イーストフードや乳化剤は何が体に悪い?用途や効果と共に危険性も解説!

皆さんはイーストフードというのを聞いたことがありますか?イーストフードと言うとパンを連想される方も多いのではないでしょうか。主に原材料表示に書いてあるのを見たことがあると思います。この記事ではイーストフードはどんなもので、体にどういった影響があるのか紹介します。

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イーストとイーストフードは別物?

イーストフードと聞くとイーストを思い浮かべる方も多いのでは無いでしょうか。ですが、イーストフードとイーストは全くの別物です。イーストは発酵のことで、イーストフードは食品添加物のことです。

イーストフードとはどんなもの?

イーストフードとはパン生地の発酵を助けてくれる添加物です。イーストの活動を活発にしてくれる栄養素としてイーストフードが使われます。

イーストフードの種類と用途

イーストフードの種類は1種類だけではなく18種類の物質があります。イーストフードと記載する際は以下の2種類以上の物質が入っています。

  1. 塩化アンモニウム
  2. グルコン酸カリウム
  3. 酸化カルシウム
  4. 炭酸アンモニウム
  5. 炭酸カルシウム
  6. 硫酸カルシウム
  7. リン酸三カルシウム
  8. リン酸二水素アンモニウム
  9. リン酸一水素マグネシウム
  10. 塩化マグネシウム

塩化アンモニウム、グルコン酸カリウム、酸化カルシウム、炭酸アンモニウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、リン酸三カルシウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸一水素マグネシウム、塩化マグネシウムなどさまざまな物質があります。イーストフードはパンを作る際に使われることが多いです。

どんな効果がある?

イーストフードにはパン生地の発酵を助けてくれる効果があります。パン酵素の栄養源としてイーストフードが必要になります。発酵を助けてくれるため、パンを作るには欠かせないものとなっています。

ドライイーストって何?

ドライイーストとは生イーストを熱処理して加工したものです。生イーストは予備発酵させる必要がありますが、一部のドライイーストは材料に直接混ぜて使うことができます。

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乳化剤とはどんなもの?

乳化剤とは水と油など、混じり合わないものを混ぜてくれる働きがあります。乳化剤はパンやチョコレート、ドレッシングなどさまざまな食品に使わています。

乳化剤の種類と用

乳化剤には5種類あり、日本の食品衛生法で使用が許可されています。グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、大豆リン脂質(大豆レシチン)、プロピレングリコール脂肪酸エステルなどがあります。

どんな効果がある?

乳化させてくれる効果以外にも、分散、湿潤や浸透、起泡用といった効果をもたらしてくれます。ココアの粉末やチューインガム、ホイップクリームなどに使われます。

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大量摂取には注意が必要なイーストフード

さまざまな食品に含まれているイーストフードですが大量摂取には注意が必要です。大量摂取をするとどのようなことが起きるのでしょうか。

塩化アンモニウム

イーストフードに指定されている物質に塩化アンモニウムがあります。塩化アンモニウムは毒性が強く、大量に摂取すると嘔吐や吐き気をもたらします。

吐き気がする

塩化アンモニウムによって吐き気が引きおこされます。食べ過ぎには気をつけましょう。

嘔吐してしまう

こちらも吐き気と同様、塩化アンモニウムを過剰摂取すると嘔吐してしまいます。

昏睡状態に陥る

塩化アンモニウムを過剰摂取すると吐き気と嘔吐だけではなく、昏睡状態に陥る可能性があります。

臭素酸カリウム

臭素酸カリウムはパンの膨らみ方や食感を向上させます。発がん性があります。

骨粗鬆症になる

イーストフードに含まれているリン酸塩が骨粗鬆症の可能性を高くします。

心筋梗塞を引き起こす

骨粗鬆症を引き起こすリン酸塩は、心筋梗塞も引き起こします。

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イーストフードと合わせて使用する臭素酸カリウムに注意!

食感向上の効果があるとされる臭素酸カリウムですが、摂取するとさまざまな危険があります。

発ガン性がある

臭素酸カリウムには発ガン性があるため取り過ぎには気をつけたいです。

使用が禁止されている国も?

EUでは臭素酸カリウムの使用が禁止されています。

国内では使用されている?

国内のパンメーカーの一部では臭素酸カリウムが使われています。しかし、使っていないメーカーもあるため、気になる方はそちらを購入しましょう。

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イーストフードが使われたものを赤ちゃんに与えても大丈夫?

妊娠・妊婦

気になる方は避けた方が良いでしょうが、使用しても安全な量しか使われていないのでそこまで神経質になることはないようです。

まとめ

この記事をまとめると

  • イーストとドライイーストは別物!
  • 乳化剤はさまざまな食品に使われている
  • イーストフードの大量摂取には気を付けよう
  • 臭素酸カリウムの摂取には注意が必要

イーストフードと臭素酸カリウムの危険性について気になる方は是非この記事を参考にしてくださいね。

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