクッキーを作るにあたって一番失敗の多い「生地がまとまらない」時にどのように対処すればよいかについて紹介していきます!
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目次
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クッキーはお菓子作りの入門編
簡単だけど失敗も多い
お菓子作りの入門編と言われるクッキーですが、失敗も多いお菓子として有名なんです。なので作った時に失敗してしまっても過度に凹む必要はありませんよ!原因さえわかればすぐに改善することができるので、一緒におさらいしていきましょう!
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生地がまとまらない原因と対処法
クッキーの生地作りの工程は以下の4つに分かれていると言われています。
- ①材料の準備
- ②材料の計量
- ③混ぜ合わせる
- ④生地を寝かせる
材料に原因が?→馴染むのを待つ
生地がまとまらない理由に、「そもそも使う材料を間違えている」場合というのがあります。グラニュー糖の代用に別の砂糖を使用した場合は生地に馴染みづらくなったり、バターの代わりに他の液状の油を使った場合も馴染みづらくなったりするのです。
量に原因が?→状態を見ながら牛乳を足す
クッキー生地を作る際にミスが多い点として、「材料が少なすぎるか、多すぎる」という点が挙げられます。混ぜ合わせる前にしっかり計量して準備しておくと良いですね。クッキー生地がボソボソしている場合は薄力粉の量が多過ぎたのか、卵の量が少なすぎる場合があります。
牛乳を入れる時は生地の状態を見ながら少しずつ足していくとちょうどいい硬さになりますよ。
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混ぜ合わせに原因が?→バターの状態で変わる
材料を混ぜ合わせる手順も間違えてしまうとまとまりづらくなる原因になります。特にバターの状態が固いままだったり、溶けすぎてしまっていると生地に馴染みが悪くなりまとまりが悪くなることもあります。
②柔らかくなったバターをよくかき混ぜながらグラニュー糖を入れてさらによくかき混ぜます。
③ 卵を少しずつ入れます。卵を入れる際は分離しやすいのでハンドミキサーなどを使うと良いでしょう。
④薄力粉を少しずつ混ぜます。
⑤生地がなじむまで冷蔵庫に入れておきます。
⑥まだボソボソ感が残っている場合は生地をラップにのせて軽く揉み込んで見てください。
寝かせに原因があるかも→ラップでしっかり包む
生地が出来上がったらしっかり冷蔵庫の中で寝かせましょう。 しっかりラップに包んで寝かせることで、グルテンの力を弱めることができボソボソ感を減らすことができます。生地がダレて柔らかくなりすぎた場合も、その都度冷凍庫で寝かせてバターを固めることで元の生地に戻すことができます。
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知っておきたい材料の特性
お菓子作りでは材料の持つ性質や役割をしっかり知っておくことで簡単に作れるようになります。美味しくお菓子を作るには必須の知識ですので覚えておきましょう!
薄力粉
小麦粉には強力粉・中力粉・薄力粉の種類があり、原料の小麦の粒の硬さで分類されます。
この中でも薄力粉はグルテンの含有量が7%前後と比較的少なめの、軟質小麦から作られます。グルテンが少ないので粘りができにくく水分を加えてこねるとふんわりとした生地になるのが特徴です。若干ダマになりやすいといった特徴も持っています。
グラニュー糖
グラニュー糖は上白糖と似ていますが、粒の大きさが違います。グラニュー糖の方が粒子が細かく生地との馴染みが良くなります。クッキーなどのサクサクとした軽い食感のものに使用されます。一方で上白糖はしっとりとした食感のお菓子に使用されることが多いです。
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バター
お菓子のいい匂いを作り出すのがこのバターの特徴です。お菓子で使用する場合は有塩バターより無塩バターの方が生地のまとまりが良くなり使いやすいと言われています。バターは20℃程度で柔らかくなりお菓子作りに最適な状態になります。逆に溶かしすぎると、他の材料との馴染みが悪くなってしまうので注意しましょう。
卵
卵黄と卵白の違いは加熱した場合の膨らみ方です。卵黄は膨らまず、卵白のみ膨らみます。卵黄だけで作った場合は生地が固めになり、全卵を使った場合はふっくらした焼き上がりになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?あまり食材についての知識を勉強する機会はないと思いますので、この機会に是非覚えていてくださいね!
この記事をまとめると
- クッキー作りは初心者向けだが結構難しい!
- 生地がまとまらない理由は様々あるのでゆっくり丁寧に作ろう!
- 食材の特性を知っておくとお菓子作りに便利!
今回のように食品についての幅広い知識をシェアしております。他にもたくさんの記事を掲載していますので、よかったら是非ご覧になってみてください!
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