いかり豆は太る?食べ過ぎは体に悪い?効果・栄養成分・1日の摂取量

お酒のおつまみやおやつに豆を食べる人も多いですが、いかり豆を好きな人も多いです。いかり豆といわれてピンと来ない人もいるかもしれません。おいしいいかり豆ですが、栄養成分などについてご存じでしょうか?

  • いかり豆とはどのような豆
  • 栄養成分と効果
  • 食べ過ぎは体に悪いのか

いかり豆を知らない人も、いかり豆が大好きな人も、いかり豆の効果や栄養成分などについて紹介します。

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いかり豆とはどんな食べ物?

いかり豆とはどのような豆なのでしょうか?その特徴とおいしい食べ方について紹介します。

特徴

いかり豆とは、乾燥させたソラマメを油で揚げ豆菓子です。フライビーンズなどともいわれたり、地域によって名前が異なります。揚げることによって、皮が開き食べやすくなります。

食べ方

いかり豆は皮がついています。揚げることによってむきやすくなっていますが、皮は食べますか?カリカリとしておいしいという人もいますが、堅くて食べられないと思っている人も多いです。

食べても食べなくても問題はありませんが、食べると豆の味がしっかりするのでおすすめです。

そのまま食べる以外では、炊き込みご飯などにも使うことができます。皮を外して、お好きな具材(にんじんや枝豆、キノコ類)と一緒に炊くとおいしい炊き込みご飯になります。いかり豆自体は硬いですが、炊き込みご飯として炊くことでやわらかくなるので、そのままでは食べにくい人も食べることができます。

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いかり豆の栄養成分と効果

おいしいいかり豆ですが、いかり豆にはどのような栄養成分と効果があるのでしょうか?

栄養素

いかり豆の栄養素は以下の通りです。

100g中

  • カロリー:472kcal
  • たんぱく質:24.7g
  • 脂質:20.7g
  • 炭水化物:46.35g
  • ビタミンE:3.3mg
  • 銅:0.79mg

出典:いかり豆・カロリー(カロリーSlism)

いかり豆は脂質や油が多いので食べ過ぎには注意が必要です。

効果効能

いかり豆はビタミンEをはじめ、ビタミンB群や食物繊維が豊富です。ビタミンEは血行を促進する効果と抗酸化作用を持つため、美容効果も期待することができます。そして、食物繊維も豊富なので、便秘解消にも役立ちます。

ただし食べ過ぎはよくないので、適量を食べるようにしましょう。

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いかり豆は食べると太る?

いかり豆はカロリーも高く脂質や油が多いですが、食べると太ってしまうのでしょうか?

カロリー・糖質量

100g中

  • カロリー:472kcal
  • 糖質量:31.5g

いかり豆のカロリーは高く、糖質量も多いので食べ過ぎると太ってしまいます。

適量を守って食べることで、食物繊維などを摂取することが可能なので、便秘解消などに有効です。

1日の摂取量目安

1日の摂取量目安としては30gとされています。30gを数にするとだいたい20個とされています。20個は思っている以上に多く、20個以下でお腹がいっぱいになってしまうので、無理に20個食べるようなことを控えれば、問題なくいかり豆を食べることが可能です。

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いかり豆の食べ過ぎは体に悪い?

適量を食べることで便秘改善や美容効果も期待できるいかり豆ですが、食べ過ぎるとどのようなことが起きるのでしょうか?

そら豆中毒

いかり豆を食べ過ぎると「そら豆中毒」となってしまうことがあります。そら豆中毒には以下のような症状がみられます。

  • 溶血性貧血
  • 発熱
  • 倦怠感
  • 急性腎不全

そら豆に含まれるビジンを腸内細菌が分解することで、毒性のある物質を産生することが原因です。そら豆中毒は遺伝性が多いといわれ、特に男性(イタリアで生まれた男性に多い)といわれています。イタリアではそら豆が準主食となることが多いので発症しやすく、日本のように食べる量が少量であれば問題ありません。

脂質が多く便秘の原因に

いかり豆は食物繊維が多いですが、油で揚げて加工するために多くの脂質を含んでいます。質の悪い油を使用することで、腸内環境を悪化させて、便秘や下痢の原因となります。

質の良い油を使用したいかり豆を選ぶことで、便秘や下痢になりにくいです。

塩分が多く高血圧・むくみの原因に

いかり豆は塩分が多く、塩分の摂り過ぎは高血圧やむくみの原因になりやすいです。食べ過ぎると過剰摂取となりやすいため、過剰なナトリウムを排出する作用のあるカリウムを一緒に摂るようにしましょう。カリウムは野菜や果物などに多く含まれているので、いかり豆を食べた時には野菜や果物を積極的に摂るようにしてください。

まとめ

いかり豆について紹介をしました。おつまみやおやつに食べることが多いいかり豆ですが、食べ過ぎてしまうことで太ったり体に悪いなどといわれています。

この記事をまとめると

  • いかり豆とはそら豆を揚げた「揚げ豆菓子」
  • 食物繊維が豊富・脂質が多く・カロリーが高めである
  • いかり豆は塩分が多いので高血圧やむくみの原因になる
  • 質の悪い油が使われていると便秘や下痢になりやすい

いかり豆はカロリーが高いので、適量を食べるようにすることで、食物繊維を上手に摂ることができます。そのまま食べるだけではなく、料理にも使えるので、ぜひチャレンジしてみてください。