梅干しと言えば、柔らかい状態で漬けられる完熟梅干しと、カリカリの状態に仕上げる「カリカリ梅」があります。今回はこの中でも「カリカリ梅」の保存方法について以下のような事を解説していきます。
- カリカリ梅の賞味期限はどれくらいなのか?
- カリカリ梅はどうやって保存すればいいのか?
- カリカリ梅が腐ってしまうと、どんな状態になるのか?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、カリカリ梅の保存方法について徹底的に理解を深めていきましょう。
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目次
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カリカリ梅の賞味期限は?
カリカリ梅の賞味期限の目安とはどれくらいなのでしょうか?また、カリカリ梅とはどんな魅力がある食べ物なのかも、併せて見ていきましょう。
カリカリ食感や爽やかな風味
カリカリ梅は「カリカリした食感」と「爽やかな梅の風味」が魅力の食べ物です。昔ながらの完熟梅干しには大量の塩が使われていますが、カリカリ梅には基本的に塩分濃度が濃くないです。なので、強烈な塩辛さよりも、梅自体の適度な香りを感じやすいでしょう。
その他、青梅を使って作っているので、カリカリした仕上がりになっています。
賞味期限の目安
市販されているカリカリ梅の賞味期限は「およそ半年から一年程度」とされています。通常の完熟梅であれば、沢山の塩を使って漬け込んでいるので、100年以上も日持ちすると言われていますが、カリカリ梅は塩分が基本的に控えめです。
なので、半年から一年くらいしか保存できないと思っておきましょう。さらに、この賞味期限の期間は「製品が未開封の場合のみ」です。開封してしまうと、賞味期限は短くなるので注意しましょう。
開封後は早めに
市販されているカリカリ梅を開封した際は、冷蔵庫で保存し「なるべく早めに」食べましょう。どれくらい日持ちするのかは、購入したカリカリ梅によって異なりますが、未開封の状態よりもかなり短いです。
それも、冷蔵庫に入れないと保存できないはずなので、必ず保存容器に移し替えて、冷蔵保存してください。古くなったカリカリ梅が見つかった際は、食べるか食べないかの判断を自己責任でしましょう。
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保存方法
カリカリ梅はどうやって保存するのがいいのでしょうか?「常温」「冷蔵」「冷凍」の3つのパターンでご紹介していきます。
常温の場合
まず、常温保存の場合です。常温保存できるのは、市販のカリカリ梅で、「要冷蔵」の表記がないタイプのみになります。要冷蔵の表記があった場合には、必ず冷蔵庫に入れて保存しなければいけないので、注意してください。
さらに、常温で保存できるタイプでも、一度パッケージを開けてしまったら、冷蔵庫で保存したほうがいいです。空気と触れることで、段々と劣化が進んでしまうので、腐りやすくなってしまいます。
冷蔵の場合
次に冷蔵で保存する場合です。市販されているカリカリ梅を冷蔵保存する時は、密閉性の高い保存容器に移してから冷蔵するのがいいでしょう。出来るだけ冷蔵庫内の空気と触れないようにした方が、長持ちするはずです。
一度開封してしまったカリカリ梅は、絶対に冷蔵しないといけないので覚えておきましょう。また、自宅で手作りしたカリカリ梅は保存料が入っていないため、冷蔵保存がおすすめです。
冷凍の場合
もし、カリカリ梅を長期的に保存したいのであれば「冷凍保存」も出来ます。ただ、冷凍保存して解凍すると、果肉が柔らかくなってしまい、カリカリ食感が失われます。冷凍保存するのは、最終手段だと思っておきましょう。
基本は、開封したら冷蔵保存し、早めに食べきられることをおすすめします。ちなみに、冷凍保存をする際は、ジップロックなどのフリーザーパックに空気が入らないように入れて冷凍するといいでしょう。液まで一緒に入れて凍らせましょう。
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腐るとどうなる?
カリカリ梅は腐ってしまうとどうなるのでしょうか?また賞味期限が切れると食べられないのでしょうか?
賞味期限切れは危険
カリカリ梅の賞味期限が切れてしまうと、かなり品質は落ちてしまいます。ただ、賞味期限は消費期限とは違い、「美味しく食べられる期間」なので、すぐに食べられなくなることはありません。賞味期限の1.2倍程度の期間は食べられるでしょう。
とはいえ、梅の状態は劣化が進んでいる可能性が高いので、状態をよく見て、腐っていないかどうかを確認して食べましょう。
腐った時の見分け方
カリカリ梅が腐ってしまうと、以下のような症状が現れます。
- 白っぽい綿のようなカビが生える
- 明らかに変な臭いがする
- 梅酢の色が茶色く濁っている
- ドロドロになっている
こんな状態になっている場合は、高確率で腐っているので、食べないことをおすすめします。すぐに廃棄してしまいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はカリカリ梅の賞味期限について、色々なことを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返ってみましょう。
この記事をまとめると
- カリカリ梅は半年から一年程度賞味期限がある
- カリカリ梅は開封後は必ず冷蔵保存する
- カリカリ梅が賞味期限間近の場合は、腐っていないかどうかを見分けて食べる
こんな内容になっていました。もしカリカリ梅を買われる時は、腐っていないかどうかによく注意して、最後まで安全に食べきってしまいましょう。
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