かぼちゃの品種の一つに「コリンキー」というものがあります。あまり知られていないかぼちゃですが、どんな味なのでしょうか?生で食べることはできるのでしょうか?今回は、
- コリンキーの味・特徴は?
- 生で食べられる?
- コリンキーの栄養・効能
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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コリンキーってどんな野菜?
西洋かぼちゃの一種で、もとはオーストラリアの「B625」の選抜系統と「打木赤皮栗」の選抜系統より交雑し、サカタのタネの開発によって誕生した、さっぱりとした風味が特徴の生食が出来るかぼちゃです。
味や見た目のほかとの違いは?
色合いは、きれいなレモン色で味はさっぱりとした味わいです。しっかりとした甘みのある南瓜というよりは、ふわりと南瓜が香る瓜に近い感じです。柔らかいので皮ごと食べることが出来ます。生食時のコリコリとした食感が非常に特徴的で、コリンキーという名前の由来も食感から来ています。
コリンキーの主な生産地
コリンキーは、山形県や岩手県などの東北地方から、広島県などの中国四国地方まで幅広い地域で生産されています。関東地方では神奈川県の三浦半島での生産が盛んです。
旬の時期は?
コリンキーは全国で栽培できます。種まきの時期は寒冷地では3月~6月、中間地や暖地では2月~6月となっており、種まきから90日以降が収穫時期となっています。そのため、出回る時期は5月下旬~6月が旬の時期となっています。
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コリンキーは生で食べられる?
コリンキーはクセがなく、生でも皮ごと食べることができます◎ 歯ざわりが良いのでポリポリと食べることができます。栄養価も高く、アンチエイジングや生活習慣病予防に効果的です。生で食べれば熱や水に弱い栄養素も摂ることができるので、サラダや浅漬けにして食べるのがオススメです。
コリンキーのわたや種は食べる?
一般的なかぼちゃは種やわたもアレンジして食べることができますが、コリンキーも種やわたごと食べることができます◎
コリンキーの種には、強い抗酸化作用で美容に効果的ビタミンE、整腸効果のある食物繊維、体に良い脂分であるオレイン酸・リノール酸、タンパク質や脂質が含まれています。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- オレイン酸:オレイン酸は、生活習慣予防の効果が高く、血管内の環境改善効果が高い脂肪酸です。悪玉コレステロールの量を減らし、出来た過酸化脂質の量を減らすことで、血管壁へのプラーク生成を抑制します。結果として、動脈硬化や心疾患の予防に役立つ栄養素です。
- リノール酸:リノール酸は、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあり、高脂血症を防ぐことで動脈硬化の改善をする働きを持っています。また、リノール酸の代謝によって、リノレン酸の材料になります。血液をサラサラにし、細胞膜の材料にもなる栄養素です。
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コリンキーの栄養・効能
栄養
コリンキーに含まれるビタミンEの含有量は、すべての野菜の中でもトップクラスです。ビタミンEには強い抗酸化作用があるため、がん細胞を抑制する効果やアンチエイジング効果を期待することができます。
かぼちゃは皮も種もしっかりと食べることができます。実の部分より皮や種の方がβカロテンや食物繊維が多いのです。ワタの部分言えば、実の部分の2倍の食物繊維を含んでいます。
効能
コリンキーには食物繊維やビタミンE・Cが豊富に含まれているため、便秘解消や美肌効果を期待することができます
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- がんなどの生活習慣病予防
- 便秘解消
- 免疫力アップ
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コリンキーの調理法・食べ方
コリンキーは生で食べる以外にも、通常のかぼちゃと同じように煮物や炒め物にして食べることができます。オススメの食べ方には、このようなものがあります。
- 煮物
- 味噌汁
- ピクルス
- スープ
- 味噌漬け
詳しくは下記記事で紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう!
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
この記事をまとめると
- コリンキーは、ふわりとかぼちゃが香るような味わい
- 種やわたにも栄養があり食べることができる!
- コリンキー料理には煮物・ピクルス・味噌汁などがある
コリンキーは珍しいかぼちゃの品種ですが、5〜6月の旬の時期にはスーパーで見かけることもあるかもしれません。通常のかぼちゃと同じ方法で保存できるので、是非購入してみてください♩
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