石塚山古墳を解説！アクセス・周辺おすすめランチまとめ

福岡県京都郡苅田町、北九州市に隣接しており、町自体も日産自動車の工場があるなど福岡の工場地帯として有名なこの街に『石塚山古墳』はあります。

最初に発掘作業が行われたのはなんと今から300年前の江戸時代だというから驚きです。

今回はそんな『石塚山古墳』を一緒に見ていきましょう！

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石塚山古墳とは

『石塚山古墳』の前方部は周防灘の海へと向かう方向に向いており、築造当時ではかなり海岸線に近かったことが考えられます。

しかし、築造年代ははっきりと分かっておらず、出土品から4世紀初め頃ではないかという声が定説でしたが、最近ではさらにその前の3世紀中頃ではないか？という考えも広まっています。

そのため、被葬者も明らかになっていません。

形状は前方後円墳で大きさは全長120メートル、後円部高さ10メートル以上を誇っています。

『石塚山古墳』の形状は畿内(きない)型前方後円墳として九州最大・最古級の典型的な形状として全国的に有名です。

また、前述したように最初の発掘は1796年（寛政8年）でその際は竪穴式石室や銅鏡などが発掘されています。しかし、残念ながら現在は見ることができません。

その後も1953年、1987年にも発掘作業は行われており貴重な出土品が多く発掘されました。

1985年、『石塚山古墳』は貴重な古墳として国の史跡に登録されています。

石塚山古墳の基本情報

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出土品

出土品は舶載三角縁神獣鏡6種7面、素環頭大刀、銅鏃、剣・矛などの武具、銅鏡、細線式獣帯鏡片、琥珀製勾玉、碧玉などが出土しています。

銅鏡は小倉藩主の書物「小笠原家文書」によると銅鏡は11面、出土品が所蔵されている宇原神社の「宇原神社由来記」によると14面あるとされています。

『石塚山古墳』から出土したものは大変貴重なものとして国の重要文化財に登録されています。

中でも”三角縁神獣”は「魏志倭人伝」に書かれている卑弥呼が魏からもらったものの一部として考えられている説もありますが証明には至っていません。

石塚山古墳周辺の観光スポット

『石塚山古墳』へ訪れた際は街の散策も一緒に行って見ましょう。

見どころ1：宇原神社

先述した”三角縁神獣”が納められている神社です。残念ながら、三角縁神獣を見ることはできませんが秋に訪れるなら最適です。

なぜなら、600年近い歴史を誇る「苅田（かんだ）山笠」が行われているからです。

九州三大山笠の一つに数えられており、祭りの最終日には展示されている山車が激しくぶつかり合う姿を見ることができ、とても人気です。

見どころ2：等覚寺の棚田

標高300mにある棚田は四季折々の表情を見せてくれます。

5月〜6月は田植え、9月から10月には稲刈り、さらに稲刈りの時期には彼岸花などが棚田を彩す。

景観に優れており、1992年には農林水産省から農村景観百選（美しい日本のむら景観百選）に選ばれたこともあります。

見どころ3：青龍窟

国の天然記念物にも指定されている、全長３kmにも及ぶ鍾乳洞です。

様々な伝説が残っており、豊玉姫の伝説、青龍窟に住み着いていた土蜘蛛を景行天皇が退治した、普智山等覚寺の奥の院として修験道の修行場となっていたなど多種多様です。

さらに特筆すべきは1976年にナウマンゾウの頭蓋骨化石が発見されたことです。

非常に神秘的な空間となっています。

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石塚山古墳へのアクセス

車

無料駐車場100台分あり

電車・バス

JR日豊本線苅田駅から徒歩15分

石塚山古墳周辺のランチおすすめ3選

ちゃんぽん亭一天愛 

ラーメンのイメージが大きい福岡ですが、一天愛のちゃんぽんは地元の人にも愛されているお店です。ちゃんぽんのスープが絶品なのでぜひ、どうぞ！

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うどん屋麺之介 

名物のアナゴは長く大きくな天ぷらとして提供されます。人気はアナゴぶっかけうどんです。ボリュームたっぷりで満足感はかなり高いです。

一蔵 

さらっとした口当たりが人気のスープが特徴です。お昼に食べるにはもってこいのお店です！限定100杯のみなのでお早めに！

まとめ

いかがでしたか？

今回は九州最大・最古級の畿内(きない)型前方後円墳である『石塚山古墳』についてのお話でした。

石室は見ることはできませんが、近くに行くとその大きさを実感することができます。

江戸時代から発掘されていたこともあり、非常に歴史を感じる場所になっています。

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