稲庭うどん･そうめんの違い｜太さ･食べ方｜日本三大･五大うどんは? |

うどんは気軽に食べられるものですが、日本には数多くの種類が存在します。その中でも、日本三大うどんの一つである『稲庭うどん』はどんなものなのでしょうか？他のうどんや、そうめんとの違いについて着目しました。今回は、

稲庭うどんとそうめんの違い
日本三大うどんの種類
日本五大うどんの特徴は？

これらのテーマについて紹介いたします。

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1 稲庭うどんとはどんなうどん？
- 1.1 そうめんとの違い
- 1.2 うどんの歴史
2 日本三大うどん･日本五大うどんとは？
- 2.1 日本三大うどん
- 2.2 日本五大うどん
3 まとめ

稲庭うどんとはどんなうどん？

稲庭うどんは、『日本三大うどん』と『日本五大うどん』どちらにも含まれているうどんです。

秋田県の稲庭地区で作られるうどんで、この地域に住んでいた佐藤市兵衛という人が作り始めたのが起源と言われています。

稲庭うどんの特徴は、ツルツルした食感と喉越しです。手綯い(てない)という製法によって作られており、小巻した生地を2本の棒へ8の字に綾かけしていきます。棒にかけた生地を潰し延ばして乾燥させることで、平たい形のうどんに仕上がります。

そうめんとの違い

“稲庭うどんはそうめんと同じ？”と言われることがありますが、その理由は稲庭うどんの太さにあります。そうめん＝細い麺ですが、稲庭うどんは種類によってそうめんのように細いものもあります。

しかし、稲庭うどん＝そうめんではありません。そうめんは冷やして食べるのが基本で、温かいスープに入れて食べることはありませんが、稲庭うどんはうどんなので冷やしても温かくしても食べる麺です。

そして、稲庭うどんが作られている秋田県では、温かくして食べる方が主流です。『そうめんは夏に食べる麺』のイメージがありますが、稲庭うどんは通年食べられているうどんなのです。

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うどんの歴史

うどんは日本全国で日常的に食べられている料理ですが、その中でも特に有名なのは香川県です。「香川県といえばうどん」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか？

実はうどんの起源は中国で、シルクロードをわたり西洋では“パスタ”として広まりました。うどんがパスタに変化したのは、土地の気候や風土によるものと言われています。

香川県の讃岐うどんの歴史は、弘法大師空海が中国から持ち帰ったのが始まりと伝えられています。讃岐うどんの特徴は強いコシで、『日本三大うどん』の一つに入っています。

日本三大うどん･日本五大うどんとは？

日本三大うどん

日本にはたくさんのうどんの種類がありますが、その中でも『日本三大うどん』と言われるのは”讃岐うどん”、”稲庭うどん”です。あと一つに関しては、群馬県の“水沢うどん”や長崎県の“五島うどん”と言われていますが、はっきりしていません。

讃岐うどんはうどんで有名な香川県のうどん、稲庭うどんは秋田県で手延べ製法で作られているうどんです。

MEMO

日本三大うどんは、讃岐うどん･稲庭うどん＋説は様々

日本五大うどん

日本三大うどんに続き、『日本五大うどん』と呼ばれる5種類のうどんがあります。稲庭うどんも日本五大うどんの一つですが、それ以外の種類の各特徴について詳しく見てみましょう。

讃岐うどん

讃岐うどんは香川県を代表するうどんです。特徴は、太めの麺と強いコシ･食感です。噛っみごたえがしっかりしているので、固めが好みの方にオススメの種類です。

讃岐うどんの名前は、「讃岐地方」が由来となっています。この地域はお米が育ちにくいことから、小麦粉を原料とするうどんを主食として食べるようになりました。かつては生地を足で踏んで作っていましたが、現在では手で捏ねる手打ちが主流となっています。