乾燥きくらげは、中華料理やスープなどに使える食品ですが、水で戻せば加熱しなくても食べることはできるのでしょうか?乾燥きくらげをそのまま食べられるかどうかや、生きくらげの生食について着目しました。今回は、
- 乾燥きくらげはそのまま食べられる?
- 生のきくらげは生食できる?
これらのテーマについて紹介いたします。
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乾燥きくらげはそのまま食べられる?
乾燥きくらげは、名前のとおりきくらげを乾燥させたものです。水で戻すことでぷるぷるの食感に戻り、炒め物やスープの具材として重宝します。
きくらげは日本や中国などのアジア地域に分布している「きのこ」の一つで、江戸時代には既に食べられていたことがわかっています。
漢字では「木耳」と書きますが、きくらげの形が耳に似ていて、木に生えることが由来となっています。「きくらげ」という名前に関しては、食感が海の「くらげ」に似ていることが由来しています。
乾燥きくらげをそのまま食べられるかどうかですが、 水で戻せば加熱しなくても食べることができます◎ 水で戻しただけのきくらげは、酢の物やサラダなど冷たい料理に使えるので便利です。
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戻し方
乾燥きくらげは、基本的に下処理として水で戻す必要があります。水で戻さないとカチカチなので美味しくありません。戻し方には、これらの方法があります
- ぬるま湯に20分漬ける
- 水に一晩漬ける
時短で戻したい場合は、ぬるま湯に漬ける方法がおすすめです。水でも戻すことはできますが、完全に戻るまでに5〜6時間かかってしまいます。翌日に使う分を前日から準備しておきたい時には、水で戻す方法も良いかもしれません。
そのままスープに入れても大丈夫?
“乾燥きくらげをそのままスープに入れて煮込めば戻せる?”と思うかもしれませんが、乾燥きくらげは熱湯に入れると戻しムラができやすく、柔らかいところと硬いところができてしまいます。
弱火でゆっくり加熱する場合はそのままでも戻せますが、グツグツ煮ているスープでは均一に戻せないので注意しましょう。
生のきくらげはそのまま食べても大丈夫?
生きくらげの旬の時期は6〜9月で、この時期になるとスーパーでも生のきくらげが販売されます。加熱調理をするイメージのあるきくらげですが、きくらげは生で食べることができます。生きくらげを美味しく食べる方法には、どんな下処理と料理があるのでしょうか?
下ごしらえ
- 石づきをカットする (※ハサミを使うと簡単)
- 軽く水洗いし、ペーパーで水分を拭き取る
- 沸騰したお湯で30秒ほど湯通しする
生きくらげの下処理の手順はこの3つになります。炒め物などしっかり加熱調理する場合は、3の湯通しは不要です◎
生きくらげの食べ方
酢の物
引用:楽天レシピ
生きくらげの酢の物は、お酢の酸味が美味しい夏にぴったりなさっぱりメニューです。きゅうりやタコ、トマトなどお好みの具材と合わせて和えるだけ◎ 簡単な時短メニューでもあります。きくらげは、きゅうりと合わせて細切りにすると食感が良いですよ。
生きくらげ豚肉卵
中華料理の人気メニュー、卵と豚肉の炒め物+きくらげです。家ではなかなか作らないメニューかもしれませんが、豚肉・卵・きくらげさえあれば作ることができるので簡単ですよ。油をたくさん使うことで卵がふわふわになります◎
生きくらげスープ
こちらも中華料理の定番ですが、きくらげは生のままでも食べられるので、下処理後そのままポンと入れるだけでOKです。わかめや卵などの具材と合わせて、食物繊維・ミネラルたっぷりの健康スープを作りましょう。乾燥きくらげと違って戻しムラを気にする必要がないのが便利です◎
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まとめ
この記事をまとめると
- 乾燥きくらげは水で戻せばそのまま食べられる
- 熱湯で戻すと戻しムラができてしまうので、ぬるま湯or水で戻すのが正解
- 時短で戻す方法は『ぬるま湯に20分漬ける』
- 生きくらげの旬は6〜9月で、そのまま食べることができる
乾燥きくらげは水で戻せばそのまま食べることができるので、サラダや酢の物などさっぱりした料理に使ってみましょう。食物繊維が豊富で便秘解消効果もあるので、ぜひ食べてみてくださいね。
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