カリーノケールと言うとどのような野菜かを想像するのはなかなか難しいですよね。私たち日本人にとってケールという野菜は、まだあまり馴染みがない野菜です。しかしとても栄養価に優れており、毎日の食習慣に取り入れてほしいぐらい優秀な野菜なんですよ！
今回の記事では、
- ケールとはどのような野菜なの？
- カリーノケールって何？
- カリーノケールの美味しい食べ方
- カリーノケールの栄養や効能
これらについて解説していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
|
ケールってどんな食材？
ケールは地中海原産の野菜で、日本へは江戸時代に伝わり明治時代初期から栽培されるようになりました。意外にも歴史は長いのです。
スポンサードリンク
キャベツの一種？
キャベツと同じアブラナ科の植物で品質としてもキャベツに近いのですが、キャベツと違い葉が巻かないタイプです。葉がゴムのように硬いものや、柔らかいものがあり、苦味が強いイメージがありますが冬に成長するケールには甘みがあるので比較的食べやすいものもあります。
葉はひらひらとフリルのようになっており、縁はやや内側に巻いているものや、フラットなものなど様々です。
スポンサードリンク
カリーノケールってどんなもの？
カリーノケールとは葉に切れ込みが入り、その葉のふちがパセリのように細く入れるタイプのケールのことを言います。
カリーノケールはその他にもカーリーケールと呼ばれているケールであり、若干の苦味を感じるケールの中でも苦味が少なく甘みが強いとても食べやすいケールです。
葉っぱの厚みはサニーレタスを少し熱くしたような感じと言われており、見た目がゴワゴワしているので食べづらそうに感じるかもしれませんが、実際は葉先が縮れていてゴワゴワしているように見えるだけでとても食べやすいケールです。
葉先の縮れにドレッシングがよく絡むのでサラダに最適なケールと言えそうですね！
スポンサードリンク
ケールの栄養とは?
ケールは青汁にも使われている栄養豊富な野菜で、ビタミン類・ミネラル類を全般を幅広くカバーしています。特に、βカロテンの含有量は小松菜に匹敵します。また、強い抗酸化作用を持つビタミンA・C・Eが豊富で、美肌効果やシワの抑制などアンチエイジングにも効果的です。
- β-カロテン：β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
- 葉酸：葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
- ビタミンK：ビタミンKは、骨の形成に関わり、ビタミンDとともにカルシウムを取り込むことを助けます。加えて、体内の傷を治すプロトロン
- ビタミンC：ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- ビタミンA：ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
- ビタミンE：ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
スポンサードリンク
ケールを食べることで期待できる効果･効能とは
ケールに含まれるビタミンA・C・Eは、抗酸化作用によりがんなどの生活習慣病予防にも繋がります。このビタミンACEは最強の組み合わせといわれており、お互いの効果を高めてくれ、高い効果を発揮します。老化の原因となる活性酸素と戦う働きもあるので、シワやしみ・美肌などアンチエイジング効果も期待できます。
さらにβカロテンには殺菌が体内に侵入するのを防ぐ働きがあるため、免疫力を上げて風邪予防にも効果があります。葉酸は妊娠初期から胎児の形成に欠かせないので、妊婦さんは進んで摂りたい栄養素です。
＜ケールの効果・効能＞
- がん予防
- しわ/しみなどの抑制
- 免疫力アップ/風邪予防
- アンチエイジング効果
- 睡眠
- 便秘解消
ケールには「メラトニン」という成分が含まれており、睡眠をよくする効果を持っています。メラトニンは睡眠薬にも使われる成分で、寝る前に摂ることで寝やすく、安眠できるといった働きがあります。ケールにはメラトニンが含まれているので、睡眠の質をよくし、安眠しやすくなる効果も期待できます。
スポンサードリンク
カリーノケールのオススメの食べ方とは?
では最後にカリーノケールのおすすめの食べ方について解説していきたいと思います。
サラダに一番合う！
冒頭でも説明しましたがカリーノケールは葉っぱの先が縮れているためドレッシングが絡みやすく、苦味やエグみが少ないケールなのでサラダとの相性が一番良いと言えます。
さらに生のまま食べることでケールの栄養素を余すことなくしっかり摂取することができるというのも大きなメリットですね！
天ぷらもおすすめ！
最後はケールの天ぷらです。あまりイメージがないかもしれませんがケールの天ぷらは大人の味でとっても美味しいんです。ケールに薄く衣をつけたら、パリとするまで揚げましょう。サクサクとするので生で食べるのが苦手な方にはオススメです。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか？今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ケールは地中海産の野菜で日本には江戸時代頃にやってきた
- カリーノケールとは葉っぱの先っぽが縮れている特徴的なケールのこと
- カリーノケールは通常のケールに比べて苦みやえぐみが少なくとても食べやすい
- カロテンやビタミンなどが豊富に含まれておりとても健康的
- メラトニンという成分が睡眠を良くしてくれる
- サラダや天ぷらにして食べるのがおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク
