皆さんは生チョコはお好きですか?一口で生チョコと言いましても生チョコには通常のチョコレートと生クリームを加えたものを以外にも、ホワイトチョコで作られたもの、ホワイトチョコをベースに抹茶パウダーを入れて抹茶味にしたもの、いちごパウダーを加えていちご味にしたものなど様々な種類がありますよね。
生チョコといえば非常に作りやすいというメリットもありますが、ホワイトチョコを使った生チョコは意外と固まりにくくて困ってしまった経験はありませんか?
今回の記事ではそもそもホワイトチョコってどんなとこなのか、ホワイトチョコの生チョコが固まらない理由と対策について解説していきたいと思います。
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目次
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ホワイトチョコってどんなチョコ?
ホワイトチョコレートは「ココアバター」と「砂糖」「ミルク」を元に作られています。ここまでは普通のチョコレートと同じ材料ですが、ここに「カカオマス」が加えられると一般的な茶色のチョコレートになります。
カカオマスとはチョコレートの原料となるカカオ豆を発酵させた後に乾燥、焙煎したものを砕いて作ります。このカカオマスを入れるか入れないかでホワイトチョコになるか茶色のチョコレートになるかが決まります。
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ホワイトチョコで生チョコ作る時に固まらない原因
先ほども紹介しましたがホワイトチョコレートはカカオマスが入っていないチョコレートで、その代わりにカカオバターが豊富に含まれています。なので通常のチョコレートに比べて「カカオが少なく、脂肪分が多い」と言えます。
これが原因になってホワイトチョコが固まらない理由になっているのですが他にもたくさんの理由がありますので一つずつ確認していきましょう。
生クリームの量が多い
固まらない原因の一つとして生クリームの量が多すぎるということが考えられます。ホワイトチョコはカカオ成分が少ないので、生クリームの量が多くなってしまうと固まりにくくなる傾向にあります。ホワイトチョコと生クリームの割合は「3:1」くらいにしてみると良いでしょう。
溶かす温度が高すぎる
ホワイトチョコは脂肪分がとても多いので分離しやすい傾向にあります。ホワイトチョコを溶かす温度の目安は大体「30~45℃」が丁度よく、それ以上の温度で溶かしてしまうと完全に分離してしまいます。
分離させてしまうと固まる時にチョコの成分と脂肪が混ざらずに固まらなくなってしまうので、温度にムラがないように低めの温度で溶かしていく必要があるのです。
作業中に水が入ってしまう
その他の理由として、ホワイトチョコを溶かすボウルの中に水分が含まれていないか確認してください。ボウルにあらかじめ水滴がついている状態でホワイトチョコレートを入れてしまうと水分によってホワイトチョコがゆるくなってしまい固まらない原因になります。
その他にも湯せん中にお湯がボウルの中に入らないようにしましょう。ホワイトチョコは非常に繊細で、少しでも水分量が多くなってしまうとかたまらなくなってしまうので注意しましょう。
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ホワイトチョコが固まらない時の対策
ホワイトチョコの量を少し増やそう
ホワイトチョコがどうしても固まらない場合は、先程の原因のうち何が原因か考えましょう。ほとんどの場合は生クリームを多く入れすぎてしまっているのが原因なので基本的には「ホワイトチョコの量」を増やすことで解決します。
ホワイトチョコの量を増やす時は「30~45℃」に保った湯煎でゆっくり溶かしていくようにしましょう。ここで焦りは禁物です!
冷凍庫で冷やして固めるのもOK
ホワイトチョコの量を増やしても全く固まる気配がない場合は、冷凍庫に1時間ほど冷やして固めるという方法もあります。必ずラップをしてから冷凍庫に入れるようにしましょう。
また冷蔵庫に入れる時はしっかりかき混ぜた状態で入れないと水分と脂肪分が分離してしまう事がありますので注意しましょう。
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どうしても固まらなかった時のリカバリー法
様々な対策をとってもどうしても生チョコが固まらないことってありますよね。生チョコを作るために色々な作業をしたのに固まらなかったらとても悲しいです。失敗したと思ってそのまま捨ててしまう人も少なくありませんが、生クリームとチョコレートを混ぜただけの生地なので実は様々な料理に使うことができます!
ブラウニーやマフィンの材料になる!
固まらなかったホワイトチョコに溶かしバター、卵、砂糖、ふるった薄力粉を混ぜ合わせて生地にして美味しいブラウニーやマフィンを作ることができます。
しっかりとホワイトチョコが入っていますので濃厚な味わいを楽しむことができ、生チョコ以上に美味しいスイーツができる可能性だってあるんですよ!材料の配分については以下を参考にしてみてください。
- 固まらなかったホワイトチョコ:100g
- 溶かしバター:30g
- 卵:1個
- 砂糖:30g
- ふるった薄力粉:65g
この材料を混ぜ合わせてブラウニーなら18cmの型にながし、マフィンにしたいならマフィンカップに流し入れます。その後に予熱したら170℃のオーブンで焼けばOKです。ブラウニーの場合は30分程度、マフィンなら20分程度で完成します。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ホワイトチョコはカカオバターと砂糖、ミルクで作られたチョコレート
- 通常のチョコレートに比べてカカオマスが入っていないことが特徴
- ホワイトチョコで生チョコを作ると固まりにくい
- 固まらない場合はホワイトチョコを追加で入れるか冷凍庫で冷やすことがおすすめ
- どうしても固まらない場合はマフィンやブラウニーにして食べよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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