辛いものを食べた後の腹痛下痢の原因はカプサイシン!カゼインで対策

韓国料理など最近では、辛いものが多くなってきていますよね。しかし、辛いものを食べた後に腹痛や下痢が起きることがありませんか。辛いものを食べた後の腹痛が起きる原因はなんでしょうか。この記事では、

  • 空前の激辛ブーム
  • 腹痛や下痢の原因
  • 辛いもの対策

以上について解説していきます。辛いものによる腹痛や下痢の原因から対策方法をご紹介していくので、よく体調不良を起こす人はぜひこの生地を参考にしてください。

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空前の激辛ブーム

よくテレビでも激辛特集が組まれているように、世間では空前の辛いものブームです。では、なぜここまでブームが起きているのでしょうか。

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世間は空前の激辛ブーム

テレビや動画配信でも、激辛料理を食べる企画が多くあるほど世間が空前の激辛ブームです。よく夏の時期にあえて激辛を食べることで汗を書いて発散するなどはあります。

しかし、加えて激辛はストレスを発散させてくれる効果もあります!辛いものを食べてスッキリさせたり刺激が欲しいと感じたりすることが多くなったため、ブームが起きているのでしょう。

世の中に溢れる辛いもの

実は、世の中には辛いものが沢山溢れています。

  • 麻婆豆腐
  • キムチ
  • 坦々麺
  • スンドゥブチゲ
  • カレーライス
  • チーズタッカルビ
  • トッポギ
  • トムヤムクン

参考:みんなのランキング(https://ranking.net/rankings/best-hot-foods

辛い料理では、やはり韓国系の食べ物が多くを占めています。しかし、そもそも辛いものが好まれる理由はなんでしょうか。

辛いものが好まれる理由

では、なぜ辛いものが好まれるのかというと「β―エンドルフィン」というホルモンが関係しています。β―エンドルフィンは、快楽ホルモンとも呼ばれているもので美味しいものを食べた時に分泌されます。

このホルモンが分泌されると「幸せだ」と脳が感じるため、辛いものが好まれる理由の一つになるでしょう。

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腹痛や下痢の原因

しかし、一方で辛いものは食べ過ぎると腹痛や下痢を引き起こします。では、辛いものを食べた後に腹痛などを引き起こす原因は一体なんでしょうか。

カプサイシン

辛いものを食べて腹痛や下痢を起こすのは「カプサイシン」という成分が原因です。カプサイシンとは、唐辛子などに入っている成分で辛味の原因となるものです。このカプサイシンが入っている量が多ければおおいほど、辛くなっていきます。

カプサイシンの効能や副作用

カプサイシンは、末梢血管まで血流を良くしてくれるため、体を温めてくれる働きを持ちます。また、血流を良くしてくれるので新陳代謝が活発になり、老廃物の排出も促してくれますよ。

ですが、カプサイシンにより胃や腸の粘膜が傷つけられるため、下痢や腹痛が引き起こされます。

カプサイシンを含む食べ物

カプサイシンにはこのような食べ物に含まれています。

  • 唐辛子
  • キムチ
  • カレー
  • ラー油

以上のような、辛いものの食べ物に入っています。

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辛いもの対策

しかし、一方で辛いものが苦手という人もいますよね。辛いものを食べる時の対策で、おすすめはこちらです。

カゼイン

辛いもの対策でおすすめは「カゼイン」が含まれている飲み物や食べ物を取ることです。カゼインは、リンタンパクの一種の成分で酪素とも言われています。

こちらが、カプサイシンの辛味を抑えてくれる効果もあるため辛いものを食べる時は、水ではなく牛乳などを飲むようにしましょう。

カゼインの効能や副作用

カゼインには、カルシウムの吸収を抑えたり免疫力を向上させたり、健康につながるような効果を持っています。しかし、消化できないタンパク質なので腸内に刺激が加えられると炎症を起こす場合があります。

そのため、牛乳アレルギーの原因に繋がります。

カゼインを含む食べ物

カゼインを含む食べ物はこちらです。

  • 牛乳
  • チーズ
  • ヨーグルト
  • 母乳
  • スキムミルク

カゼインは、乳製品などに多く含まれています。特に牛乳には、カゼインが含まれている量が80%を占めています。

水はかえって逆効果

辛いものを食べた時に、水を飲めばマシになるイメージがありますがこれは反対に逆効果であるのをご存知ですか。水には辛味を抑える成分が入っておらず、反対に水の面積によって口全体に広がり、かえって辛味を悪化させます。

テレビの企画でも、水ではなく牛乳や飲むヨーグルトなどが用意されていますよね。このように、水は逆に悪化させるため、辛いものを食べる時はカゼインが入った飲料を一緒に飲むと良いでしょう。

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まとめ

辛いものを食べた後に腹痛や下痢を起こす原因は、辛味成分であるカプサイシンです。

この記事をまとめると

  • 辛いものが好まれる理由は、快楽ホルモンと呼ばれる美味しいものを食べた時に出てくる成分によるもの
  • 食べた後に腹痛や下痢が起きるのはカプサイシンが原因
  • カプサイシンは、唐辛子やキムチなどに入っており血流をよくして体を温めてくれる効果がある
  • 辛いものを食べる時は、カルシウムの吸収を抑える効果を持つカゼインが含まれている飲食物をとると良い

腹痛や下痢は、カプサイシンの過剰摂取により胃や腸の粘膜が傷つけられて起こります。辛いものを食べたあとは、気持ちもスッキリしてストレスの発散にもなりますが、食べ過ぎには注意をしましょう。

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