韓国海苔の食べ過ぎはどれくらいから?体に悪いって本当?栄養は?

韓国のりって本当に美味しくて、1パックならペロッと食べきっちゃいますよね。ですがそこそこ塩気もあって、なんとなく食べ過ぎると体に悪そうだな~と感じてしまう食材でもあります。

では韓国海苔の食べ過ぎはどれくらいからなのでしょうか、食べ過ぎてしまうとどんな影響があるのでしょうか。

今回の記事では、

  • 韓国海苔ってどんな食材?
  • 食べ過ぎると体に悪いの?
  • 韓国海苔の栄養は?
  • 1日の目安量は?

これらについて解説していきたいと思います。 

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韓国のりってどんな海苔?

韓国のりは日本ののりと違って、板状態にした時に大きければ大きいほど、大きな穴があるほど高級品となります。韓国のりは、ごま油の香ばしい風味とほど良い塩気が特徴です。

ごま油だけではなく、えごま油やオリーブ油、グレープシードオイルなどいろんな種類の油を塗ったものがあります。

一番香ばしいのはやはりごま油ですが、アンチエイジング効果が期待されるえごま油や、のりの味を引き立てるオリーブ油など、オイルによって風味や効果が違います。

韓国のりは、そのままでもおいしく食べられるカットタイプが主流です。ミネラル類やビタミン類が含まれており、美容と健康に気を遣っている方でも食べやすいです。

幅広い用途に使えて便利です。主な用途は以下の通りです。

  • お酒などのおつまみ
  • おにぎりやチーズを巻いて食べる
  • サラダ
  • スープ
  • ラーメンのトッピング

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食べ過ぎると体に悪いの?

韓国海苔はとても美味しいご飯のおかずにピッタリの食材ですが、一度食べたことがある人なら分かる通り一枚食べたら何枚でも食べられるくらい止まらなくなってしまいます。

しかし韓国海苔を食べ過ぎることによって塩分過多になってしまったり消化不良を引き起こして下痢や腹痛、便秘などを引き起こす可能性があります。

食べ過ぎると塩分過多に?

韓国海苔1パックに含まれる塩分は約0.2gほどです。 2020年版の日本人の食事摂取基準では1日の塩分摂取量を成人男性では7.5g、成人女性では6.5g未満としています。

一度に何十個も食べなければ全く問題はありませんが、他の食品からも塩分は摂取するので数パックの韓国海苔を食べただけで1日の塩分摂取量を超えてしまう可能性がありますので食べ過ぎには注意しましょう。

目安は韓国のりなら1日1パックまで、日本の焼海苔なら2~3枚程度にしておくと良いとされています。

食べ過ぎると消化不良に?

韓国のりだけではなく日本製の焼き海苔でも起こる現象ですが、海苔には食物繊維が豊富に含まれているので胃や腸に長く留まる性質があります普段からお腹の弱い方が消化に時間のかかる海苔を一度に大量に摂取してしまうと、人によっては便秘や下痢を起こしてしまうことが考えられます。

ちなみに韓国料理などに含まれる食物繊維はとても身体に良い食物繊維とされており、適切な量を食べるのであれば健康を維持するためにとても有効に働きます。

食物繊維はお腹に良いんじゃないの?
食物繊維には大きく分けて「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があります。水溶性食物繊維は糖やコレステロールの吸収を抑える効果や、便を柔らかくする効果が知られていますが、水溶性食物繊維をとりすぎてしまうと、腸にある水分を集めすぎてしまい便を柔らかくし過ぎて下痢の原因になってしまうことがあるのです。

 

一方で不溶性食物繊維には、便のかさを増し、腸を刺激することで排便を促進する効果があります。しかし、もともと便秘状態で腸の動きが低下している人が不溶性食物繊維をとりすぎてしまうと、大きくかさが増した便をうまく排出できず、便秘がひどくなってしまうことがあります。

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適切な量ならむしろ体によい!

先ほどは韓国海苔の危険性について紹介してきましたが、のりというのは本来とても栄養価が高く優秀な食材と言われています。ではどのような栄養素が含まれているのかについて解説していきますね。

  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
  • ナトリウム:ナトリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分保持に欠かせないミネラルです。人間の体内の水分を留める働きを持ち、普段は細胞外液に多く存在しています。ナトリウムとカリウムはセットで働き体内の水分調節とともに、老廃物の排出や栄養の取り込み、血圧に関わるミネラルです。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • グルタミン酸:グルタミン酸は体内で脳内物質のGABAの生成に関わっており、緊張をほぐす効果があります。体内では有害なアンモニアの分解する力を持ち、血圧を下げる効果があると言われています。肌を構成するケラチンの材料でも知られており美肌効果も持っています。
  • タウリン:タウリンは硫黄を含むアミノ酸の一種で、血液の高脂血症を改善する働きを持っています。コレステロールや中性脂肪の抑え、血圧を正常にする働きもあります。肝臓においてはアルコールの分解含めた解毒の働き助け、脂肪肝の予防効果もあります。

海苔の効果・効能

旨味成分であるアミノ酸やミネラル類を豊富に含んでいる海苔による効果はこちらです。

効果・効能

動脈硬化予防

脳卒中・心臓病予防

美肌効果

高血圧予防・改善

疲労回復

このように海苔を食べることによって、動脈硬化を予防したり脳卒中や心臓病の予防など人生における大きな病気を予防することもできます。

また含まれるフコイダンという成分ががんを予防する効果があるという研究結果もあります。このフコイダンという成分は海苔にも含まれていますので、ぜひ摂取しておきたい栄養素です!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 韓国のりは、ごま油の香ばしい風味とほど良い塩気が特徴の海苔
  • 程よい塩気でご飯がどんどん進む
  • 食べ過ぎてしまうと塩分過多になることがある
  • 食物繊維が多いので下痢や便秘になることも
  • ミネラルや食物繊維が豊富

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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