糸こんにゃくは冷凍できる?しらたきは?冷凍はまずい?保存/解凍方法は?

皆さんのご家庭では糸こんにゃくを食べますか?シンプルな味わいと風味から、炒め物や煮物など様々なレシピで食べられます。食物繊維などが豊富なことから、ダイエットや腸内環境の改善のためにもとてもおすすめな食材と言えます。

今回は、糸こんにゃくの保存方法について詳しく解説していきます。糸こんにゃくなどのこんにゃく製品は、加工品のため野菜やお肉などの食材とは製造方法が大きく違います。冷凍保存できるのか心配ですよね。

食感や味わいなどに大きな変化がないのか気になります。そこで今回は、

  • 糸こんにゃくとは?
  • 糸こんにゃくは冷凍できる?
  • 正しい冷凍方法/解凍方法

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてみてくださいね。

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糸こんにゃくとは?

まずは糸こんにゃくとは何か?といったことについて詳しく紹介していきます。原材料や成分、作り方など、糸こんにゃくについての知識を深めましょう。よく似たしらたきとの違いについても解説していきます。

糸こんにゃくの特徴

糸こんにゃくとは、原料であるコンニャク芋を加工し、まだゼリー状で固まり切っていないものを型に流し込み成型していきます。筒のような型に流し込み、押し出すことで細い形になって出てきます。ところてんなども同じ製法で作られるようですよ。

糸こんにゃくは、一般的に2~3ミリ程度の太さで加工されることが多いです。色は黒っぽい色から白っぽい色など様々です。

しらたきとの違い

しらたきや板こんにゃくなど、こんにゃく製品は様々ありますよね。結論から言うと、これらの製品と糸こんにゃくの違いはほぼ名前だけといっても過言ではありません

どちらも原料はこんにゃく芋であることから、成分や効能などは同じといってもよいでしょう。白色になるこんにゃくと黒色になるこんにゃくがあり、西日本では黒色、東日本では白色のこんにゃくが好まれました。

このように、こんにゃくの色の違いは地域性によるもので、原料や作り方はほとんど変わらないというのが事実です。

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糸こんにゃくは冷凍できる?

糸こんにゃくなどのこんにゃく製品は、食用の水酸化カルシウムを使用し、熱を加えることで固めていきます。もともとは液体であったわけですから、冷凍などをすると食べられなくなってしまうのではないかと不安になりますよね。

こんにゃくを冷凍保存するとどうなるのか、冷凍保存はできるのか、詳しく紹介していきます。

冷凍のメリット・デメリット

まず糸こんにゃくは冷凍ができるのか?という疑問について解説します。結論から申し上げますと、冷凍保存できます。ただし食感が大きく変わるため、冷凍前のこんにゃくとは違った食材になります

こんにゃくは約97%の成分が水分でできているため、通常はプルプルとした食感をしています。しかし冷凍保存することで細胞が壊れ、解凍した際に水分が流出します。

するとプルプル食感ではなく、コリコリとした歯ごたえのある食感に変わります。炒め物や揚げ物などにもできるため、全く違った調理方法でこんにゃくを楽しむことができます。

保存期間

冷凍保存した際の保存期間は、大体1か月程度を目安に食べきるようにしましょう。こんにゃく製品は水分量がとても多いため、冷凍庫の開閉で解凍が進んでしまい、冷凍焼けなどの品質劣化の可能性もあります。

保存期間が長くなれば食品の劣化リスクも高まります。冷凍保存しているからと言って、いつまでも冷凍庫に保存しておくのはやめましょう。

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正しい冷凍方法/解凍方法

糸こんにゃくなどのこんにゃく製品を冷凍保存する方法や、冷凍保存した際の解凍方法について解説していきます。いくつかポイントもありますから、知っておくと便利ですよ。

ゆでる前の冷凍方法

糸こんにゃくの冷凍方法は、食べやすい大きさにカットして冷凍保存するだけです。ポイントは使いやすさを意識することです。解凍後の調理方法や、調理する際の大きさなどを意識して冷凍保存しましょう。

食べやすい大きさにカットする、ラップなどで包んで小分けにして冷凍するなどの方法がおすすめです。

ゆでた後の冷凍方法

茹でた後の糸こんにゃくも、冷凍方法は同じです。基本的にはアク抜きなどの下処理を終えたこんにゃくを冷凍保存しましょう

ポイントは使いやすさを意識することです。解凍後の調理方法や、調理する際の大きさなどを意識して冷凍保存しましょう。食べやすい大きさにカットする、ラップなどで包んで小分けにして冷凍するなどの方法がおすすめです。

冷蔵・常温は?

こんにゃくを冷凍保存した際は、解凍してからお料理に使います。多くの食材は冷凍したまま使用しますが、こんにゃくは解凍すると水分が多く流れ出るため、解凍して水気を絞ってから使用します。

解凍方法は常温・冷蔵どちらの方法でも構いません。解凍中は水分が多く出るため、念のためボウルなどに入れて解凍することで、水分が染み出すことを防げます。

解凍方法

解凍する際のポイントとして、電子レンジ解凍は避けましょう必要以上に水分が蒸発するため、こんにゃくが乾燥しすぎてしまい、からからになります

再度味をしみこめば柔らかくなるかもしれませんが、調理方法によっては食べられなくなる可能性もあります。歯で噛み切れないほどの食感になる可能性もありますから、注意しましょう。

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まとめ

今回は、糸こんにゃくの冷凍保存方法や解凍方法について詳しく紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 糸こんにゃくは冷凍保存が可能
  • こんにゃく製品は冷凍→解凍をすると食感が大きく変わる
  • 水分が流出し、コリコリとした新食感に変わる

いかがでしたか?冷凍こんにゃくは全く違った新食感になるため、これはこれで新しい美味しさが楽しめます。ぜひ試してみてくださいね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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