伊勢海老は魚介類の中でも高級食材として扱われていますが、どんな食べ方が美味しいのでしょうか？お刺身はもちろんのこと、伊勢海老は加熱しても良い出汁が出ます。そこで今回は、
- 伊勢海老の栄養と効果
- オススメの食べ方
- 賞味期限 / 保存方法 / 腐るとどうなる？
こちらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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伊勢海老とは？
“伊勢海老”は、イセエビ科に属するエビの一種です。大きなものは1kg・全長35cmにまで成長し、身が大きく甘みが強い味わいが特徴で、高級食材として扱われています。
全国での生産地は千葉県と三重県が1位で、全体の40%を占めています。伊勢地方の海で獲れたことが「伊勢海老」という名前の由来となっています。
栄養成分
伊勢海老には高タンパク、低脂肪でビタミンEがとても豊富に含まれており、ダイエット、美容にもとても良いと言われています。せっかくいただくなら全てのえびを美味しく食べたいですよね。
- タウリン：タウリンは硫黄を含むアミノ酸の一種で、血液の高脂血症を改善する働きを持っています。コレステロールや中性脂肪の抑え、血圧を正常にする働きもあります。肝臓においてはアルコールの分解含めた解毒の働き助け、脂肪肝の予防効果もあります。
- たんぱく質：たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- ビタミンE：ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
効果･効能
伊勢海老に含まれるタウリンには、
- 疲労回復
- コレステロール値を下げる
- 中性脂肪を減らす
- 肝臓機能の回復
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伊勢海老のオススメの食べ方は？
伊勢海老を家庭で調理することはあまりないかもしれませんが、ふるさと納税の返礼品としても伊勢海老は扱われています。そこで、家でもできるオススメの伊勢海老料理をいくつかご紹介します。
- あら汁
- グラタン
- 姿焼き
- 蒸し焼き
- しゃぶしゃぶ
生で刺身として食べる以外にも、伊勢海老からは良い出汁が出るので味噌汁にしたり、半身に切って姿焼きや蒸し焼きにしたり、身をほぐして贅沢な伊勢海老グラタンにしたりとアレンジすることができます。
また、捌き方は少々難しいですが、しゃぶしゃぶにしてレアに火を通すと絶品ですよ！持つところは殻付きにすると手も汚れません◎ 捌き方はネットに載っているので、チェックしてみてください。
伊勢海老の日持ちはどのくらい？
伊勢海老の日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…2〜3日
- 冷凍保存…2〜3週間
伊勢海老は生物なので日持ちが短く、冷蔵庫のチルド室で2〜3日が日持ちの限界となっています。冷凍すれば2〜3週間日持ちするので、長期保存したい時は冷凍しましょう。
腐るとどうなる？
伊勢海老は腐るとどうなるのでしょうか？生物なので冷蔵庫保存していても時間が経つと腐ってしまいます。腐った伊勢海老の特徴を確認してみましょう。
- 強烈に生臭いにおいがする
- ぬるぬるしてヌメリがある
- ねっとりしている
- 強烈に生臭いにおいがする
- 黒く変色している
- 身が溶けている
伊勢海老が腐るとこのような状態になります。スーパーに販売されている状態で、傷んできた伊勢海老を見分けるには「色」がポイントになります。黒っぽく変色している海老は、傷んでいる証拠ですので選ばないようにしましょう。
購入後の見分け方ですが、ぬるぬる・ねっとりした海老には注意が必要です！海老は本来ヌメリがあるものではありませんが、時間が経つにつれ殻や尻尾にヌメリが発生します。このヌメリが臭いの原因にもなりますので、臭いでもよく見極めましょう。
どろどろして身が溶けている伊勢海老は、だいぶ腐敗が進んでいます。味も変わっている可能性があり、食中毒の原因となりますので廃棄しましょう。
伊勢海老が腐る原因
伊勢海老はどんな状態だと腐りやすいのでしょうか？できるだけ長持ちさせるためにも、海老が腐りやすくなる原因を見てみましょう。
❶ 賞味期限を過ぎている
❷ 常温で放置してしまった
❸ 見切り品を購入した
海老は魚介類なので腐るのが早い食材です。表記されている消費期限・賞味期限を過ぎてしまったり、うっかり常温で放置してしまうと腐ってしまいます。
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伊勢海老の保存方法
伊勢海老の冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
冷蔵保存
冷蔵保存する場合の保存期間は、パーシャル室で２～3日、冷蔵室で１～2日になります。えびは日持ちしない食材なので、忘れてしまわないうちに今日使うもの以外は冷凍保存してしまうことをおすすめします。
伊勢海老を冷蔵保存をする際のポイントは、みそが入っている頭は傷みやすいので取り除くという点です。
- 水分を拭き取る…購入後はえびを早めにトレイから出し、しっかりとペーパータオルで水分を拭き取りましょう。
- 頭つきは取る…頭がついているものは傷みやすいので取り除き、そのまま引っ張って背ワタを取り除きましょう。
- ポリ袋に入れる…下処理をしたら、ポリ袋（ジップロックなどでもOK）に入れて密閉し、パーシャル室に入れましょう。
冷凍保存
冷凍保存する場合の保存期間は、２～３週間になります。
- 洗って背ワタを取る…まず水500ccあたり大さじ1の塩を入れた塩水を作ります。その塩水で洗って汚れを落とし、冷凍する前に爪楊枝などを使い背ワタを取り除いておきましょう。
- 冷凍用保存袋へ…氷水にくぐらせ、冷凍用保存袋や密閉容器に入れて冷凍します。
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まとめ
この記事をまとめると
- 伊勢海老はふるさとう納税の返礼品としても扱われている
- お刺身以外にも、加熱調理が美味◎中でもしゃぶしゃぶがオススメ
- 冷蔵庫での日持ちは2〜3日！
- 冷凍保存は1ヶ月近く持つが、冷蔵で美味しいうちに消費がオススメ
伊勢海老は高級食材なのでなかなか食べる機会はないかもしれませんが、ふるさと納税の返礼品としても扱われているので、興味があれば是非チェックしてみてください。いくつかの食べ方で贅沢な食べ比べをしてみましょう‥♩
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