ホットドックの弁当は夏だと危険?傷まない工夫や注意点を紹介!

イベント時やピクニックのお供としても人気のホットドック。手軽にボリュームのある食事をすることができるのでとても便利ですが、ホットドックをお弁当に用いることは注意が必要です。そこで今回は、

  • ホットドック弁当は暑いと危険?
  • ホットドック弁当を傷ませない方法
  • 夏でも長持ちさせるコツ
  • 抗菌作用がある食品・食材2選

こちらについて紹介していきます。

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ホットドック弁当は暑いと危険?


ホットドックは手軽に食べられるのが良いところの1つですよね。ですが、特に夏場の暑い時期にお弁当として持ち歩くのは危険な行為なんです。その理由を詳しく解説していきます。

汁気が多いと危険

暑い日のホットドック弁当が危険なのは、食中毒を引き起こす可能性があるためです。ホットドックによく使用するきゅうりやトマトは、元々水分が多く、時間の経過とともにホットドック全体に汁気が多くなります。

 汁気(水分)は細菌を繁殖させてしまう大きな要因 となりますので、ホットドックに挟む食材はよく水気を切っておくことが大切です。

注意が必要な主な具材

  • きゅうり
  • トマト
  • キャベツ
  • レタスなど

ソーセージもしっかり加熱しよう

野菜と同様に、ホットドックに欠かせない具材の1つがソーセージですよね、ホットドックをお弁当にするときは、 ソーセージもしっかりと加熱することが大切 です。

ソーセージは様々なメーカーから販売されており、中にはそのまま食べられるものもあります。ですが、そうでない生のソーセージや生焼けの場合は、食中毒症状を引き起こす可能性があります。

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ホットドック弁当を傷ませない方法


ホットドックのお弁当は食中毒の心配を伴いますが、全くNGという訳ではありません。ここからは、ホットドックをお弁当にしても傷ませないための方法を紹介していきます。

全体的に加熱をする

既述のように、ホットドックを弁当にするときはソーセージをしっかりと加熱することが大切です。ですが、より安全な方法は、それ以外の食材も全体的に加熱することです。

 卵は半熟ではなく、しっかり固まったものを使い、野菜も一度火を通した上で水を切っておきましょう。 食中毒を引き起こす原因となる微生物や菌は、加熱することで死滅させることができるのです。少し面倒でも、必ず加熱と水切りを徹底しましょう。

保冷剤で冷やす

全体的に加熱したホットドックを持ち歩くときは、さらに保冷剤で冷やすようにしましょう。

食中毒を引き起こす菌は、特に高温多湿な環境で増殖する性質を持っています。持ち歩きの際や、すぐに食べられず置いておくという場合は、ホットドックが入ったお弁当箱や袋を保冷剤でしっかりと冷やせるようにしましょう。

保冷できるバックを利用すればさらに効果的です。

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夏でも長持ちさせるコツ


ホットドック弁当を夏でも長持ちさせるのには、まだまだコツがあります。全体的に加熱することと保冷剤と一緒に持ち歩くこと、さらに以下の2つの方法を加えてみてください。

マスタードで菌の繁殖を防ぐ

ホットドックに味のアクセントを加える重要なポイントとして、マスタードがありますよね。実はこのマスタードを使うことで、ホットドックを夏でも長持ちさせることができます。

 マスタード(粒マスタード)の原料となるマスターシードは、挽いた際にアリルイソチオシアネートという殺菌力を持つ成分を発生させます。  ホットドックにマスタードを入れることで、菌の繁殖を防ぐことができます。

ピクルスで抗菌作用

さらに、具材にピクルスを使うことも効果的です。 酢や香辛料をベースに野菜などを漬け込んで作られるピクルスには、抗菌作用が期待されています。  保存食として作られていたため、ピクルス自体の日持ちも長く、夏場のホットドックには欠かせない具材です。

抗菌作用がある食品・食材2選

料理
ホットドックの弁当を夏でも安全に持つためには、とにかく菌を繁殖させないことが大切です。抗菌作用をさらに重視し、より安全性を高めたいときは、次の2つの食材を使うことをおすすめします。

香辛料・酢

ピクルスに抗菌作用が期待できるのは、そもそも抗菌作用を持っている酢や香辛料をベースに作られているためです。

特に酢は、酢酸という成分が含まれており、酢の中では細菌や微生物が生息することができません。菌の繁殖を止める能力が高く、食中毒の原因となりうる菌を数分で死滅させる力があると言われてます。

梅・香味野菜

意外な組み合わせかもしれませんが、梅や香味野菜にも腐敗防止や殺菌効果が期待できます。

既述のように、食中毒の原因となる菌は酸に弱いため、梅干しのような食材を使うことは非常に効果的です。

香味野菜とは
にんにく、生姜、シソ、みょうが、長ネギ、三つ葉、パセリ、パクチーなどの料理に香りや風味をつけるために使われる野菜のこと

まとめ

「ホットドックの弁当は夏だと危険?傷まない工夫や注意点を紹介!」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • ホットドック弁当は暑いと汁気が出て危険
  • ホットドック弁当にするなら全体をしっかり加熱
  • ホットドック弁当は保冷剤で保冷
  • ホットドック弁当にはマスタードやピクルスがおすすめ

便利で手間も少ないホットドック弁当ですが、そこには見落としてはいけない落とし穴があります。子どもが食べることも多いものですので、十分な工夫を心がけてくださいね。

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