カスタードクリームが腐るとどうなるの?オススメの保存方法は冷凍?

皆さんはカスタードクリームはお好きですか?カスタードクリームといえばシュークリームの中に入ってるとても甘いクリームのイメージが強いですよね!

実はカスタードクリームは様々な場所に使われており、カスタードクリームという名前でなくともカスタードソースやカスタードプディングという名前でも活躍しています。

そんなカスタードクリームですが実はかなり腐りやすい食材なので、保存する際には細心の注意を払わなければなりません。

今回の記事ではカスタードクリームとはどのような食材なのか、カスタードクリームの保存方法、カスタードクリームが腐るとどのような状態になるのかについて解説していきたいと思います。 

スポンサードリンク

カスタード=卵を使った甘いクリームではない!

日本でカスタードと言うと、卵をたくさん使った甘いカスタードクリームを思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、実はカスタードという言葉は卵に牛乳・砂糖・香料を加えて加熱して凝固させたものという意味があるので、カスタード=カスタードクリームというわけではありません。

例えばカスタードソースといえばまた違ったものになります。

卵を牛乳や生クリームなどで伸ばして沸騰させない程度に加熱して、半固形状にしたものを全てカスタードといい、その形状がソースのようなトロッとした状態ならカスタードソース、クリームのようにふんわりとした半固形状であればカスタードクリームという名前がつけられます。

スポンサードリンク

カスタードクリームは傷みやすい!

カスタードクリームは卵を使用しているため、作成してからすぐに傷んでしまうと言われています。では次はカスタードクリームの保存期間について解説していきます。

冷蔵保存した場合の保存期間

カスタードクリームを冷蔵で保存した場合は「1~2日」程度もつと言われています。ただしカスタードクリームを作る工程であったり卵などの材料の影響によっても若干前後しますので、基本的には保存せずに当日中に食べきる意識を持っておいた方が良いでしょう。

冷蔵でカスタードクリームを保存する方法はタッパーがジップロックを使う方法がおすすめです。空気に触れてしまうと早く傷んでしまうので、なるべく容器に入れたら空気を抜いて保存するようにしましょう。

また水滴が入ってしまうとそこから雑菌の繁殖が進んでしまうので、なるべくきれいな状態にして保存する意識を持っておきましょう。

冷凍保存した場合

カスタードクリームは冷凍保存することができます。冷凍保存をうまく使えば「3~4週間程度」保存することができるようになります。

冷凍保存するときも基本的には、先ほど紹介した冷蔵保存の方法と同じで大丈夫です。しっかりと空気を抜いた状態で冷凍保存ができる密閉容器に入れて保存するようにしましょう。

カスタードクリームは周囲の食べ物の匂いを吸いやすいので、冷蔵庫内では臭いの少ない場所に置いておきましょう。あまりに長く冷凍保存してしまうと冷凍庫特有の嫌なニオイが染みついてしまうので、冷凍したとしてもなるべく早く食べきる意識を持っておきましょう。

カスタードクリームの解凍方法は?

冷凍したカスタードクリームを解凍する場合は、必ず冷蔵庫内で自然解凍させるようにしましょう。

使いたい2時間くらい前に凍ったものを冷蔵庫の中に移してゆっくりと回答していきます。半解凍程度で留めておくとシャーベット状になるので、そのまま食べることもできます。もし消費しきれないのであれば、シャーベットにして食べることも検討しましょう。 

スポンサードリンク

期限が切れたカスタードクリームは食べることができる?

保存期間が切れてしまったカスタードクリームは基本的には使うことができません。というのもカスタードクリームの原料は卵や牛乳といった非常に傷みやすいものが使われているからです。

手作りをする場合でも販売されているものを購入した場合でも、どちらも期限切れのものに関しては衛生的に心配がありますので絶対に食べないようにしましょう。

腐ったカスタードを食べるとどうなるの?

もし傷んでしまったカスタードクリームを口にしてしまうと、以下のような症状が出る場合があります。

  • 腹痛
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱

基本的には胃の中の胃酸が、細菌を退治してくれるのですが、免疫力が下がっている時であったり、高齢者や小さな子供、妊娠中の方などの免疫力が低くなっている状態の方が食べてしまうと大きな食中毒症状を引き起こしてしまう可能性があります。

リスクを取ってまで食べる必要はないと思いますので、期限が切れてしまったカスタードクリームは残念ですが破棄しましょう。

スポンサードリンク

カスタードクリームって腐るとどうなるの?

次はカスタードクリームが腐るとどのような変化を引き起こすのかについて見ていきましょう。

  • カビが生える
  • 分離する
  • 鼻をつくような異臭がする
  • 食べた時に舌を刺すようなピリピリとした刺激を感じる
  • 黒や茶色に変色している

上記のような場合は細菌による腐敗がかなり進んでいる状態です。このような状態のカスタードクリームは絶対に食べないようにしましょう。

カスタードクリームは生地の中に使われていることが多いので、外側だけ見ても中身の状態を確認できません。もし期間がぎりぎりで食べられるかどうか確認したいのであれば、しっかりと中身のカスタードクリームを確認してから口に入れるようにしましょう。

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • カスタードという言葉は卵と牛乳と砂糖などを入れて作る食材の総称を言う
  • 出来上がりの状態によってカスタードソースやカスタードクリームなどの名前に変わる
  • カスタードクリームは卵を多く使用しているため傷みやすい
  • 冷蔵庫で1~2日保存することができるがなるべく作成した当日に消費するのが良い
  • どうしても消費できないのであれば冷凍保存を活用しよう
  • 腐ったカスタードクリームを食べてしまうと食中毒を引き起こしてしまう可能性がある

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

スポンサードリンク