かまぼこの常温放置は危険?腐るとどうなるの?冷凍保存できる?

日常生活の食品としてはもちろんの事、おせち料理などのお祝いメニューでも使用される機会が多い「かまぼこ」。魚のすり身を使用した商品で、そのまま食べても美味しいことから人気が高いですよね。

今回は、かまぼこを常温保管したらどうなるか解説していきます。かまぼこは加工品で、添加物も使用されているためなかなか腐りにくい印象がありますよね。冷蔵庫などにしまい忘れた場合は食べられるのでしょうか。そこで今回は、

  • かまぼこってどんなもの?
  • かまぼこの保存期間は?
  • かまぼこを正しく保存する方法は?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

スポンサードリンク

かまぼこってどんなもの?

そもそもかまぼことはどのような食品なのかご存じでしょうか。かまぼこを食べたことがない、見たことがないという方へ向けて、かまぼこについて解説していきます。

かまぼことは?

かまぼことは、魚のすり身を成形し、加熱して練り固めた加工食品です。蒸しかまぼこや揚げかまぼこなど、様々な商品が販売されています。中でも「ささかま」の愛称で知られる笹かまぼこは有名で、お酒のつまみなどで大活躍しています。

日本では古くから食べられていた歴史があり、記録では平安時代から食べられていたという記録もあるようです。織田信長の本能寺の変が起きる直前、信長の最後の晩餐として食べられたという記録も残っています。

スポンサードリンク

かまぼこの保存期間は?

かまぼこの賞味期限はどのくらいなのでしょうか。未開封であればかなり日持ちしそうですが、実際はどうなのでしょうか。

日持ちはどれくらい?

かまぼこの賞味期限は、通常の板付きの商品であれば冷蔵保存で7~15日程度とされています。真空パックなどではなく、簡易包装の場合は比較的短い賞味期限のようです。

また、かまぼこは常温保存できる商品も販売されているため、購入する際は裏面の保存方法の部分をチェックしてみましょう。密封され、高温殺菌されているタイプの商品は常温保存可能です。

腐るとどうなるの?

かまぼこが腐ってしまった場合は、その他の食品同様、酸っぱい臭いを感じたり、触るとネバネバ糸を引くなどの変化が見られます。表面にカビが生えたり、色が変色したりするといった変化も見られますから、こういった変化が見られた場合は廃棄しましょう。

常温放置するとすぐに傷む?

かまぼこを冷蔵庫へしまい忘れてしまった!ということもありますよね。その際は、パッケージが膨張していないか、中を開けてみて見た目や臭いに異常がないか確かめてみましょう。特に異常がなければそのまま食べることも可能でしょう。

心配であれば焼いたり煮たりするなど、高温で加熱してから召し上がりましょう。

スポンサードリンク

かまぼこを正しく保存する方法は?

かまぼこの正しい保存方法について解説していきます。冷凍保存は可能なのか、冷凍するとどうなるのかなどについても解説していきます。

冷蔵が基本

かまぼこの保存方法の基本は冷蔵保存です。多くのかまぼこ商品は、10℃以下の温度下で保存する旨の記載があるでしょう。できる限りかまぼこが乾燥しないよう、ラップをぴっちりと張り、密封できる保存袋で保存すると良いでしょう。

冷凍できる?

かまぼこは冷凍保存も可能です。冷凍保存することで保存期間をかなり伸ばすことができますから、すぐに食べないという場合は冷凍保存すると良いでしょう。

スカスカにならない冷凍方法

かまぼこは冷凍保存することで、日持ち期間が2倍以上伸びることもあるでしょう。しかしかまぼこは冷凍保存することで、解凍した際に「す」が入ってしまい、見た目や食感が変わってしまいます。

おせち料理などの祝い事に使用する際は、冷凍保存した蒲鉾はあまりおススメできません。

解凍するときは?

冷凍保存したかまぼこを上手に解凍するにはどうしたら良いのでしょうか。ポイントは「じっくり解凍する事」です。前日などから冷蔵庫に移しておき、じっくり一晩以上かけて解凍することで水分の流出を抑えることができます。

ちなみにかまぼこに「す」が入る原因は、水分が凍る際に容積が大きくなるためです。凍る際に水分が膨張し、空洞が大きく見えるというわけです。

「す」がはいったからと言って美味しくなくなるというわけではないのですが、多少食感がプリプリとしたものになるため、嫌がる方もいるかもしれません。

逆に「す」が入ることにより、味が染み込みやすくなるというメリットもありますから、冷凍保存したものは煮物や汁物などに使用すると、特徴がいかせて美味しく使用できます。

まとめ

今回は、かまぼこの賞味期限や保存方法、誤って常温放置してしまった場合は食べることができるのか解説していきました。

この記事をまとめると

  • かまぼこの保存方法の基本は冷蔵保存で、賞味期限は商品によって変わるが7~15日程度の商品が多い。
  • かまぼこを常温放置してしまった場合は、商品の状態を確認し、異常がない場合は食べてみても良いでしょう。
  • かまぼこは冷凍保存も可能だが、冷凍すると「す」が入ってしまい、弾力間の強いかまぼこになる。

いかがでしたか?かまぼこは小さいため、お買い物袋などに入れっぱなしにしておいても気付きにくいですよね。加工品で塩分も効いているため、すぐに腐るということは中々ないでしょうが油断は禁物です。

保存方法通りに保存していなかったわけですから、しっかりと状態を確認し、異常が見られた場合は廃棄しましょう。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク