- カビの生えた飲み物を飲んでしまった!
- カビやすい飲み物には何がある?
- 赤ちゃんがカビを食べてしまった時は?
これらカビに関するアクシデントに遭遇した際、対処法を知っていれば少しは安心ではないでしょうか。ここではカビを体に誤って取り入れてしまった際の対処方法について詳しく取り上げています。誤ってカビの生えた飲み物を口にしたとしても、事前に対処方法などを理解しておくことで、その後の体調の変化などが予測でき落ち着いて対処が可能になります。
カビの生えた飲み物を何度か飲んでしまい、その度いつも後悔していたという方は是非最後までこの記事をご覧ください。
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目次
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カビの生えた飲み物を飲んでしまった!
カビの生えた飲み物を飲んでしまった際に気になるのは食中毒の症状にならないか。なるとすれば何時間後に発生するのか?その対処法などに興味が湧くでしょう。それぞれの内容について詳しくみていきます。
食中毒症状
カビの生えた飲み物を飲んでも食中毒症状になるようなことは少なく、カビと一言でいっても数種類のカビが存在していますし、食べてしまっても中には症状が出ないものもあります。毒性の物だった際に食中毒の症状として以下のようなものがあります。
- 腹痛
- 下痢
- 吐き気
- 嘔吐
- 発熱
カビの生えた飲み物を飲んだとしても上記のような食中毒の症状が出ることは多くありません。
何時間後?
カビを誤って食べてしまった場合、症状がでるのが何時間後なのかにおいては症状が出ない場合もあるので、一概に数字で表すことが難しいです。カビの毒で最も強いアフラトキシンであっても35㎎もの量を体内に摂取したとしても症状の発疹、頭痛、吐き気が起こるのは数時間後だったりします。食べた直後などに体調の変化が出るわけではありません。
対処法は?
カビの発生した飲み物はそもそも飲まないようにすることが良いのですが、誤って飲んでしまった場合には、水分を摂取できて時間の経過とともに回復する兆しがあれば、そのまま安静な状態で様子を見るようにしましょう。水分も摂れず症状が長引くようであれば病院での受診をおすすめします。
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カビやすい飲み物には何がある?
カビといっても種類は一つだけではありません。カビが発生しやすい飲み物には何があるのか、お茶、牛乳・豆乳、ジュースなどそれぞれについてみてみましょう。それぞれのカビの発生しやすさなどでも性質が異なる場合など詳しくご紹介いたします。
お茶
お茶を常温でそのまま放置していると雑菌が増えカビが生えることが有ります。雑菌は24時間ほど常温で放置していると増殖しますので覚えておくようにしましょう。また、お茶に口をつけてしまうことでも唾液中の雑菌がお茶に混入してしまい、その雑菌がお茶で増殖する事でカビが生える原因にもなります。
牛乳・豆乳
牛乳・豆乳に含まれる豊富な栄養はカビが発生する要因のひとつでもあります。ですから牛乳・豆乳はカビが発生しやすい飲み物とも言えます。水分、温度の条件がそろう事でカビ繁殖のスピードも速まります。牛乳・豆乳の温度管理と衛星面に気を付けて保存は必ず冷蔵するようにしましょう。決して常温でそのまま放置するようなことはしないでください。
ジュース
ジュースには果糖などの栄養が含まれており、カビが発生する要因の一つです。ですからジュースはカビが発生しやすい飲み物といえます。ジュースには保存料などが含まれる場合、カビの発生を遅らせる効果もありますがカビは全く発生しないというわけではありません。やはり湿度温度には注意し冷蔵保存することでカビの発生を防げます。
飲みかけの常温放置は特に注意
飲み物のおいて飲みかけの常温放置にはカビの発生において特に注意が必要です。口をつけた事で発生した雑菌が常温下では急激に増えることがあります。ただ開封して常温放置するよりも口をつけることで雑菌が増えることが予測されます。口をつけた飲み物は常温に放置せずできるだけ速やかに飲み切りましょう。
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赤ちゃんがカビを食べてしまった時は?
赤ちゃんが誤って飲み物に生えたカビを食べてしまった場合に病院へ行った方がいいのかについて素人の判断は危険です。一般的に分かった時点でその場で判断せず、まずは行きつけの行院へ行くべきですが、実際の場合を例にここでは詳しく説明します。
病院に行った方がいい?
赤ちゃんが誤って飲み物に生えたカビを食べてしまった場合は病院に行った方がいいでしょう。成人であればカビを誤って食べたとしてもひどい症状になることは少ないようですが、赤ちゃんは抵抗力が低いため少量だとしてもカビを食べた場合は病院での診察を受けるようにしましょう。毒性の強いカビのアフラトキシンである場合、症状が重篤化する恐れもあります。カビくらいと軽く考えず速やかに病院での診察を受けるようにしましょう。
まとめ
この記事をまとめると
- カビの生えた飲み物を飲んでしまった場合、経過をみて症状があれば病院での診察が必要。
- カビやすい飲み物は保存状態が良いうちに極力早めに飲むようにする。
- 赤ちゃんがカビを食べてしまった時はどのような場面であっても速やかに病院を受診する。
これらの事がわかりました。
食べても問題の無いカビの存在や、毒素を含むカビがある事を理解しておくことでいざというときに慌ててしまうという事は無くなります。湿度の高い梅雨時期から真夏に掛けては飲み物などのカビにも対策が必要です。今回理解して頂いた飲み物のカビに対する知識を有効活用し健康で安全な食生活を送りましょう。
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