浄元寺山古墳を解説！アクセス・周辺おすすめランチまとめ

大阪府羽曳野市にある世界遺産にも登録されている古墳群。”百舌鳥・古市古墳群”

全部で45件49基で構成されている古墳群ですが、今回お話しする『浄元寺山古墳』は”百舌鳥・古市古墳群”の一つを担っています。

そして、隣にある「墓山古墳」と関係が深いと考えられています。

今回はそんな『浄元寺山古墳』を一緒に見ていきましょう！

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浄元寺山古墳とは

『浄元寺山古墳』は先述した「墓山古墳」の西側にある古墳で、「墓山古墳」の付属墳であると考えられています。

なお、「墓山古墳」は誉田山古墳（こんだやまこふん）の陪冢であると考えられているため、『浄元寺山古墳』も”陪塚の陪塚”ではないかと言われています。

そのため、被葬者などは明らかになっていませんが、「墓山古墳」の外側の堤に接して造られていることから、「墓山古墳」と非常に深い関係があったっと考えられています。

『浄元寺山古墳』の築造時期は5世紀の中頃と推定されており、5世紀前半に築造されたと考えられている「墓山古墳」の後に作られたと思われます。

かつては幅が10m程の濠があったと思われていますが、現在では埋め立てられてしまい見ることはできません。

形状は方墳で二段構成の古墳となっています。こちらは、現在でも古墳の整備が済んでいる関係で当時の面影を見ることができます。

『浄元寺山古墳』の大きさは墳丘長は67メートル、高さは9.7メートルを誇り、この大きさは構成している”百舌鳥・古市古墳群”の方墳の中では最大級の大きさです。

余談ですが隣接している墓地には江戸から明治にかけて名を馳せた”剣術家”桃井春蔵の墓があることでも知られています。

浄元寺山古墳の基本情報

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出土品

円筒埴輪、形象埴輪などが出土しており、近隣の藤井寺市生涯学習センターで見ることができます。

浄元寺山古墳周辺の観光スポット

ここからは浄元寺山古墳周辺の観光スポットを紹介します。

浄元寺山古墳だけでなく、周辺の観光も一緒に楽しんでみてください！

見どころ1：大黒寺

大黒寺は禅宗の寺として知られており、日本最古といわれる大黒天を御本尊としています。

寺の始まりは1,350年前、役行者（えんのぎょうじゃ）が金剛山で修行中に大黒天が目の前に現れ、お告げを受けました。

その後、役行者は大黒天を作り、小堂を建てて安置したのが始まりとされています。

また、空海によって真言宗の寺になったりしているなど歴史あるお寺になります。

見どころ2：石川河川公園

石川沿いに、4市1町にまたがって広がる大きな公園が石川河川公園です。地域によって特色があり、浄元寺山古墳に近い藤井寺市、羽曳野市には遊具が並ぶ「あすか花回廊」やガラスタイルの遊歩道の「星の広場」があります。

バリエーションが豊かなのでいろいろなことが楽しめる場所です。

見どころ3：陵南の森歴史資料室

陵南の森歴史資料室の魅力は展示されている品の質の高さです。

古墳から出土された埴輪や土器のや発掘調査の結果が展示されています。非常に勉強になる場所なので、大阪の古代人の歴史に興味がある人は必見の場所です。

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浄元寺山古墳へのアクセス

車

近隣に駐車場がないため、公共交通機関を利用をおすすめします。

電車・バス

近鉄南大阪線古市駅より北西に徒歩14分

浄元寺山古墳周辺のランチおすすめ3選

食事処 白鳥 

そば定食が1,000円から気軽に食べられるお店です。蕎麦の味は文句なしですが、人気なのは先付けとして出てくる鮭の焼き物、玉子焼きなどなので、一緒にご賞味ください。

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真琴 本店

鹿児島ラーメンが主力のお店でガッツリ食べたい人にオススメのお店です。メニューには焼肉ラーメンなるものがあるので気になる方はぜひ。

家庭料理 節

温かい家庭料理を味わうことができるお店です。人気のハンバーグ定食や煮魚定食はどこかホッとする味わいをしてくれます。

まとめ

いかがでしたか？

今回は”百舌鳥・古市古墳群”最大の方墳である『浄元寺山古墳』のお話でした。

「墓山古墳」とどのような関係だったのか？いつか、知れる時がくるとまた嬉しいですね。

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