カステラは健康に良い?洋菓子を食べるならカステラを食べよう! |

カステラは甘いお菓子ですが、実は体にいいという話を聞いたことはありませんか？今回は

カステラが体にいいって本当？
体にいい理由を具体的に
簡単なカステラの作り方

について解説していきますよ。

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1 カステラとは？
- 1.1 ポルトガルから伝来したお菓子
2 カステラは洋菓子より健康によい理由
3 カステラの作り方
- 3.1 材料
- 3.2 作り方手順
4 まとめ

カステラとは？

まずはカステラというお菓子について、基本的なことを解説します。

ポルトガルから伝来したお菓子

カステラは卵、糖類、小麦粉を主な原料としたお菓子で、16世紀末にポルトガルから長崎に伝わり、日本で独自に発展を遂げたものです。

現在欧米には「カステラ」というお菓子は存在しないため、しかたなく「和菓子」に分類されているようです。

カステラの語源は「カスティーラ王国」から来たとされる説が有力です。

カスティーラ王国とは、1035年から1715年までイベリア半島中央部（現スペイン）で栄えた王国のこと。

日本を訪れていたポルトガル人が日本人に菓子の名前を問われて、「カステラ王国のお菓子」（ボロ・デ・カステーラ）と答えたそうです。

それを聞いた日本人が、この菓子の名前は「カステラ」というのだと勘違いして、その名前が広がったのだとされています。

カステラにはたくさんの味や種類がありますが、中にははちみつを使って作る、はちみつカステラというものもあります。

はちみつを入れることで、まったりとした甘みと華やかな香りをプラスすることができます。

白砂糖が100％糖質であるのに対して、はちみつは糖類の中でも際立って栄養素が多く含まれている食品です。

ビタミン、ミネラルなどの必須栄養素に加え、酵素やアミノ酸、ポリフェノールなども一度に摂ることができます。

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カステラは洋菓子より健康によい理由

洋菓子を食べるよりもカステラを食べた方がいい、というのは事実なのでしょうか？解説していきますよ。

脂質が少ない

洋菓子はクリームや、スポンジをしっとりさせるためにたくさんの油脂を使用します。

それに比べてカステラは材料に油脂を使わず、卵と砂糖の性質だけでしっとり感を作り出します。

また日本で売られている洋菓子はあえて上質なものを選ばなければ、原材料に有害なショートニングやマーガリンが使われていることも。

そんな余計な油脂を摂ってしまう心配がないのも、カステラが体に良いと言われている理由のひとつです。

ビタミンやミネラルを摂取できる

カステラの主原料である卵にはたくさんのビタミンやミネラルが含まれています。

卵はとても体にいい食品なので、それを簡単に摂取することができるのがカステラの強みです。

疲労回復効果

カステラはトップアスリートが試合前などに食べると言われているほど、体に良い効果があるそうです。

その理由は、カステラが卵と砂糖を主原料として作られていることにあります。

卵は「完全食品」と言われるほど栄養価が高く、卵のタンパク質には健康な体づくりに欠かせない必須アミノ酸が豊富に含まれています。

そして砂糖の糖質には、瞬発力や一時的な疲労回復効果が見込めます。激しい運動で体内の糖質はすぐに消耗してしまうため、効率的に糖質を補う必要があるのです。

またカステラは軽く持ち運びもしやすいためどこでも手軽に食べやすく、トップアスリートからも支持されているんですね。

食べすぎには注意

ただしカステラは糖類が多いため、とても糖質が高い食べ物です。またいくら体にいいとはいえ、紛れもなく「お菓子」なので食べすぎには注意が必要です。

ただ「なんでもいいから甘いものが食べたい」ときなどには重宝します。

1本丸々はさすがに多いので、ひと切れだけと決めたておいたり小袋のものを選ぶようにしましょう。

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カステラの作り方

そんなカステラを、家庭でも作ってみたくはありませんか？ここからは簡単な作り方を解説していきますよ。

材料

カステラの材料はいたってシンプルです。家庭に常備してあるものばかりなので、思い立ったらすぐに作れるのも魅力ですね。

卵
はちみつ
小麦粉
ざらめ

さらめは底に敷いて焼くとじゃりじゃりしておいしいです。お好みであってもなくてもかまいません。

またはちみつは1歳未満の乳児には食べさせてはいけないため、そういう場合は他の糖類で代用が可能です。

カステラは洋菓子のベースに用いられるスポンジケーキとほぼ同じ材料、製法で作られます。

そんなカステラとスポンジケーキの決定的な違いは、油脂類が入っているかどうか。

スポンジケーキの生地をしっとりさせるために、油脂はとても重要な役割を果たしています。

一方カステラには油脂は一切使用せず、砂糖や水あめの保湿性によってしっとり感を作り出しているのです。

MEMO

1歳未満の乳児がいる家庭では、はちみつは使わないようにしましょう！