香りが特徴的な”ジャスミン茶”には様々な効果がありますが、飲み過ぎで下痢や腹痛になったという方もいるようです。このような副作用が起こるのは、一体なぜなのでしょうか?今回は、
- ジャスミン茶の効果効能
- 飲み過ぎで下痢・腹痛に?
- 妊娠中は飲んでも大丈夫?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ジャスミン茶とはどんなお茶?
“ジャスミン茶(茉莉花茶)”は、茶葉にジャスミンの香りを吸着させたお茶です。原産地は中国の福建省で、中国で最も多く飲まれているお茶とも言われています。元々は品質の落ちた茶葉を美味しく飲むために作られたものでした。
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ジャスミン茶に含まれる栄養成分
ジャスミン茶には、ビタミンC・ビタミンEといったビタミン類も含まれています。また、特有の香りは『ヘンゼルアセテート』という成分によるものです。また、ジャスミン茶にはカフェインが含まれています。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- カフェイン:カフェインは、体内に入ることで人間の自律神経系の交感神経を活性化させて、様々な効果を持ち栄養素です。脳の覚醒や血行促進、体の過剰な水分を排出させる利尿作用が強い成分です。加えて、体の中の脂肪を燃焼させる効果も持っています。
ジャスミン茶の効果効能は?
ジャスミン茶には、どんな効能があるのでしょうか?ジャスミン茶を飲むことによって期待できる効果について、いくつか紹介いたします。
美肌効果
ジャスミン茶には、強い抗酸化作用を持つビタミンCやビタミンEといったビタミン類が含まれているため、美肌効果があります。ビタミンCは熱に弱い成分ですが、緑茶のビタミンCはカテキンに守られているため、そのまま摂ることができます◎ また、ビタミンCには美白効果もあるため、肌のくすみにも効果的です。
ジャスミン茶はアンチエイジングにぴったり!
むくみ解消
ジャスミン茶に含まれているカフェインには、利尿作用があるためむくみの改善に効果があります。カフェインには眠気を覚ます作用があるため、寝る前に飲むのは控えた方が良いでしょう。
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リラックス効果
ジャスミンの特徴的な香りは、ヘンゼルアセテートという成分によるものです。ヘンゼルアセテートは、脳内のドーパミンを増やす作用があるため、リラックス効果を期待することができます。
また、ジャスミン茶には脳のα波を分泌させるテアニンというアミノ酸も含まれています。こちらもリラックス効果がある他、カフェインによる脳内覚醒を沈静化する作用もあるため、よりリラックスすることができるのです。
ダイエット効果
ジャスミン茶の香り成分ヘンゼルアセテートには、脂肪を燃焼させる働きがあります。また、脂肪吸収を抑制するタンニンという成分も含まれているため、ダイエット中の水分補給としても効果的なのです。
ホルモンバランスを整える
ヘンゼルアセテートには、女性ホルモンのバランスを整える効果があるため、更年期障害や生理不順の改善に効果的です。
ジャスミン茶の飲み過ぎで下痢になる?副作用は?
ジャスミン茶にはカフェインが含まれていますが、カフェインには消化器官を刺激する働きがあるため、過剰摂取によりお腹が緩くなることがあります。
元々お腹が弱い方は特に腹痛や下痢を起こしやすいので、飲みすぎないように注意しましょう。便秘気味の方は、便秘解消になることもあります◎
子宮収縮する?
「ジャスミン茶で子宮収縮する?」という疑問もあるようですが、実際はジャスミン茶を飲んだことで子宮収縮することはありません。カフェインを過剰摂取した場合に起こる症状なので、ジャスミン茶を2〜3杯飲んだだけでは影響がないと考えてOKです。
日常生活の中で知らない間に子宮収縮は起きていて、長時間収縮し続けるわけではないので過剰に心配する必要はないのです◎
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1日の摂取量目安
ジャスミン茶1杯(200ml)あたりには、約15mgのカフェインが含まれています。『1日の摂取量は何杯まで』という決まりはありませんが、妊娠中は1日に200mgまでが目安と言われています。
まとめ
この記事をまとめると
- ジャスミン茶の効能には、むくみ解消・美肌効果・ダイエット効果・リラックス効果などがある
- カフェインが含まれているため、飲み過ぎると下痢・腹痛となることがある
- 妊娠中でもジャスミン茶は飲むことができる◎
- 1杯あたりのカフェイン量は、約15mgと少ない
ジャスミン茶には美容効果や健康効果がいくつもあります。カフェイン量もコーヒなどと比べると少ないのでおすすめですよ。ぜひ普段の生活に取り入れてみてください。
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