かぼちゃの皮は食べられる?栄養・効果効能|農薬は安全?カロリーは?

みなさんはかぼちゃの皮を料理に使っていますか?食べることができる部位ですが、栄養はどのくらいあるのでしょうか?また、皮を食べるのには農薬が気になりますが、安全なのでしょうか?今回は、

  • かぼちゃの皮は食べられる?農薬は?
  • かぼちゃの皮の栄養・カロリー
  • かぼちゃの皮の食べ方・レシピ

これらのテーマについて紹介いたします。

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かぼちゃの皮は食べられる?

かぼちゃはβカロテンビタミン類が豊富な野菜ですが、皮も食べることができます。料理によっては皮を取るものもありますが、加熱することで食べることができます。 皮にも栄養が多く含まれている ので、一緒に食べることで美容効果や健康効果を期待することができます。

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かぼちゃの皮に農薬はない?

かぼちゃを始めとする野菜には農薬が使用されていることが多いですが、かぼちゃの皮に農薬は付いていないのでしょうか?“残留農薬”と呼ばれる付着したまま残った農薬まで食べてしまうのでは?と不安に思う方もいるはずです。

注意

残留農薬が付いていることもあるが、洗えば落ちるので大丈夫

かぼちゃの皮には残留農薬が付いていることがありますが、水洗いや野菜専用の洗剤を使って洗えば落とすことができるので安全に食べることができます。

かぼちゃの皮の洗い方

かぼちゃの皮の洗い方としては、①冷水で洗う方法②野菜専用洗剤で洗う方法があります。野菜専用洗剤は優しい成分でできており、ネットでも購入することができます。一般的な台所用洗剤は成分が強いので、使わないようにしましょう。

皮が硬い時は

かぼちゃの皮は食べられるけれど硬いのが難点…!と思うかもしれません。かぼちゃの皮は品種によっては生でポリポリ食べることができるものもありますが、一般的なかぼちゃの皮は加熱した方がGOODです。皮のアレンジ方法については、記事の後半で紹介しています。

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かぼちゃの皮の栄養・効果効能

かぼちゃの皮にはどんな栄養成分が含まれているのでしょうか?栄養とそれによる効果効能について見てみましょう。

かぼちゃの皮の栄養

かぼちゃの皮には実の3倍ものβカロテンが含まれており、体内でビタミンAに変換されるので肌や髪の再生をサポートする働きがあります。食物繊維も豊富なので腸内環境の改善に効果的です。

他にも、むくみ解消に効果のあるカリウムや、強い抗酸化作用でアンチエイジング効果や生活習慣病予防効果のあるビタミンEが多く含まれています。

  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。

かぼちゃの皮の効能

かぼちゃの皮の効能には、βカロテンによる美肌効果や生活習慣病予防効果、便秘解消など様々な効果を期待することができます。

効果効能
  • 便秘解消
  • むくみ解消
  • アンチエイジング効果
  • 動脈硬化・脳梗塞などの生活習慣病予防

食べ過ぎで下痢・腹痛に?

体に良いはずのかぼちゃで下痢や腹痛となる原因には、消化不良や食物繊維が関係しています。

  • 食べ過ぎによる消化不良
  • 食物繊維による刺激

かぼちゃの1日の摂取目安量は、約50gとされています。かぼちゃはどっしりとしているので、少量でもお腹にたまりやすいです。

この目安量を超えて食べ過ぎると、胃腸が消化不良を起こし下痢や腹痛となることがあります。特に元々お腹が弱い方や、体調不良の方は要注意です。

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かぼちゃの皮のカロリーは?

ところで、かぼちゃの皮にはどのくらいのカロリーがあるのでしょうか?かぼちゃの実は芋類なので、そこそこのカロリーと糖質を持っています。その量は100gあたり約90kcal、糖質量は約17gとなっています。

かぼちゃの皮のカロリーも実とほとんど変わりません。カロリーは低いわけではありませんが、その分栄養価が高いので食べる価値は大です◎

かぼちゃの皮を使ったレシピ・食べ方

かぼちゃの皮を美味しく食べるレシピをいくつかご紹介いたします。硬くて食べにくいイメージがあるかもしれませんが、料理法によっては硬さも気にならず食べることができます。

スープ

かぼちゃのスープは、加熱したかぼちゃと牛乳・コンソメをミキサーにかけるだけなので簡単に作ることができるメニューです。皮ごと加熱し、皮ごとミキサーにかけるだけなのでお手軽です。

きんぴら

引用:白ごはん.com

きんぴらは「ごぼう」が一般的かと思いますが、かぼちゃのきんぴらもとても美味しいです。千切りにしたかぼちゃを油で炒め、塩胡椒で味付けするだけなので簡単に作ることができます。加熱することでかぼちゃの甘味が引き立ち、ついつい手が伸びてしまうおつまみになります。

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チップスおつまみ

小菊かぼちゃはほのかな甘みのため、甘さを活かす料理というよりは塩味などで塩気をつける料理もあいます。素揚げをしてチップスを作ればお酒のおつまみになります。

おやつとして食べたい方はココナッツオイルもおすすめです。ヘルシー思考の方はオリーブオイルを使って揚げてみましょう。

サラダ

かぼちゃサラダは、加熱したかぼちゃを潰してマヨネーズなどの調味料と和えた料理です。ベーコンや玉ねぎ・ツナ・レーズンなどを加えて作ります。粗熱を取ってからマヨネーズを加えることで、味の馴染みが良くなるのがポイントです。

まとめ

この記事をまとめると

  • かぼちゃの皮にはβカロテン・食物繊維・ビタミンEなどが豊富!
  • 残留農薬もあるが洗えば落ちるので大丈夫!
  • 皮のカロリーは実とほとんど変わらない!

かぼちゃの皮には栄養が豊富に含まれているので、スープやきんぴらなど皮ごと活かせる料理にアレンジして食べるようにしましょう♩

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