健康にいいと言われているキダチアロエ。どうやって食べたらいいかわからない方も多いのではないでしょうか?キダチアロエは正しく下処理をし、食べる量にも気をつける必要があります。
この記事では、そんなキダチアロエの食べ方や毒性について、おすすめのレシピを紹介しています。
キダチアロエは正しく摂取すれば健康や美容にとてもいい食品なので、この記事を参考にキダチアロエを美味しくいただきましょう。
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目次
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キダチアロエの食べ方は?
一番親しみのある食べ方と言えば、アロエヨーグルトでしょう。実はキダチアロエは、その他にさまざまな食べ方があるのをご存知ですか?
正しく下処理してお刺身で食べたり、お酒にしたりといろいろ楽しめます。キダチアロエはトゲがあるので、皮をむく前にしっかり取り除きましょう。
アロエはぬめりがあるので、気をつけながら皮を剥いてください。根は食べられませんが、葉肉と呼ばれる部分を食べることが可能です。この透明な部分を沸騰したお湯で1~2分茹でれば下処理が終わり、食べられる状態になります。
味はにがい?
日本で主に食用とされているのは「アロエベラ」です。アロエベラはアメリカが主な原産国で、大きく厚みがあるのが特徴です。
一方、厚みが薄く、非常にニガイのがキダチアロエ。その分薬効成分が高いという特徴もあります。ただし、これは皮を食べたときのことです。キダチアロエもアロエベラも基本的には味がないと言われています。
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健康への効果効能
キダチアロエの成分が使われている化粧水が販売されているように、キダチアロエは美容効果が期待できるとされています。
その他、便秘解消にもいいと言われており、キダチアロエにはさまざまな効果が期待できると言えるでしょう。
- 効果1:殺菌・抗菌
キダチアロエに含まれている植物フェノール成分やムコ多糖類が、殺菌・抗菌作用があると言われています。
日焼け後や傷口にアロエを塗るといいと言われているのはこのためで、ニキビの鎮静にも効果が期待できるとされています。 - 効果2:便秘
キダチアロエには胃腸を活性化させる効果があると言われています。そのため、キダチアロエを摂取すると便秘解消の効果が期待できるのです。
便秘解消だけでなく、胃もたれ防止や二日酔いの解消にもいいとされています。 - 効果3:美肌
前述の通り、キダチアロエには殺菌作用があるので、ニキビなどの肌トラブルを落ち着かせる効果が期待できます。
また、アロジエンという成分が、メラニンの生成を抑える働きをすると言われており、シミやそばかすの予防も期待できるでしょう。
透明な部分に多く含まれているムコ多糖類は保湿力が高く、乾燥肌の方にもキダチアロエは嬉しい食品です。
その他、ターンオーバーを整えたり、コラーゲンを活性化させたりと、女性に嬉しい効果が期待できます。
副作用
キダチアロエには、アロインという成分が含まれています。このアロインは子宮を収縮させると言われており、その結果早産や流産の可能性を高める可能性があります。
また、造血作用がある成分も含まれているので、月経過多を引き起こす場合も。女性や妊娠中の方は食べすぎに注意してください。
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毒性はある?
キダチアロエはさまざまな方法で食べることが可能です。そして健康効果も期待できますが、その一方で注意した方がいいこともあります。
ここでは、キダチアロエを摂取する際の注意点をご紹介します。
皮に注意
皮に多く含まれているのがアロイン。胃腸を活性化させてくれますが、この部分が非常にニガイので注意が必要です。
食べ過ぎにも注意
お腹がゆるくなる可能性があるので、食べすぎには気をつけましょう。はじめて食べる場合は少量ずつ摂取し、自分の適量を見つけるのがおすすめです。
特に妊娠中の方や幼児はアロエの食べすぎに気をつけてください。
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キダチアロエのレシピは?
キダチアロエはさまざまな食べ方があります。ここでは、アロエの苦味が苦手な方にもおすすめできるレシピをふたつご紹介します。
ヨーグルト
アロエと言えばアロエヨーグルトを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。朝食にもぴったりのアロエヨーグルト。自宅で簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
- アロエ(5~6本)の皮をおとし、沸騰させたお湯で3分茹でます。
- ゆでたアロエ・砂糖(大さじ5)・レモン汁(大さじ1)を別の鍋に入れ、シロップ状になるまで煮詰めます。
- 粗熱を取り、ヨーグルトを合わせていただきます。
煮詰める際は、必ず混ぜながら煮てください。
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シロップ漬け
アロエの苦味が苦手という方は、シロップ漬けがおすすめです。ヨーグルトはもちろん、パンやアイス・ドリンクに合わせても美味しくいただけます。
作り置きしておけば、気軽に手軽にアロエを楽しむことが可能です。
- 鍋に水(600ml)・砂糖(150g)・塩少々を入れ、砂糖と塩を溶かします。
- アロエを鍋に入れ、火にかけます。灰汁が出てきたら丁寧にすくい取ってください。
- 煮汁が沸いたら弱火にし、10分ほど煮込みます。
- 煮込み終わったら冷まし、容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。
お好みでレモン汁を足すのもいいでしょう。
まとめ
アロエの食べ方についてご紹介しました。アロエは整腸作用やダイエット効果など、身体に良い面もありますが、その一方で注意するべき点もある食品です。
摂取量を守り、美味しく健康的にアロエを楽しみましょう。
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