さやいんげんでアレルギー反応?離乳食に注意・下処理やおすすめの調理方法

栄養満点で、是非とも毎日食べたい野菜「さやいんげん」。しかし、さやいんげんには実は「アレルギー物質」が含まれている可能性があることをご存知でしたでしょうか?今回は、さやいんげんのアレルギーについて、以下のようなことを解説していきます。

  • さやいんげんとはどんな食べ物?
  • さやいんげんでアレルギーになることもあるの?
  • さやいんげんの正しい食べ方とは?

こんな内容となっています。この記事を最後まで読んで、さやいんげんのアレルギーについて詳しくなってしまいましょう。

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さやいんげんとは

まず初めに、さやいんげんとはどんな食べ物なのか?簡単に解説していきます。

さやいんげんとは

さやいんげんとは、いんげん豆がまだ大きくなっていない状態の食材です。マメ科インゲンマメ属に属している植物で、中央アジアからヨーロッパ、地中海沿岸が原産地となっています。旬の時期が6月から9月ごろで、暑い時期に食べられる豆だと思っておきましょう。

カットして炒め物にしたり、そのまま煮物の材料として使われることが多いです。

いんげん豆とは何が違う?

前述した通り、さやいんげんはいんげん豆の未熟な状態です。そのためいんげん豆は基本的に「豆のみ」を食べますが、さやいんげんはさやと豆を一緒に食べる食材になっています。いんげん豆というと、豆の形をしていて、さやいんげんは細長いさやの形をしています。

見た目も全く違うので、比べると一目瞭然でしょう。ちなみに、さやごと食べる豆と言えば「さやえんどう」があります。さやえんどうも考え方は一緒で、エンドウ豆の未熟な状態を摘み取った物が、さやえんどう。

そして、大きく育ったえんどう豆の豆を取り出したのが、えんどう豆になります。植物の部類としてもえんどう豆は「マメ科エンドウ属」に属しているので、ちょっと違う植物になっています。

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さやいんげんでアレルギー反応?

そんなさやいんげんですが、意外にも「アレルギー症状を引き起こす野菜」ということで有名です。一体どんなアレルギーを引き起こしてしまうのでしょうか?

いんげんはアレルギー項目に存在する

いんげんは、「アレルギーを起こしやすい食材」には含まれていません。そのため、いんげんのことを知らない人は、小さなお子様にも与えてしまうかもしれません。しかし、さやいんげんを食べて、アレルギー症状を引き起こしてしまう人は、稀に存在するのです。

大豆やピーナッツなどの豆でもアレルギーは起こるので、いんげんアレルギーがあっても不思議ではありません。お子様には注意して与えるようにしましょう。

どのような症状を引き起こすか

さやいんげんを食べてアレルギーが起きた場合、以下のような症状があります。

  • 口の周りが赤く炎症を起こす
  • 口の中がイガイガする
  • 下痢、嘔吐
  • 目が腫れる
  • アナフィラキシー

さやいんげんは、大豆やピーナッツと同じ豆の食べ物なので、確率は低いですがこういった症状を起こしてしまう可能性はあります。口の周りの炎症程度で終わればいいですが、アナフィラキシーなどの重篤な症状が起こる時もあるので、お子様に与えた後は目を離さないようにしましょう。

離乳食にいんげんは注意が必要

さやいんげんは離乳食にも使えます。ただし離乳食で使う時は生後5か月から6か月程度経った後に食べさせてください。それより前に与えると、アレルゲンの影響でアレルギー症状が発生しやすいでしょう。また、冷凍食品のさやいんげんも離乳食には使えます。

ただし、生のさやいんげんと違い、産地が「中国」になっていることもあります。中国産のさやいんげんには、大量の農薬がついていることもあるので、しっかりと茹でてからお子様に与えるようにしましょう。残留農薬で、お子様に悪影響が及ぶ可能性があります。

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さやいんげんを食べる

ではさやいんげんを美味しく食べるには、どんな調理をすればいいでしょうか?下処理などもご紹介していきます。

基本の下処理

さやいんげんは、下処理をしておかなければ食べることが出来ません。基本の下処理とは「へたと筋を取ること」です。やり方を簡単にまとめました。

  1. 筋があるかどうかを見た目で確認する
  2. 筋がある場合はへたのところを5mm程度ぽきっと折り、下方向へゆっくりスライドしながら筋を取る
  3. 上下を逆にして反対側もぽきっと折って筋を取る
  4. 筋がない場合は、へたを包丁で5mm程度カットする

このような感じで、へたと筋を取り除きましょう。これで下処理は完成です。

おすすめの使い方

さやいんげんのおすすめの調理方法は、以下の通りです。

  • ベーコン、きのこなどと合わせて炒める
  • 外にベーコンを巻いて、肉巻きにする
  • さといもや椎茸などと合わせて、煮物にする

こんな感じで、かなり色々な活用方法があります。簡単に炒めるだけで美味しくなるので、ぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はさやいんげんのアレルギーについて、詳しく解説してきました。最後に記事内容を振り返ってみましょう。

この記事をまとめると

  • さやいんげんはいんげん豆の小さい時の状態
  • さやいんげんでアレルギーを起こすこともたまにある

こんな内容でした。あなたも早速さやいんげんを購入して、今夜のおかずにプラスしてみられてはいかがでしょうか?簡単に調理できるのでおすすめです。

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