古いケーキで食中毒になることがある?賞味期限・消費期限は?

ケーキはおめでたい日や自分へのご褒美に食べることのおおいお菓子ですが、たくさん購入してしまい、なんとなく食べきれずに余ってしまうことも多いですよね。

ではケーキはどれくらい保存できるのでしょうか?古くなったケーキを食べると食中毒を引き起こしてしまうことがあるのでしょうか。

今回の記事では、

  • ケーキの賞味期限
  • 種類ごとの消費期限
  • 食中毒になる?
  • 腐るとどうなるの?

これらについて解説していきたいと思います。

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ケーキの賞味期限とは

ケーキなどの焼き菓子によっては消費期限と賞味期限が記載されているものがあります。

例えば生クリームがふんだんに使われたケーキは基本的に「消費期限」が記載されています。一方でアイスのケーキや、冷凍もののケーキに関しては「賞味期限」が記載されていることが多いです。まずは消費期限と賞味期限の違いについておさらいしていきましょう。

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賞味期限とは?

賞味期限とはその日付までは「品質が保たれているので、おいしく食べることができますよ」という期限を表します。賞味期限は品質が悪くなりにくい食品に表示されていることが一般的です。

このような食品は賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。賞味期限の食品例としてはスナック菓子や缶詰、冷凍食品などがあります。

消費期限とは?

消費期限とは賞味期限とは違い「その日付までは食べることができます」という期限の事を言います。お弁当や生肉、生魚などの品質が悪くなりやすい食品などに表示されています。

消費期限を過ぎているものに関しては食べると食中毒に繋がることがあるため、食べてはいけません!消費期限の食品例としてはショートケーキ、サンドイッチ、お弁当などがあります。

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ケーキの種類ごとの消費期限

ほとんどの場合のケーキは消費期限が設定されています。では次はケーキの種類ごとに消費期限を見ていきましょう。

ケーキの種類ごとの消費期限

ショートケーキ:当日または翌日までが基本

レアチーズケーキ:通常のものは約3日程度。生クリームや果物が飾られているものは当日~翌日まで

ベイクドチーズケーキ:約4日程度。生クリームや果物が飾られているものは当日~翌日まで

ガトーショコラ:約4~5日程度

フルーツタルト:当日~翌日まで

パウンドケーキ:約1週間程保存可能。生クリームが飾られているものは当日~翌日まで

この表を見てもらうとわかると思いますが、生クリームや果物などの傷みやすい食品が使われているものに関しては基本的に当日~翌日までに消費する必要があります。一方でスポンジやタルトなどの生地やレアチーズケーキなどは比較的長く持つことがわかりますね。

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ケーキが腐るとどんな状態になるの?

次はケーキが腐るとどのような状態になるのかを解説していきたいと思います。

ケーキが腐った時の状態

生クリームが黄色く変色したり、カチカチに乾燥している

果物の水分が抜け、びちゃびちゃになっている。

カビが生え始めている

酸味のある強い匂いを感じる

食べた時に舌が痺れるような感覚がある

食べた時に明らかにおかしい酸味を感じる

このような場合のケーキを食べると、お腹を壊したり、吐き気を催したりなど様々な体調不良を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

食べても症状が出ない場合もありますが、数日後に体調不良を引き起こすなども考えられますのでもし食べてしまったら、数日間は体調チェックを欠かさず行うようにしてください。

体調不良が起きた場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

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ケーキで食中毒になることはあるの?

実は以前にウェディングケーキにサルモネラ菌が付着しており、その影響で食中毒が広がってしまった事件があります。

この事件のサルモネラの汚染原因は使った凍結卵白か従業員の衛生管理の問題だったという事がわかっています。特にウェディングケーキなどに使用するバタークリームは加熱過程があまりないためこのようにサルモネラ菌を死滅させることができず、感染してしまうことがあるようです。

ただし現在の衛生管理状況ではケーキによってサルモネラ菌に感染する可能性は日本では極めて稀であるとされており、気にする必要はないと思われます。

腐ったケーキに注意

サルモネラ菌に感染することはあまり気にしなくても良いという解説を行いましたが、先ほど紹介した腐ったサインのでているケーキを食べることでお腹を壊したりなどの食中毒症状が出てしまう可能性はあります。

ですのでケーキは必ず期限内に食べるようにして、食べる前には状態のチェックを欠かさずに行うようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • ケーキには種類によってさまざまな賞味期限が設定されている
  • 物によっては消費期限のものもある
  • 生クリームの色が変色していたり、異臭などがするものは食べてはいけない
  • 過去にウェディングケーキで食中毒を引き起こした事件がある

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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