自然薯を長持ちさせる保存方法とは?常温や冷凍で保存はできる?

自然薯は強い粘り気と独特の風味が特徴的で、年末のお歳暮やお正月の三日とろろの際などに食べられる山芋の一種です。価格が非常に高価で、1㎏あたり2500円~3000円で取引される事もあります。

今回は、自然薯の保存方法について紹介していきます。自然薯は冬の低温下で育つ野菜なので、保存方法を間違えてしまうと思っていたよりも早く傷んでしまうかもしれませんので、正しい保存方法を知っておきましょう。今回紹介していくテーマは、

  • 自然薯の賞味期限はどれくらい?
  • 自然薯を長持ちさせる保存方法とは?
  • 自然薯の大量消費するレシピ

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

スポンサードリンク

自然薯の賞味期限はどれくらい?

自然薯の保存期間を紹介する前の大前提ですが、そもそも自然薯は生鮮食品ですので賞味期限は消費期限はありません。ですので、あくまでも個人的な経験や推測により家庭で保管した場合を想定して紹介していきます。

今回は、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの保存方法に分けて紹介していきます。

常温保存の場合

自然薯を常温保存した場合、自然薯の最適な温度である3℃~5℃に管理された温度下であれば、半年近くも貯蔵ができるとのことです。新聞紙などに包み、直射日光や高温を避けて保管しましょう。

冷蔵保存の場合

自然薯を冷蔵保存した場合は大体1か月程度を目安に食べきるようにしましょう。新聞紙などに包み、その上から更にラップなどで包んでおくと長持ちします。自然薯は長さがありますから、切り分けて保存しておくと良いでしょう。

切り分けて保存する際は断面を乾かしてから保存すると良いでしょう。

冷凍保存の場合

自然薯を冷凍保存する場合は大体1か月程度を目安に食べきるようにしましょう。冷凍保存する際はすりおろした状態で冷凍する方法と、丸ごと冷凍する方法があります。

丸ごと冷凍すると粘り気が弱くなったり、灰汁成分による痒みの軽減などが見込めると言われています。すりおろした状態で冷凍する場合は、空気に触れないように保存容器や袋に入れて冷凍しましょう。

スポンサードリンク

自然薯を長持ちさせる保存方法とは?

自然薯をできるだけ美味しく長持ちさせる保存方法について紹介していきます。保存する際のポイントについても紹介していきます。

常温保存は出来る?

自然薯の旬は11月~1月ですから冬の野菜です。適温は3℃~5℃なので、保存場所は冷蔵庫が基本です。根っこの食べ物なので光にあたらないよう、新聞紙などに包んで保管しましょう。冬場でも常温保存は避けた方がよいでしょう。

冷蔵保存がおすすめ

自然薯の保存場所としておススメの場所は冷蔵庫です。冷蔵庫内でも少し温度が高いくらいとも言えます。冷蔵庫で保存する場合は、先ほど紹介した通り、新聞紙などに包み、その上から更にラップなどで包んでおくと長持ちします

冷凍保存は?

自然薯は冷凍保存も可能で、粘り気が弱くなるためすり下ろしやすくなったり、灰汁成分の影響が軽減されるため手が痒くなりにくくなるといったメリットがあります

冷凍保存する場合はすりおろして冷凍する場合、カットして冷凍する場合、すりおろして冷凍する場合の3つの方法があります。それぞれの方法に分けて紹介していきます。

  • 丸ごと冷凍する場合:保存袋に入れてできるだけ空気を抜いて冷凍。
  • カットして冷凍する場合:好みの大きさにカットして保存袋に入れる。できるだけ空気を抜いて冷凍。
  • すりおろして冷凍する場合:すり下ろしたら酢水やレモン水などを小さじ1程度入れて混ぜる。保存袋に入れてできるだけ空気を抜いて冷凍。

空気に触れないように

自然薯を保存する際に意識することは、「できるだけ空気に触れないようにして保存する」ということです。空気に触れることで酸化が進み、自然薯の成分が酸素と反応することにより変色してしまいます。

スポンサードリンク

自然薯の大量消費するレシピ

自然薯を美味しく大量消費するレシピを紹介していきます。どの方法も作り方は非常にシンプルですから、是非チャレンジしてみてくださいね。

磯部揚げに

一つ目の食べ方は「磯部揚げ」です。すりおろした磯部揚げにめんつゆなどの調味料を入れ、油で揚げるだけのおつまみメニューです。子どもから大人まで大好物間違いなしです♪

とろろに

二つ目の食べ方は「とろろ」として食べる方法です。山芋の定番の食べ方で、通常の長いもは皮をむいてすりおろしますが、自然薯は皮ごとすりおろすと風味が増して美味しいのだとか。

焼きに

3つ目の食べ方は「ステーキ」です。自然薯を焼いて食べます。山芋は加熱するとトロトロ食感からほくほく食感になり、きめ細かい食感がやみつきになります。自然薯のおいしさを存分に味わえるメニューです。

まとめ

今回は、自然薯の保存方法やおススメの食べ方について紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 自然薯は生鮮食品なので基本的には賞味期限などはない。
  • 家庭で上手に保管できた場合は、常温保存で半年程度、冷蔵保存で1か月程度、冷凍保存で1か月程度日持ちする。
  • 自然薯はすりおろして食べる以外にも、焼いたり揚げたりと色々なレシピで食べることができる。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク