食卓に彩りを添えるほうれん草。ごま和えにしたり、グラタンやシチューに入れたりと鮮やかな緑色が見た目にも楽しませてくれます。
そこで今回は、彩りのアクセントや付け合わせにいつも冷蔵庫にあると嬉しいほうれん草の保存方法と目安期間を冷蔵・冷凍・常温でそれぞれまとめましたので紹介します。お家でも是非活用してみてください!
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目次
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ほうれんそうってどんな野菜?
学名 | Spinacia oleracea |
分類 | アカザ科ホウレンソウ属 |
原産地 | 西アジア |
主な生産地 | 千葉、埼玉、群馬、茨城、北海道 |
旬の時期 | 12月〜1月:千葉、埼玉、群馬、茨城 |
7月~9月:北海道 | |
和名 | 唐菜、赤根菜 |
緑黄色野菜といえばほうれん草の名前を挙げる人も多いのではないでしょうか。
ほうれん草は江戸時代に伝わってきたといわれ、世界各地で栽培されている野菜です。品種も様々で、アクの少ないサラダほうれん草など、生でも美味しく食べられるものもあります。通年手に入れることができますが、本来の旬は11月から1月の冬で、色も濃く栄養分も増して甘味のあるほうれん草を食べることができます。
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ほうれん草の効能
鉄分が多いので造血作用があります。がん予防にも効果的なβ−カロテンが豊富で、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持そして、喉や肺など呼吸器官系統をも守る働きがあると言われています。赤い根元には骨を作るマンガンが多く含まれます。
美味しいほうれん草の食べ方
彩りの良いほうれん草はさっと短時間で茹でることでさらに鮮やかな緑色になります。短時間の湯どうしであればシャキシャキとした歯ごたえも残ります。お浸しやごま和えの時は短い湯どうしを意識しましょう。
グラタンやキッシュなどにも入れても美味しいのでチーズとの相性も良いです。
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鮮度のいいほうれん草の見分け方
ほうれん草を買う時に鮮度の良いものを選ぶポイントがありますので紹介します。
また、鮮度のほかに調理する前に気をつけたいポイントとして、茹でる前に切ることをおすすめします。ほうれん草は残留農薬が多い野菜なので水洗いは丁寧にすると良いでしょう。
ボウルに水を張り、水を流しながら5分ほど振り洗いします。ゆでる前に切っておくと切り口から農薬などが溶け出します。なのでなるべくゆでる前に切っておくと良いでしょう。
鮮度のいいほうれん草の見分け方3つのポイント
- 葉は青々として厚みがある
- 茎は太すぎずしっかりしている
- 根元の赤みが強く太い
茎の一本一本が太すぎると硬かったりします。全体的な根元のボリュームを見た時に、一本一本は太すぎず全体的な根元が太いものを選ぶと良いでしょう。
ほうれんそうを冷蔵庫で保存する場合
ほうれん草を冷蔵庫で保存する方法を紹介します。
保存期間の目安
冷蔵庫での保存期間の目安は1週間です。冷蔵庫での保存期間はほかの野菜と比べて平均的です。
冷蔵庫での保存方法
- 水けをふ拭き取る
水を張ったボウルなどのつけ、水けをよく拭き取る - 包んでポリ袋に入れる
ペーパータオルで包み、根元を下にしてポリ袋に入れる - 冷蔵室に立てて保存
ポリ袋の口を軽く閉じ、深めの容器に入れて立てて保存する。
ドアポケットに入れても良いでしょう。
ほうれん草の冷蔵庫保存での1番のポイントは乾いたペーパータオルで包む事です。ほうれん草は乾燥に弱いので、ペーパータオルで包む事で乾燥を防ぐ事ができます。
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ほうれんそうを冷凍庫で保存する場合
ほうれん草を冷凍庫で保存する方法を紹介します。
保存期間の目安
冷凍庫での保存期間の目安は1ヶ月です。冷凍保存すると保存期間が伸びますので適切な方法で保存しましょう。
冷凍庫での保存方法
- 熱湯で塩茹でする
塩を加えた熱湯でサッとゆで、冷水にさらして水けを絞ります。食べやすい大きさに切ります。 - ラップに包んで急冷
小分けにしてラップに包み、金属トレイにのせて急速冷凍する。凍ったら冷凍用保存袋の写して保存する。
ラップに包んだままにせず、手間ですが冷凍用保存袋に移すのがポイントです。
ほうれんそうを常温で保存する場合
ほうれん草は常温の保存に適していませんが、干すことで保存することができます。
保存期間の目安
干す方法での保存期間の目安は1カ月です。干す事で長期間保存する事が可能になります。
干して保存する方法
①よく水洗いする
ほうれん草は根に土が残らないよう、1株をいくつかに分けて流水で丁寧に洗う。
②吊り下げて干す
根元を上にしてフックにかけ、風通しの良いところに吊り下げて2〜3日ほど干す。
まとめ
今回はほうれん草について冷蔵・冷凍・常温のそれぞれの保存期間と保存方法についてまとめました。
この記事をまとめると
- 冷蔵に場合の保存期間 1週間
- 冷凍の場合の保存期間 1ヶ月
- 常温の場合の保存期間 干す:1カ月
保存期間は目安ですので、野菜に状態をよく見て食べられるか判断し、なるべく早めに使い切りましょう。
ほうれん草は冷蔵庫だと1週間程度しか日持ちしませんが、冷凍や干したりと工夫することで長持ちさせることができます。ほうれん草の鮮やかな緑色で食卓を彩って見てはいかがでしょうか。
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