梅干しは保存食のイメージが強く長期間の保存に向いています。では、甘くて美味しい「はちみつ梅干し」も長持ちするのでしょうか?
はちみつ梅干しは普通の梅干しと違い、そこまでしょっぱさも酸っぱさもないですが、長期保存ができて、腐りにくいのでしょうか。そこで、今回は
- はちみつ梅干しとは
- はちみつ梅干しが腐るとどうなる?
- はちみつ梅干しの賞味期限
- はちみつ梅干しの長持ちのコツ
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目次
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はちみつ梅干しとは
梅干しは苦手でもはちみつ梅干しは好きっていう方も多いでしょう。はちみつ梅干しは、ご飯のお供やおやつにもピッタリです。
はちみつ梅干しは自分で作ることもでき、好きな甘さ、しょっぱさで作ってみてもいいですね。
甘くて食べやすい梅干し
はちみつ梅干しは、普通に塩漬けした梅干しを1度塩抜きしてからはちみつで漬けて作られるものです。
酸っぱさも、しょっぱさも抑えられていて、甘くて食べやすい梅干しなので梅干しが苦手な方でも食べることができます。
はちみつ梅干しの効能
梅干しには抗酸化作用があり老化防止の効果があると言われています。はちみつ梅干しは普通の梅干しに比べると老化防止効果が高いと言われています。
はちみつ梅干しを作る過程で塩抜きしますが、塩が抜けた種の中の隙間から「梅リグナン」が出てきます。はちみつ梅ぼしは濃度が上がります。
- 老化防止
- 骨粗鬆症予防
- 便秘解消
- 血液サラサラ効果
- 脂肪燃焼効果
はちみつ梅干しは老化防止以外の効果も期待できます。ヨーグルトと一緒に食べるとクエン酸が悪玉菌の増殖を抑制してくれます。善玉菌が活性化されることで便秘解消効果が期待できます。
他にも熱を加えることでムメフラールという物質が発生し血液サラサラ効果が期待できますよ。
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はちみつ梅干しが腐るとどうなる?
はちみつ梅干しは普通の梅干しに比べると日持ちがしません。保存方法が悪ければ腐ってしまうこともあります。
はちみつ梅干しが腐るとどうなるのでしょうか。
臭い・見た目の変化
はちみつ梅干しは腐ると臭いや見た目に変化が出ます。
- カビが生える
- 液体状にある
- ネバネバする
- 色が変わる
- 異臭がする
腐っているのが分かる現象としてカビが生え、梅がドロドロになり液体状になります。こうなった時には絶対に食べないで下さい。
また、ネバネバした時や嫌な臭いがした場合も腐っている可能性があります。
味の変化
見た目や臭いに変化がなくても腐っている可能性があります。見た目で分からない時は少量の味見をしてみましょう。
はちみつ梅干しの味とは違う変な味がする時は腐っている可能性があります。
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はちみつ梅干しの賞味期限
普通の梅干しには賞味期限がありませんが、はちみつ梅干しには賞味期限があります。普通の梅干しは腐りにくいですが、はちみつ梅干しは腐ることもあります。
はちみつ梅干しの賞味期限はどのくらいなのでしょうか。
未開封で半年くらいが目安
はちみつ梅干しの塩分濃度など商品に差がありますが、未開封のもので3~6か月ほど日持ちします。
塩分濃度が高い梅干しは未開封で1年以上日持ちする場合もあります。はちみつ梅干しは塩分濃度が低いので賞味期限も短いです。
手作りでも長持ちする
手作りの梅干しは正しい方法で作ったのなら市販の梅干しよりも長持ちします。たっぷりの塩で梅を熟成させ、天日干しして作ることで1年~10年以上持つこともあります。
梅干しを保存する容器など様々な要素で変わります。はちみつ梅干しは普通の梅干しよりも塩分濃度が低くなり賞味期限は短くなります。
開封済の市販なら2週間前後、手作りのはちみつ梅干しなら1か月程度です。
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はちみつ梅干しの長持ちのコツ
はちみつ梅干しは正しい保存方法をすることで日持ち期間が長くなります。まず、はちみつ梅干しは傷みやすいので常温保存は向きません。
未開封のものでも常温保存は向かず、腐ることもあるので長持ちさせたい方は、常温保存は絶対にやめましょう。
- 冷蔵庫で保存する
- 取り出す時には雑菌が入らないようにする
はちみつ梅干しは塩分濃度が低く、傷みやすいので必ず冷蔵庫で保存しましょう。
また、はちみつ梅干しを取り出す時には綺麗な箸で取り出すようにしましょう。口を付けた箸では雑菌が入り繁殖してしまう可能性があります。
塩分を高めにする
梅干しは塩分濃度が高ければ長持ちします。一般的には塩分濃度が20%以上だと腐りにくいと言われています。
自分ではちみつ梅干しを作る場合には塩分濃度を高くすることで長持ちします。塩分濃度が低ければ塩の防腐作用も低くなるので腐る可能性も高いです。
冷凍でも長持ちする
梅干しは冷凍することができます。昔は保存性を高くするために塩分濃度を高くした梅干しが主流でした。
今は減塩意識が高まり市販されている梅干しは8~10%のものが多いです。はちみつ梅干しも塩分が低いので日持ちがしません。
食べきれないはちみつ梅干しは、冷凍保存することで3~6か月日持ちします。それ以上は劣化するので早めに食べきりましょう。
梅干しを冷凍する時は保存袋に入れて冷凍します。梅干し同士がくっついていれば、そのまま固まってしまうので離して冷凍するか、ひとつずつラップに包むと食べる時にも楽ですよ。
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まとめ
「はちみつ梅干しは腐るとどうなる?賞味期限や長持ちの方法」についてご紹介しました。
この記事をまとめると
- はちみつ梅干しは、塩漬けした梅干しを塩抜きし、はちみつで漬けたもの
- はちみつ梅干しは腐ると見た目、臭い、味に変化が出る
- 未開封で3~6か月、開封済なら2週間前後、手作りのはちみつ梅干しなら1か月程度です
- はちみつ梅を長持ちさせるのなら「冷蔵庫で保存」「取り出す時には雑菌が入らないようにする」「塩分を高くする」「食べきれない場合は冷凍する」
はちみつ梅干しは甘くて美味しいのでおやつにもぴったりです。塩分濃度が低いので普通の梅干しと比べると賞味期限が短いです。
賞味期限内で食べきれない時には腐る可能性もあるので冷凍保存することで長持ちさせることができます。
冷凍したはちみつ梅干しはシャリシャリした食感になります。解凍せずにそのまま食べても美味しいですし夏場のお茶請けとしてもおすすめです。
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