牡蠣はまずい?苦手な人はどんなところが嫌い?克服する方法や食べ方を紹介

皆さんは冬の味覚の代表と言われる海産物の牡蠣はお好きですか?私も毎年、シーズンになったら新鮮な生牡蠣を食べに出かけるほど大好きな食品です。 そんな牡蠣ですが、実は好みがかなり分かれる食品であるということがわかりました。

牡蠣が苦手な人はどんなところが苦手なのか、牡蠣を苦手になった理由は何なのかについて様々な場所で調査してみましたので紹介していきます。 

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牡蠣は冬の味覚の代表

牡蠣はぷりぷり食感が最高!

牡蠣の代表的な「真牡蠣」は一旦岩場にくっつくとそこに固着して成長するので、筋肉が発達することがなく内臓が大きくなります。そうすることで、あの牡蠣のぷりぷりの柔らかい食感がうまれるのです。牡蠣は貝柱が1つしかない(通常の貝は2つ)ので、固い部分がほとんどなく身全体が柔らかいのです。さらに牡蠣は海のミルクと呼ばれるほど濃厚な味わいを持ち、たくさんの栄養素を含んでいます。 

牡蠣には真牡蠣以外にも、岩牡蠣、イタボガキ、スミノエガキなどの種類があります。

漁獲量ナンバーワンは広島県

牡蠣は日本中で食べることができます。流通しているもののほとんどが養殖物です。日本の牡蠣は「広島県」で収穫されたもので、なんと日本全体の6割のシェアを誇っています。

牡蠣の旬は?

牡蠣の旬は牡蠣の種類によって変わります。日本で一般的に食べられている真牡蠣の場合は12~3月で、岩牡蠣の場合は6~8月です。

牡蠣にはビタミンB群が豊富に含まれている

牡蠣はたくさんのビタミンやミネラルを多く含む食材です。特にビタミンB群が豊富で、免疫力アップや疲労回復などに非常に効果が高いといわれています。

また動脈硬化や肝臓病・心臓病などの生活習慣病の予防できることが期待されています。

ビタミンB群とは?
ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を指します。ビタミンB群は水溶性ビタミンのため、一度にたくさん摂取しても、尿中に排泄されるため、毎日コンスタントに摂取したい栄養素の一つです。

ビタミンB群の主な働きは、エネルギー代謝の補酵素です。補酵素は代謝を円滑に行わせる潤滑油のような働きがあります。エネルギー源や体の構成成分となる、糖質、脂質、タンパク質だけを摂取しても、ビタミンB群が不足していると体内の代謝はスムーズに行われないため、パワーを発揮できないというリスクが発生する可能性があるのです。このような働きのあるビタミンB群の中でも特に、タンパク質の代謝に関わっているのがビタミンB6です。

牡蠣がマズい・嫌いなひとの意見

そんな冬の味覚として大人気の牡蠣ですが、実は苦手な人が多いらしいのです。では苦手な人は牡蠣のどんなところが苦手なのかについてまとめてみました。

牡蠣の柔らかすぎるドロドロとした舌触りが気持ち悪い

先ほど牡蠣の特徴としても紹介しましたが、牡蠣は筋肉をほとんど持っていないので硬い部分がほとんどありません。これがぷりぷりの食感につながっているのですが、逆にそのぷりぷりとろとろの食感が苦手な人が多いようです。

特に生牡蠣にだとぬるっとしたプリンのような食感になりますが、ぬるぬるな食感が苦手な人にはかなりきつい様です。

ビラビラした見た目が気持ち悪い

牡蠣は人によっては見た目が気持ち悪いという理由で食べられない人もいるようです。特に牡蠣の黒いビラビラが苦手なようです。牡蠣についている黒いビラビラは外套膜(がいとうまく)といい、 牡蠣の内臓を守っている大事な器官です。

確かに見た目は少し気持ち悪いかもしれませんが、食べたときにとても美味しいというギャップがむしろ所良い点でもあると思います。 もし黒いビラビラなどの見た目が気になる方の場合はカキフライにして食べると良いでしょう。 

一度牡蠣にあたってから怖くて食べれなくなった

見た目や食感以外にも牡蠣を苦手になる理由というのはたくさんあり、その一つで多かったのが食中毒に当たった経験があるということです。牡蠣を食べた人の中の約2割くらいの人が牡蠣にあたった経験があるようです。牡蠣は新鮮でもノロウイルスやビブリオ菌などの食中毒を引き起こす細菌を持っている可能性があります。 

これらの菌が入っている牡蠣を食べてしまうと嘔吐や激しい下痢、腹痛に襲われる可能性があります。こうした経験があると牡蠣=嫌なイメージが染み付いてしまって、牡蠣が苦手になってしまうようです。 

もし牡蠣は好きだけど食中毒に当たるのが怖いという人はしっかり加熱してから食べると良いでしょう。食中毒を引き起こす細菌は85~90℃の温度で1分30秒以上加熱すると死滅すると言われています。

牡蠣の食べ方は様々なので無理して生牡蠣を食べる必要はありません。煮込み料理の牡蠣を食べたり、加熱用の牡蠣を使用したカキフライを食べれば食中毒の心配はほとんどありません。 

加熱しても風味が苦手、生の牡蠣はもっと無理

牡蠣が嫌いな人の中には加熱しても味が苦手という人がいます。牡蠣はたくさんの鉄分を含む食品ですので、確かに味に鉄臭さがあるかもしれません。それに加えて磯の香りも強く、磯臭さが苦手な人にとってはかなりきついようです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?牡蠣が苦手な人というのは、実際に牡蠣を食べた経験があり、そして良い経験をしなかった方が多いようです。ですが牡蠣は非常に栄養面に優れた食品でもあるので、なるべく食中毒の危険性がない方法で食べたり、苦手な食感を感じにくい食べ方を選べば美味しく食べることができるのではないでしょうか。

ぜひこの機会に牡蠣の様々な食べ方やメリットについてもう一度考えてみると良いでしょう。 

この記事をまとめると

  • 牡蠣は冬の代表的な海産物!
  • 新鮮なカキでも生ガキは食中毒菌が潜んでいる可能性はある!
  • 牡蠣を食べる時はしっかり加熱してから食べるようにしよう!
  • 見た目や食感が苦手な人はカキフライなどにして食べよう!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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