鰹節だしがらの活用法6選|ふりかけ以外の使い方・食べ方は?

最近はだしパックや顆粒だしも美味しいものが増えてめったにだしを取らなくなった人もいるかもしれませんが、たまに本格的にだしを取ったりすると、「このだしがら、勿体ないな…」という気持ちになりませんか?そこで今回は、

  • 鰹節のだしがらは食べられる?

  • 鰹節のだしがらの活用法が知りたい!

という人にピッタリな内容をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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鰹節だしのがらは食べる?食べない?

結論から言うと、鰹節のだしがらは食べることができます。だしを取ったら旨味があまり残ってないのでは?と思うかもしれませんが、1番だしを取っただけでしたら、旨味もしっかりあり、美味しく食べられます。

鰹節に含まれる栄養成分

実は、鰹節のだしを取った後のからには、鰹節の栄養がほとんどそのまま残っているのです!

  • タンパク質
  • DHA
  • EPA
  • アミノ酸

鰹節は脂質が少なくタンパク質が豊富です。だしがらになってもほとんどのタンパク質は残っていますよ。DHAやEPAは必須脂肪酸と呼ばれる成分で、私たちの体に欠かせない栄養素です。

DHAは免疫力を高め、高血圧を予防する働きなどがあるほか、記憶力を高め、認知機能を保つのにも効果があるとされています。EPAは脳卒中や心筋梗塞の予防に効果があり、生活習慣病を予防するのにいいとされています。

鰹節のだしがらにこれだけの栄養があると知ると、捨てるのは勿体ないと感じませんか?

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ふりかけ以外の鰹節だしがらの使い方

レシピ

だしがらをリメイクするにあたって、ふりかけにする人は多いですよね。フライパンで炒って調味料を和えるだけなので簡単ですが、毎回ふりかけにしてもつまらない…という人のための活用法をご紹介していきましょう。

マヨキャベツ和え

鰹節のだしがらには旨味がまだ残っているので、そのままサラダにして食べるのも美味しいです。千切りにしたキャベツとマヨネーズ・黒コショウと一緒に鰹節のだしがらを和えるだけで立派なおかずになりますよ。

鰹味噌

鰹節のだしがらを振りかけ以外のご飯のお供にするなら、鰹味噌がおすすめです。だしがらは水分を吸ってしっとりしているので、乾いた状態の鰹節よりも作りやすいですよ。

  1. 鰹節のだしがらは軽く絞って水気を切っておく
  2. お好みの味噌にみりん・だしがら・ニンニクチューブを入れて混ぜる

たったこれだけで美味しいご飯のお供になります。お酒のアテにしてもいいですね。

佃煮

鰹節のだしがらは、調味料を加えて佃煮にしてしまうのもいいでしょう。とくに、昆布と鰹節で合わせだしを取った場合は、両方のだしがらを使って佃煮にするのがおすすめです。

  1. 昆布は細切りにする
  2. フライパンに醤油・みりん・酒・砂糖を入れ煮立たせる
  3. 昆布と鰹節のだしがらを入れて、調味料をよく絡めながら煮る
  4. 水分が飛んだら、白ごまをふる

密閉容器に保存しておけば2~3日は美味しく食べられます。お弁当のご飯に乗せてもいいですね。

ハンバーグ

鰹節のだしがらには旨味がまだ残っているので、ひき肉に混ぜてハンバーグにするのも美味しいですよ。だしがらに含まれるDHAは記憶力を高める効果があるので、お子さんの試験前の晩御飯や、お弁当のおかずにもおすすめですよ。

味噌汁に入れっぱなしにする

お味噌汁のためにだしを取ったらそのまま具材として味噌汁にしてしまうのも栄養学的にはアリです。

きちんとザルで濾して取り除かないといけない、というようなレシピがおおいですが、食感が気にならなければそのまま入れっぱなしでも問題はないのです。

そのまま食べる

栄養が残っていると知ると捨てる気にはならなくなりますよね。でも、アレンジするのは面倒に感じる場合は、そのまま食べてしまいましょう。冷ややっこにのせたり、ごはんの上にのせてお醤油をかけて食べるだけでも十分美味しいですよ。

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鰹節は何回まで出汁が取れる?

鰹節は何回までならだしがとれる、という明確な決まりはありません。ですが、当然何回もだしを取ると旨味も香りも減っていきます。一般的には、「一番だし」「二番だし」と2回まではだしを取ることが多く、それぞれ料理によって使い分けられています。

一番だし

一番だしはその名のとおり、一番最初にとるだしのことです。一番だしの特徴は、

  • 色が濃い
  • 香りが濃い
  • ほんのりとした上品な味わい

香りと色が濃いですが、二番だしと比べると味が薄めで上品な味わいが特徴です。一番だしに向いている料理は、次のような繊細で上品な味わいの料理です。

  • お吸い物
  • 茶碗蒸し
  • 風呂吹き大根
  • 高野豆腐

★二番だし

二番だしは一番だしのだしがらで採るだしのことです。その特徴は次の通りです。

  • 色が薄い
  • 香りが弱い
  • 味が濃い
  • 少々の雑味がある

二番だしは一番だしのだしがらを煮詰めてつくるので、味が濃い分、雑味も出てしまいますから、濃い目の味付けの料理にすると美味しいですよ。

  • 炊き込みご飯
  • 肉じゃが
  • お味噌汁
  • うどん

二番だしをとったあとのだしがらも旨味や栄養が残っていますから、ぜひ捨てずに食べてくださいね。

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まとめ

いかがでしたか?鰹節のだしがらは栄養たっぷりで捨てるのはもったいないということが分かりましたね!今回の内容をまとめると、

この記事をまとめると

  • 鰹節のだしがらにはタンパク質・DHA・EPAなどが残っている

  • 鰹節のだしがらは鰹味噌や佃煮にすると美味しい

  • 二番だしのだしがらもまだ食べられる

という内容をご紹介してきました。毎日味噌汁のためにだしを取る人も少ないとは思いますが、週末の腕まくりメニューにだしを使った料理を作ってみてはいかがでしょうか?