唐揚げのブライン液がしょっぱい?デメリットは?つけすぎ?効果は?

「ブライン液」というお肉を劇的に柔らかくしてくれる液体をご存知ですか?鶏胸肉のようなパサつきがちなお肉でも、ブライン液に漬けこんでから調理すれば驚くほどジューシーで柔らかい食感に仕上がるのです。「ブライン液」という名前だけ聞くと、作り方がなんだか難しそうに感じますが、作り方も意外と簡単なんです。今回は、

  • ブライン液とは
  • しょっぱくなってしまうことはあるの?
  • 漬け込み時間は??

についてご紹介させていただきます。

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ブライン液の特徴

ブライン液とはどのようなものなのでしょうか?以下に記載させていただきます。

ブライン液とは?

ブライン液とは、水に塩と砂糖を溶かした調味液のことを言います。鶏むね肉のよくなパサつきやすいお肉でも、ブライン液に漬け込んでおくとしっとり柔らかくなります。そのため欧米では、鶏肉やターキーを柔らかくするのに使われてきました。また、鶏肉だけではなく豚肉や牛肉・などにも使うことができます。ブライン液の材料は、水・塩・砂糖だけ。塩だけを入れても大丈夫ですが、砂糖を入れた方がよりお肉を柔らかくしてくれます。旨みや甘みなどとアップしてくれる効果が期待できますよ♪

ブライン液のメリット・効果

ブライン液には、食材をしっとりと柔らかくジューシーに仕上げてくれるといメリットがあります。ブライン液に含まれる水・塩・砂糖にはそれぞれ以下のような効果があると言われています。

  • 水・・・食材に水分を含ませて柔らかくしてくれます。
  • 塩・・・食材の表面をコーティングして旨みを逃さない・食材に入った水分を閉じ込めるてジューシーにしてくれる働きがあります。
  • 砂糖・・・食材のたんぱく質と水分を結びつけて加熱による縮みや凝固を抑えてくれる・臭みを取る・肉の中の水分を逃げにくくしてしっとりジューシーに仕上げてくれる働きがあります。

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ブライン液がしょっぱい原因

ブライン液がしょっぱい原因はなんなのでしょうか?以下に記載させていただきます。

水と塩だけで作られている

ブライン液は、砂糖も入っているものもありますが、水と塩だけでつくられているものもあります。そのためしょっぱく感じるのでしょう。

漬け込み時間が長すぎる

ブライン液の漬け込み時間は、漬け込むお肉の大きさにもよりますが、鶏胸肉をそぎ切りにしたものであれば大体1~2時間がベストです。しっとり柔らかく仕上げたいからといって、あまり漬け込みすぎてしまうと仕上がりがしょっぱく感じてしまうかもしれません。

しょっぱい時の対策法は?

ブライン液で漬け込んだお肉に塩味が残ってしまってとてもしょっぱくなってしまった!という場合には、ブライン液を作る時に塩だけしか使っていないことが原因の可能性もあります。砂糖を加えた方が、塩だけで作るブライン液よりもしっとりと旨味を凝縮したお肉に仕上がりますので、ぜひ砂糖を入れたブライン液を作ってみてください。

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ブライン液の作り方・使い道

それではここからは「ブライン液の作り方や使い道」についてご紹介させていただきます。

材料・作り方

ブライン液の材料は、漬け込む鶏肉が2枚の場合は、水200ml・塩10g・砂糖10gになります。作り方は、この材料を混ぜ合わせるだけととっても簡単です。

主な使い道

  • 唐揚げ・・・唐揚げはブライン液に漬けると下味がしっかりつくので調味料がほとんど必要なくなり、水気を切って小麦粉や片栗粉をまぶして揚げるだけで表面はカリッと中はジューシーに仕上がります。
  • 豚肉の生姜焼き・・・あらかじめブライン液に漬けてから焼くだけで、いつもの生姜焼きが柔らかくジューシーに仕上がります。あまり長時間漬けこまないことと焼く前にしっかり水分を拭き取ることがポイントです。
  • 牛肉のステーキ・・・かみごたえのある赤身肉や輸入牛肉などでも、ブライン液に漬けこんでから焼けばまるで高級肉のような味わいになります。

漬け込む時間の目安

ブライン液の漬け込み時間は、漬け込むお肉の大きさにもよりますが、鶏胸肉をそぎ切りにしたものであれば大体1~2時間がベストです。しっとり柔らかく仕上げたいからといって、あまり漬け込みすぎてしまうと仕上がりがしょっぱく感じてしまうかもしれません。

ブライン液が使える料理の一覧

先ほどご紹介した使い道に加えて、ローストビーフや鶏胸肉のオーブン焼きなどにも使うことができます。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ブライン液とは、水に塩と砂糖を溶かした調味液のことを言う、鶏むね肉のよくなパサつきやすい肉でも、ブライン液に漬け込んでおくとしっとり柔らかくなる。そのため欧米では、鶏肉やターキーを柔らかくするのに使われてきた。また、鶏肉だけではなく豚肉や牛肉・などにも使うことができる。ブライン液の材料は、水・塩・砂糖だけ。塩だけを入れても大丈夫ですが、砂糖を入れた方がよりお肉を柔らかくなる。旨みや甘みなどとアップしてくれる効果が期待できる。
  • ブライン液で漬け込んだお肉に塩味が残ってしまってとてもしょっぱくなってしまった!という場合には、ブライン液を作る時に塩だけしか使っていないことが原因の可能性もある。砂糖を加えた方が、塩だけで作るブライン液よりもしっとりと旨味を凝縮したお肉に仕上がる。
  • ブライン液の漬け込み時間は、漬け込むお肉の大きさにもよるが、鶏胸肉をそぎ切りにしたものであれば大体1~2時間がベストである。しっとり柔らかく仕上げたいからといって、あまり漬け込みすぎてしまうと仕上がりがしょっぱく感じてしまう可能性もある。