はちみつは、お菓子づくりに使ったり、ドリンクに加えたり、また砂糖の代わりとして料理に入れたりなど、たくさんの用途があります。寒い日にあたたかいはちみつレモンドリンクを飲むと、ホッと安らぎますよね。また完全栄養食品として高い効能もあり、健康や美容にも抜群の良い効果をもたらします。今回は、はちみつを最適な状態で保存する方法をお知らせします。
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目次
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はちみつってどんな食材?日本のどこで生産されているの?
英名 | honey |
栄養成分 | 炭水化物、ナトリウム、カリウム、リンなど |
日本の主な生産地 | 長野県、北海道、熊本県、和歌山県など |
蜜源 | 蓮華、シロツメクサ、みかん、アカシア、トチノキ他 |
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はちみつの歴史
はちみつの歴史は深く、紀元前6000年頃のスペインのラ・アラーニャ洞窟の壁にはちみつを採る人々の姿が描かれています。またギリシャ神話にも養蜂神なる神様が登場しています。日本では、日本書紀にて643年頃に養蜂の事が書かれており、庶民に普及し始めたのは明治になってからのようです。昔は立場が上の方たちしか食べる事ができない、高級食材だったのですね!
日本ではちみつの生産が盛んな都道府県はどこ?
1位は長野県、2位は北海道、3位は熊本県、それから和歌山県、秋田県と続いていきます。やはり豊富な自然や良質な蜜源が多い所ばかりですね。リンゴやみかんの産地も含まれているのは、ミツバチが働きやすい点もあるのかもしれません。しかし日本で消費されるはちみつはほぼ輸入品が多く、日本産はなんと全体の5%ほど。これは少し残念なような気もします。
はちみつの健康効果、効能とは?健康食品だから、誰でも摂取して大丈夫?
はちみつの効能は幅広く、美容にも健康食品としても使われています。
- 殺菌・抗菌効果
- 疲労回復
- 抗酸化作用
- ダイエット効果
- 整腸作用
- 消化不良
- 安眠促進
- 動脈硬化予防
- 胃がん予防
などあります。人間の体にとってプラスとなる事ばかりですが、一方知っておきたい情報もあります。
はちみつはまれにボツリヌス菌が含まれている事があります。大人には問題ありませんが、1歳に満たない赤ちゃんの体に入ると乳児ボツリヌス症を発症する事があります。死に至る場合もあるので、与えないようにお気をつけください。
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はちみつを良い状態で長もちさせる保存方法とは?
実は、はちみつは腐らない食品です!それははちみつの水分が少ない事と、糖度が高い事により、カビや腐敗菌またバクテリアが活動できないのです。しかし、保存状態によっては、風味がなくなってきたり固まったりする場合もあります。また瓶詰めにしているはちみつを取り出す時に、汚れたスプーンを使ってしまうとカビが発生する可能性が高くなります。必ず未使用の清潔なスプーンで対応してください。
はちみつを常温保存した場合
はちみつの保存は、風味が落ちない事と、次に使う事を考えると常温が最も良いかもしれません。その場合、直射日光に当たる位置と、流しの下など湿気が多い場所はお控え下さい。また匂いを吸収しやすいので、蓋はきっちりしめて、匂いのあるもののそばに置かないようにしましょう。常温の場合、賞味期限は2年です。
はちみつを冷蔵保存した場合
はちみつは15℃が最も結晶化しやすくなります。冷蔵庫の温度は、2~6℃なので、常温より結晶しやすくなるかもしれません。結晶化しても問題なく食べる事はできますが、溶かすのにお湯で湯煎する必要があります。
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はちみつを冷凍保存した場合
凍って固まってしまいそうですが、実は大丈夫です。やや硬めの水あめ状になるので、次に使う時に少し手間がかかるので、ご注意ください。
まとめ
はちみつの保存方法や雑学をお届けしましたが、いかがだったでしょうか。免疫力にも効果があるので、ぜひお家に一つ常備して、健康促進また美容効果にお役立てください。それでは再度、はちみつの保存方法を復習してきましょう。
この記事をまとめると
- 常温・冷蔵・冷凍でも問題なし
- 気温15℃で結晶化しやすいので注意する
- 清潔なスプーンを使う
是非、はちみつの保存の参考にしていただけると嬉しいです。最適な状態で保存して、はちみつを美味しく召し上がってください。
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