いちごオレといちごミルクの違い|作り方・意味・飲み過ぎは体に悪い?

いちごオレと聞くと、昔から自販機などでも売られている、あのいちごオレが浮かびます。子どもから大人まで、いちごオレ好きの方も多いのではないでしょうか?

しかし、市販品の商品名を見てみると、いちごオレというものや、いちごミルクといった表記のものがありますよね。このふたつはどういった違いがあるのでしょうか?そこで今回は…

  • いちごオレとは?
  • いちごミルクとは?
  • いちごオレといちごミルクの違いは何?
  • いちごオレは体に悪い?

についてご紹介をしていきます。

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いちごオレとは?

まずはいちごオレについて特徴や名前の意味をご紹介いたします。

特徴

いちごオレとはいちご味がするミルク風味の飲み物です。

意味

もともとは「いちご牛乳」というものが存在しましたが、○○牛乳と表記をするためには、乳成分が規定の量を満たさなければいけないと定められたのです。

牛乳と表記をするためには飲み物に含まれる乳成分の量が100%、もしくは100%近い量ではないと表記できないそう

そのため牛乳であっても、水などで薄めてあるものは規定を満たさないために「乳飲料」という表記になっています。

オレ(au lait)とはフランス語で「ミルク入りの~」という意味になります。少しでも牛乳が入っていればオレと記載できるようになっています。

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いちごオレの種類

いちごオレの成分表をみてみると、種類別名称の欄で、清涼飲料水乳飲料という記載があると思いますが、清涼飲料水であれば、軽くゴクゴク飲めるタイプ

一方、乳飲料の場合はミルク感をたっぷり感じられるクリーミータイプのものです。いちごオレを購入する場合にはお好みのタイプのいちごオレを選んでみてくださいね。

いちごミルクとは?

続いていちごミルクについてをみていきましょう。

特徴

いちごミルクもいちごオレと同様、いちご味がするミルク風味の飲み物となります。ミルク(milk)とは、「牛乳や乳製品に関する物」を意味する英語で、ミルクという表記がされているものは乳成分量が4%以上含まれまれているものとなります。

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いちごオレといちごミルクの違いは何?

それぞれの特徴をお伝えしましたが、ふたつの違いは乳成分の量の違いにより、オレやミルクという名前が決まっているということです。

また、市販品のいちごオレやいちごミルクの原材料にはいちご果汁の量が1~2%程度と少なく、牛乳ではなく乳飲料を使用することが一般的のようです。

作り方

今回は甘くまろやかな味が魅力のいちごミルクの作り方もご紹介いたします。

▼準備するもの(350㏄カップ2杯分)

  • いちご150g
  • 砂糖大さじ4
  • レモン汁大さじ1
  • 牛乳400㏄
  • 練乳小さじ2

▼作り方

  1. いちごはへたを切り落としてみじん切りにする
  2. 耐熱容器にいちご、砂糖、レモン汁を入れて混ぜる
  3. ラップはせずに、600Wのレンジで2分加熱をして混ぜる。再びレンジで2分加熱し、混ぜてから冷ます

    ※とろみがつかない場合は追加で30秒ずつ加熱をするようにしてください
  4. ボウルに牛乳、練乳を入れて混ぜる
  5. 3をカップに等分に入れて、4も等分に加えれば完成

甘さ控えめにしたい場合にはお砂糖や練乳の量を調整してみてくださいね。

とても簡単に作れるいちごミルクですので、お子様とのクッキングにも良さそうです♪

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いちごオレは体に悪い?

さて、続いてはいちごオレの成分の中で気になるものについて調べてみました。

人工甘味料

人工甘味料とは、砂糖の代用品として、食品や飲料品に利用されます。天然甘味料は自然の植物であるサトウキビやはちみつ、メープルなどを原材料として抽出された成分から作られるもの。

それに対し人工甘味料とは人の手によって作られたものを指し、科学的に合成して作られることから合成甘味料とも呼ばれます

いちごオレを含む飲料品には人工甘味料を使用しているものもあるため、詳しくみていきますね。

糖分が多い?

砂糖よりも糖分が多いものもあれば、反対に少ないものなど、甘味料の種類によっても様々です。代表的な人工甘味料の種類もご紹介いたしますね。

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≪アステルパーム≫

日本で最も多く利用されている人工甘味料のひとつです。アステルパームは糖質ゼロの飲料品などに利用されており、砂糖の200倍ほどの甘みを持つといわれています。

カロリーは1gあたり4kcalとなり、普通の砂糖と変わりませんフェニルアラニンを体の中で代謝できない「フェニルケトン尿症」の人は摂取を避ける必要があります

≪アセスルファム≫

アステルパームと同様に広く利用されている人工甘味料で、ドイツで発見されたことをはじまりに、日本でも2000年から普及されるようになりました。こちらも砂糖の200倍の甘みを持つといわれています。

また、苦味を緩和させる効果もあるようです。水に溶けやすく、熱や酸に対する安定性も高いといわれています。

ただし、動物実験で甲状腺障害や脳機能障害の原因なることが明らかとされているため、過剰摂取には注意が必要です。

≪スクラロース≫

人工甘味料の中でもとても強い甘みをもつ種類です。その甘さは砂糖の600倍ともいわれています。もともとは1976年に農薬の研究中にイギリスで生まれ、1999年に日本で認可が下り、普及されるようになりました。

分子構造に塩素を含んでおり、健康に有害となり得る有機塩素化合物でもあるようです。また、動物実験でラットの腸内細菌を殺す作用などがあることが発見されているようですので、過剰摂取は避けることをおすすめします

人口甘味料は低カロリーのものなどもあり、多量摂取しなければ問題はありませんが、お子様に飲ませるものであれば、人工甘味料などの添加物が使用されていないものを選ぶと良いかもしれませんね。

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まとめ

いちごオレ、いちごミルクについて詳しくご紹介をしましたが、いかがでしたでしょうか。

ふたつの違いをまとめると

  • いちごオレもいちごミルクもいちご味がするミルク風味の飲み物
  • オレとはフランス語で「ミルク入りの~」、ミルクとは英語で「牛乳や乳製品に関する物」を意味する
  • 乳成分量の違いにより、オレやミルクという名前が決まっている(ミルクは乳成分量が4%以上)

人工甘味料とは…

人の手によって科学的に合成して作られたもののこと。人工甘味料を含むいちごオレの場合には多量摂取はしないよう、飲みすぎには注意をしましょう。

ふたつの違いを知って、これから購入する際の参考に。また、ご紹介したレシピで美味しいおやつタイムを楽しんでみてくださいね。

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