皆さんはいりこという食材をご存知ですか?いりこといえば小さなお魚を乾燥させて作る食材ですが、出汁を取るために使うのが一般的ですよね。その他にもカシューナッツと一緒にお菓子として食べることもありますし、ふりかけなどに入っていることもしばしばあります。
そんないりこですがそのまま食べることもできるのでしょうか。
今回の記事では、
- いりことはどのような食材なのか
- そのまま食べても良いのか
- いりこと煮干しの違い
- いりこの栄養素
- おすすめのいりこレシピ
これらについて解説していきたいと思います
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目次
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いりこってなに?
小魚を煮てから乾燥させて作る水産加工品のことを「いりこ」と言いますが、これは関西風の呼び方で、関東では「煮干し」と呼びます。なので「いりこ=煮干し」です。主に出汁を取る材料として使われる他にそのまま乾煎りをして食べるなどの使い方が一般的です。
カタクチイワシで作ったものが最も一般的ですが、マイワシ、うるめいわし、きびなご、アジ、 トビウオ(あご)などを原料にしたものもあります。
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いりこってそのまま食べてもいいの?
いりこはそのまま食べても問題ないとされています。ただし食べる量には少し注意しなければなりません。いりこの1日の摂取推奨量は「15g」程度と言われています。この量は小さいイワシの煮干しだと20~30匹程度の量です。
いりこはそのまま食べても全く問題ありませんが、固くて食べにくさを感じる人が多いようです。食べにくいようであればミキサーで粉末状にしてお味噌汁やご飯にふりかけて食べるのがオススメです。
この時に牛乳と一緒に食べることでカルシウムを効果的に吸収することができます。
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いりこの栄養価
皆さんもご存知の通りいりこは非常に豊富な栄養素が含まれています。代表的なカルシウムをはじめとするミネラル類や、魚特有の脂である DHA、EPAなどの不飽和脂肪酸なども豊富なのです!
ミネラル類
ミネラル類は私たちが生きるために必要な5大栄養素の一つとして挙げられています。いりこに含まれるミネラル類は「カルシウム、鉄、亜鉛」が豊富に含まれています。
カルシウム
カルシウムといえば骨や歯を丈夫に作ってくれる作用があるのはご存知ですよね。実はそれ以外にも筋肉の収縮をサポートしたり、メンタル面でのケアを行ってくれるなど非常に優秀な要素でもあるのです。
いりこには牛乳の約20倍のカルシウムが含まれており、様々な食品の中でも群を抜いて多いとされています。ただしいりこに含まれるカルシウムは吸収されにくいので、吸収を促進するカゼインを多く含む牛乳と合わせて摂ることでより効果的にカルシウムを補給することができます。
鉄
日本人が不足しやすいミネラルの代表的なものとして鉄が挙げられます。いりこには鉄分が豊富に含まれており、手軽に摂取できることから優秀な鉄分の補給源として知られています。
亜鉛
亜鉛は体中でタンパク質の合成に関わる酵素の材料として使われる非常に大切なミネラルです。亜鉛は新陳代謝やエネルギーの代謝、免疫機能の補助など身体のさまざまな働きをサポートしてくれます。亜鉛が不足すると免疫機能が下がったり味覚障害が起きるなど様々な影響が出てしまいます。
不飽和脂肪酸
脂肪といえばあまりいい印象がないかもしれませんが、魚介類の脂肪は摂取すると様々な病気を予防してくれるなど非常に優秀な効果を持ちます。
魚介類の脂肪酸である不飽和脂肪酸は、常温で固まりにくい性質を持ち血中の中性脂肪やコレステロールの値を調節する働きがあると言われています。不飽和脂肪酸はマグロ・イワシ・さんま・オリーブオイル・ごま油・グレープシードオイルなどに多く含まれています。
不飽和脂肪酸の代表的なものにEPAやDHAがあります。
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いりこのおすすめレシピ
では非常に優秀な栄養を豊富に含むいりこを美味しく食べるレシピを解説していきたいと思います。
いりこの甘露煮
いりこはカシューナッツや白ごまと一緒に甘露煮にするのがおすすめです。甘露煮にすることでいりこが柔らかくなりますのでとても食べやすくなります。甘露煮と言うと若干作り方が面倒なイメージがありますが、実は食材を用意して醤油とみりんと砂糖を混ぜて煮るだけでとても簡単に作ることができるんですよ。
和え物にも
小さないりこを使えば、通常作る野菜の和え物に混ぜて和えるだけで栄養価をプラスすることができるとても簡単な料理になります。
いりことの相性が良いのはキャベツですね!キャベツを一口大に切って熱湯で茹でてしんなりしたら、いりことお好きな調味料を和えれば簡単に和え物料理が完成します!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 小魚を煮てから乾燥させて作る水産加工品のこと
- いりこは関西風の呼び方
- 関東では煮干しという
- いりこはそのまま食べても問題ない
- 非常に優秀な栄養素を豊富に含んでいるので食習慣に取り入れたい食材
- 甘露煮や和え物として食べると食べやすいのでおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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