加工乳は体に悪い?牛乳との違いは?メリットとデメリットも解説!

加工乳は体に悪い?

牛乳だと思って購入したら加工乳だったってことありませんか?加工乳と記載のある製品は意外にも多くあります。

そこで今回は、

  • 加工乳とは?
  • 加工乳のメリットは?
  • 加工乳のデメリットは?

これらのテーマについて調べてみました。

加工乳について詳しくまとめたので、最後までじっくりご覧ください。

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加工乳とは?

そもそも加工乳とはどんな製品なのでしょうか?牛乳との違いについて調べてみました。

加工乳とは?

加工乳とは牛乳に乳製品を加えたものです。詳しく説明すると、生乳にバターや脱脂粉乳などの乳製品を加えて調整したものを加工乳と言います。加工することで消費者の好みに合った味に調整してあるので、飲みやすい味わいが特徴です。

どんな商品が売ってる?

加工乳は主に3つのタイプに分かれます。それぞれどんなものか見ていきましょう。

低脂肪タイプ

低脂肪のものは脱脂乳などを加えて乳脂肪分を少なくしたものです。牛乳に比べてカロリーが少なく、カルシウムやタンパク質などが豊富に摂れるものが多いです。また価格も安く、買いやすい商品が多いです。

濃厚タイプ

濃厚タイプは牛乳よりもさらにコクのある味わいが特徴です。これは生乳に濃縮乳、バター、クリームなどが加えられていることで、濃い味わいが味わえます。栄養価も高い分、カロリーも高いです。

無脂肪タイプ

無脂肪乳は、生乳から乳脂肪分を取り除いた脱脂濃厚乳です。無脂肪固形分が8%未満のもので低脂肪乳より無脂肪固形分がさらに少ないものが無脂肪乳となりますが、カロリーは低脂肪タイプとさほど変わりません。味は他の2つよりさらにさっぱりした印象です。

加工乳はなぜ安い?

加工乳は牛乳よりも価格が安く、買いやすいです。これは加工乳は牛乳から脂肪分などを分離して、チーズやバターなどの加工品に転用しやすいからです。さらに脱脂粉乳などの牛乳よりも価格の安いものを混ぜて作るため、コストを抑えて販売することが可能になっています。

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加工乳のメリットは?

そんな加工乳のメリットはどんなものがあるのでしょうか。ここで詳しく見てみましょう。

好きな味と出会える

生乳100パーセントの商品は独特のクセがあったり、濃い味わいで飲みにくいと思う人もいるかもしれません。それに比べて加工乳だと独特なクセが消されていて、飲みやすい商品がほとんどです。商品によって味が異なるので、いろいろな商品を試して自分の好きな味わいを発見してみても面白そうです。

栄養価が高い

加工乳はタンパク質やカルシウム、葉酸や鉄分など栄養価が豊富に含まれているものが多いです。これは製品によって異なりますが、製品によっては栄養素の多さを売りにしているものが多いです。パッケージを見て選んでみてください。

ダイエット中にも

加工乳は牛乳と比べて、脂肪分の割合が低いです。ただし濃厚タイプは別です。ダイエット中で乳製品はダメだけど、どうしても飲みたいという時は低脂肪タイプの牛乳か無脂肪タイプの牛乳をおすすめします。たんぱく質が豊富なため運動後にスムージーなど溶かして飲んでも良いでしょう。

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加工乳のデメリットは?

ではデメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか。詳しく調べてみました。

味が薄い

低脂肪タイプや無脂肪タイプは加工乳は牛乳に比べて味が薄いです。すっきりとした味わいですが、人によってはサラサラとしていて物足りなさを感じる場合があるかもしれません。味が薄いと感じたら温めてみると少し濃く感じるので試してみてください。

アレルギーを引き起こす

牛乳にはアレルギーを引き起こす成分が含まれています。この要因は「カゼイン」と呼ばれるたんぱく質が引き金となってアレルギーが起こる場合があります。カゼインは牛乳より加工乳の方が多く含まれています。そのため小さいお子さんが飲む場合は、牛乳からトライしてみて加工乳は少量から様子を見て初めてみるといいでしょう。

不妊のリスクも?

牛乳の中には女性ホルモンの分泌を促す成分が含まれています。しかし牛乳を加工乳に加工する際に全て失われてしまうようです。また妊娠を望む女性には脂肪分の摂取が大事であると言われています。低脂肪や無脂肪のタイプの牛乳は、脂肪分を摂る機会を減らしてしまうので注意が必要です。たまに飲む分には構わないので、飲みたくなった時だけ飲むなど調整すると良いかもしれません。

濃厚タイプはカロリーや糖分の取り過ぎに!

濃厚タイプの加工乳は、カロリーや糖分の摂りすぎになってしまう可能性もあります。濃厚タイプはバターや生クリームなどが入っている分、味が濃くクリーミーで美味しくてついつい飲み過ぎてしまいます。その場合、肥満や生活習慣病になるリスクも出てきてしまうため濃厚タイプの加工乳を選んだら1日の摂取量を決めて飲むように注意しましょう。

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まとめ

今回は「加工乳は体に悪い?牛乳との違いは?メリットとデメリットも解説!」について調べてみましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 加工乳とは生乳に乳製品を加えて加工したものである
  • 加工乳には低脂肪・濃厚・無脂肪の3タイプある
  • 加工乳は栄養価が高くダイエット中にもおすすめできる
  • 加工乳はアレルギーを引き起こしたり妊娠しづらくなるリスクもある

加工乳と牛乳は別もので、作り方や脂肪分に違いがありました。牛乳を購入する際はパッケージの記載をよく読んで、どんなものか見てみるといいかもしれません。

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