カマンベールチーズは何歳から食べさせていい?子どもに食べさせる時に注意すべきこと

様々な種類があるチーズは、大人から子どもまで大好きな食材の一つですよね。数あるチーズの中でも、カマンベールチーズは別名「チーズの女王」とも呼ばれており、日本でも人気が高いチーズとなっています。

このカマンベールチーズですが、小さな子どもに食べさせる時にはいくつか注意すべきことがあるのをご存じでしょうか?今回は、

  • チーズは何歳から食べさせていい?種類は?
  • カマンベールを与える時の注意点
  • カマンベールのおすすめレシピ

これらのテーマについて紹介いたします。

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チーズを食べさせるうえで知っておきたい3つのこと

食べさせて良いチーズの種類

チーズには子どもの成長に欠かせない、豊富なカルシウムが含まれています。煮干しや牛乳など、カルシウムの豊富な食材は多くあります。その中でもチーズは、カルシウムの吸収率が特に良い食材と言われています。

チーズには多くの種類がありますが子どもに食べさせても良いチーズとしては、食感の柔らかいカマンベールチーズ、もしくは塩分や脂肪が少なくクセのないモツァレラチーズやカッテージチーズが好ましいでしょう。

何歳から食べさせて良いか

カマンベールチーズを子どもに食べさせる場合は、2歳以上を目安として与えるといいでしょう。これは、2歳未満の子どもには、チーズに含まれる塩分や脂肪分が多すぎるためです。

チーズの中でも、塩分や脂肪分が少ないモツァレラチーズやカッテージチーズであれば2歳未満の子どもに適量を与えることは、問題ありません。

与えて良い量

大人と比べて、子どもは体も小さいためチーズを食べさせる量を制限しなくてはいけません。一度に食べさせる量は一口から二口程度を目安とする、もしくはチーズそのものを食べさせるよりも料理のトッピングやアクセントに使用する量でも十分と言えるでしょう。

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カマンベールチーズを与えるときの注意点

塩分と脂肪分に注意

カマンベールチーズに含まれる塩分と脂肪分は他のチーズと比べても高い量となっています。

具体的には、モツァレラチーズに含まれる塩分相当量が100gあたり0.2gなのに対してカマンベールチーズに含まれる塩分相当量は100gあたり2gと、なんと10倍の違いがあります。

  • モツァレラチーズの塩分相当量(100gあたり):0.2g
  • カマンベールチーズ塩分相当量(100gあたり):2g

参考URL:https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365419.htm

そのため、子どもにカマンベールチーズを与える際は適量を厳守することが大切です。

アレルギーにご用心

カマンベールチーズは、他のチーズ同様乳製品扱いになるため乳アレルギーのある子どもには食べさせないことが重要です。乳アレルギーを引き起こす原因は「カゼイン」と呼ばれる成分で、加熱や発酵が行われてもカゼインの効果は失われることはありません。

そのため、加熱や発酵が行われてるプロセスチーズであっても、体内に入った際にアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

加熱の必要性

加熱殺菌を行っていないナチュラルチーズは、食べることでリステリア菌による食中毒が発生するリスクがあります。過去日本でも、2001年に北海道にてナチュラルチーズを原因とした集団食中毒が発生している経緯があります。

子どもを守るためにも、ある程度大きくなるまでは加熱殺菌を行ったチーズを与えるようにする必要があります。尚、日本のスーパーなどで販売されている国内メーカーが製造しているカマンベールチーズは最終加工工程でレトルト殺菌が行われているため、リステリア菌のリスクはありませんので安心してください。

しかし、海外産のカマンベールチーズについてはレトルト殺菌の実施が保証されているわけではないため、個人でメーカーや輸入商社に問い合わせをする必要があります。

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カマンベールチーズを使ったおすすめレシピ

ここからはカマンベールチーズを使用したおすすめレシピを紹介します。

餃子の皮のカマンベールピザ

餃子の皮でカマンベールと生ハムのミニピザ

餃子の皮をクッキングシートに並べたらトマトソースを塗ればピザ生地に早変わり。ピザ用チーズに、生ハムとカマンベールチーズを乗せてオーブンで焼けば小さいながらも本格的な味わいのピザが出来上がります。子どものおやつや、お酒のおつまみに丁度いいサイズですよ。

▼引用URL:https://cookpad.com/recipe/6715061

カマンベールチーズフライ

カマンベールチーズフライ


カットしたカマンベールチーズを小麦粉・卵・パン粉を付けて油で揚げればカマンベールチーズの出来上がりです。いろどりにパセリを乗せたら熱いうちにいただきましょう。子どもに食べさせるときは、やけどしないよう十分に注意してあげてください。

▼引用URL:https://cookpad.com/recipe/4641981

カマンベール入りチーズパン

カマンベールチーズのパン。
こねたパン生地にカマンベールチーズを入れてオーブンで焼成すれば中からチーズがとろーり溶け出す特製チーズパンも作れます。家族みんなでパン作りも楽しいですね。コツはカマンベールチーズをカットしたら冷蔵庫で冷やしておくことです。こうすることでパン生地に包みやすくなりますよ。

▼引用URL:https://cookpad.com/recipe/6822134

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まとめ

カマンベールチーズを子どもに食べさせる時に注意するべきことは以下の通りです。

この記事をまとめると

  • カマンベールチーズは塩分や脂肪分が多く含まれているため、一度に与える量を制限する必要があります。チーズそのものを与えず、料理に少量加えるなどの工夫を行いましょう
  • 乳アレルギーのある子どもには、絶対にカマンベールチーズを食べさせないようにしましょう(アレルギーの原因となる「カゼイン」は加熱しても効果が失われることがないため、注意が必要です)    
  • 乳カマンベールチーズによる食中毒は国内メーカーの製造製品であればレトルト殺菌が行われているので安心して食べられます

注意点をしっかり守って、子どもと一緒にカマンベールチーズを楽しみましょう。

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