ジャムの保存方法・保存期間を解説!未開封・開封後の違いは|世界のジャム事情も

焼きたてパンやパンケーキにのせたり、ヨーグルトに和えたり、甘いジャムは人を幸せな気分にしてくれます。最近では、色々な種類のジャムが増えてきましたね!新しい味を発見するとついつい買ってしまいませんか?冷蔵庫が気づけばジャムだらけになってしまう事も。今回は、ジャム長もちさせる保存方法などをご紹介します。

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ジャムの特徴、豆知識など

 ジャムの定義は、果実などを砂糖やはちみつや糖アルコールなどで、ゼリー状になるまで加熱したものです。マーマレードは、レモンやゆずなど柑橘類を原料とし、果実の皮を含んでいるものの事です

英名 Jam
由来 Cham『グチャグチャ噛むという意味』(英語)
栄養成分 糖質、食物繊維、ポリフェノールなど
種類 いちご、ブルーベリー、りんご、ルバーブ、ミルクなど

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世界のジャム事情は?

フランスの首都パリには、実に100種類以上の揃えているジャム専門店があるそうです。王道のフルーツジャムから変わった味(ココナッツやゼラニウムなど)のジャムまで、全て防腐剤などは入っておらず、オーナー厳選の手作りジャムです。一度行ってみたいですね!でも、なんとオンラインで世界中に発送しているので、機会があったら是非お試しください。

ロシアでは紅茶にジャムを添えて、スプーンでジャムを舐めながら濃い目の紅茶を飲む習慣があります。

またトルコでは、ナスのジャムがあるようです。口に入れてみると、言われるまでわからないほど。食感はリンゴジャムに近いようで、世界には色々なジャムがあるのですね!

ジャムの主な栄養成分とは?

ジャムにはいちご、ブルーベリー、りんご、ルバーブ、ミルクなど様々な種類があります。そのため、素材によって栄養成分が違うのですが代表的なものを紹介しておきます。

  • 糖質:糖質は、主に植物が光合成によって作られる栄養素で、体内にブドウ糖に分解されエネルギーになります。1gで4kcalのエネルギーを持ち、体を動かす、生体維持に欠かせない大きなエネルギー源です。
  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
  • ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。

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ジャムの保存方法は?未開封、開封後の違いは?

ジャムは糖度が比較的高いので、未開封時は賞味期限が長いのですが、開封すると途端に傷みやすくなるので、早めに食べ切る事をおススメします!

未開封ジャムの場合

賞味期限は1~2年です。糖度が低いものは半年くらいになります。保存は常温で問題ありませんが、夏場の高温状態や直射日光が当たる場所は避けるようご注意ください。

開封後のジャムの場合

開封後のジャムの賞味期限は、冷蔵保存で約1ケ月です。空気に触れると劣化が進み、カビなどが発生しやすくなるので、使ったらすぐに蓋を締めるなど事を徹底しましょう。また冷凍保存もできますが、その場合瓶のまま冷凍すると、中身が膨張して割れる可能性もあります。瓶の8割程度を目安に詰めこむ、または1回分ずつ小分けにするといいかもしれません。開封後、すぐに食べ切れない時は冷凍保存が一番効率的ですね!

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まとめ

ジャムの保存方法や豆知識をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。世界にはいろいろな味わった事のないジャムがたくさんあるのですね!今後、たくさん買い込んでも問題ないように、保存方法しっかりマスターしてくださいね!それでは保存のおさらいです。

ジャムの保存の要点は、

  • 未開封時は、高温に注意
  • 開封後は、すぐに使い切る
  • 冷凍の場合は、瓶の8割程度に詰め込むか、小分けにする

是非、ご参考にしていただけると嬉しいです。

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