海藻を食べ過ぎると吐き気が起こる？わかめ・昆布の一日の摂取量は？

海藻はミネラルが豊富でローカロリー。ダイエット中には欠かせない食品ですね。けれど、海藻を食べすぎるとお腹を壊したり、吐き気がする人もいるようです。

この記事では、海藻を食べすぎると吐き気が起こるのか、わかめ・昆布の1日の摂取量はどれくらいかについて書いていきます。ぜひ最後までお読みください。

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海藻の食べ過ぎで吐き気が起こる？原因は？

体にいいからと海藻を食べすぎて、吐き気や腹痛が起こる場合があります。どうして吐き気や腹痛が起こるのか原因をみていきましょう。

食物繊維で消化不良に

海藻には食物繊維が豊富に含まれています。100gあたりの食物繊維の含有量を下記にまとめました。

昆布の食物繊維量がきわだって多いですね。食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の２種類あります。わかめや昆布に含まれる食物繊維は水溶性食物食物繊維で、胃腸をゆっくり移動し糖質の吸収をおだやかにする働きがあります。

胃の中で膨れてしまう

海藻は水分を含むと膨れる性質があります。なので胃のなかに入ると膨れてしまいます。胃の中でふくれると、食べすぎたような状態になり吐き気や腹痛の原因になるのです。

乾燥わかめは特に注意

食物繊維の特徴は水分を含むと膨れてしまう点です。特に乾燥わかめをそのまま食べた場合、おなかの中で膨れてしまうので消化不良や、豊満感で消化不良が起こってしまいます。消化不良が起こると腹痛や吐き気を感じる人もいるので、乾燥わかめをそのまま食べるのは控えましょう。

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海藻の一日の摂取量はどれくらい？

海藻には、食物繊維とヨウ素を多く含んでいます。ヨウ素は体に必要な栄養素ではありますが、取りすぎると甲状腺機能の低下など体に害を及ぼしてしまいます。海藻は1日にどれくらい摂取すればいいのでしょうか。

生わかめの場合

生わかめは1日に190gまでを目安にしましょう。一度に190gのわかめを食べるのは難しいと思いますが、サラダにわかめを食べる習慣のある人や、味噌汁にわかめをよく入れる人は気をつけましょう。

乾燥わかめの場合

乾燥わかめは、お腹に入ると膨れる性質があります。乾燥わかめは1日に160gを目安にしましょう。わかめスープに含まれる乾燥わかめは1人前で２g程度なので、一度に160gのわかめを食べることはないと思いますが、頭の片隅に入れておいてくださいね。

おしゃぶり昆布の場合

おしゃぶり昆布は口さみしいときに、つい食べてしまいますね。ミネラルは豊富ですが昆布にはヨウ素も多く含まれているので1日に10gまでにしましょう。

胃腸の調子が悪い時は食べない

わかめや昆布は食物繊維が豊富なうえ、噛みきれないのでお腹に入っても消化するのに時間がかかる食べ物です。胃腸の調子が悪い時は食べるのは控えましょう。

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どのように食べればよい？

わかめや昆布などはどのように食べるのがいいのか、解説していきます。

乾燥わかめは水に戻して

乾燥わかめを使う時は、水に戻してから使いましょう。水に戻して使うとおなかの中で膨れ上がるのを和らげます。おにぎりなどに乾燥わかめを使う場合は細かくし、少量使うようにしてください。

おしゃぶり昆布はゆっくり味わって

おしゃぶり昆布はその名の通り、口に含んで昆布を舐めて味わう食品です。無理に噛みちぎったりしないでゆっくり味わって食べるようにしましょう。ゆっくり味わうことで満腹中枢が刺激され少量でも満足感を感じます。

妊婦や幼児はやや控えめに

わかめや昆布はカルシウムや食物繊維など栄養が豊富に含まれています。また黒いものは体にいいというイメージがあるのでたくさん食べた方がいいのかなと思う人もいるでしょう。しかしわかめや昆布に含まれているヨウ素は少量であれば問題ないのですが、食べ過ぎには注意が必要なのです。

日本人は出汁に昆布を使う文化があるので、ヨウ素が足りなくなるということは考えにくいです。むしろ取りすぎに注意が必要です。ヨウ素をとりすぎると甲状腺機能低下症になる場合があります。

特に妊婦や幼児は出汁をかつおや煮干しにするなどにして取りすぎに注意しましょう。

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まとめ

ここまで海藻を食べすぎると吐き気が起こるのか、わかめ・昆布の1日の摂取量はどれくらいかについて書いてきました。

体にいいと思って食べていた昆布やわかめ。実は消化が悪く、昆布やわかめを食べて吐き気や腹痛などおなかの不調を招いていたのかもしれません。胃腸の調子が悪い場合は、昆布やわかめを食べるのは控えましょう。

妊婦や子どもがいる家庭では毎日昆布だしの味噌汁を飲んでいるとヨウ素の取りすぎになってしまいます。出汁はかつおや煮干しのものに変えるなどしてヨウ素の取りすぎに注意しましょう。

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