豆乳は大豆を原料とした飲料でたんぱく質が豊富ですが、開封後はどのくらい日持ちするか知っていますか?未開封と開封後は賞味期限が異なります。今回は、
- 豆乳の日持ち<未開封・開封後>
- 豆乳の栄養と効果・効能
- 豆乳は腐るとどうなる?
- 豆乳の保存方法
これらのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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豆乳とは?
豆乳とは、大豆を水に浸してすりつぶし水を加えて煮つめた汁を漉したものです。大豆をすりつぶして絞った汁ににがりを混ぜて固めたら「豆腐」に、絞ったあとの繊維質は「おから」になります。豆乳に繊維質はほとんど含まれていませんが、吸収されやすい状態になっていると考えられています。
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豆乳の栄養と効果
豆乳は大豆からできていますので、他の大豆食品同様たんぱく質と脂質が豊富です。大豆のたんぱく質は植物性たんぱく質で、そのほとんどが水溶性のため豆乳に残っています。吸収率が高く、吸収速度が牛乳のたんぱく質に比べて遅いのが特徴です。そのため結果的に満腹感につながり、減量中の方に適しています。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無くならないようにしています。細胞膜やホルモンの材料になり、コレステロールや中性脂肪として存在しています。
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豆乳の日持ち・賞味期限はどのくらい?
豆乳の日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 未開封…1〜2ヶ月
- 開封後…3〜4日
豆乳は未開封であれば賞味期限は1〜2ヶ月と記載されていることが多く、パック内は無菌状態なので常温保存でも腐ることはありません。一度開封したものは雑菌が入りやすいので、5日以内を目安に消費しましょう。
賞味期限切れは飲める?
豆乳は未開封であれば多少の賞味期限切れでも飲めることが多いです。味や質が変化していないか見分けてから飲みましょう。
開封後1週間は加熱すれば飲める?
開封してから1週間経っている豆乳は、場合によっては傷んでいます。加熱すれば雑菌が消えるのでは?と考える方もいるようですが、煮沸だけで殺菌できない菌もあります。
1週間経った豆乳は見た目や味に変化がなくても、菌が繁殖している可能性もあるので飲まない方が安全です。
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豆乳は腐るとどうなる?
豆乳は腐るとどうなるのでしょうか?未開封の豆乳が腐ることはあまりありませんが、開封後は傷みやすいです。腐った豆乳の特徴を確認してみましょう。
- 黄色っぽく変色する
- 腐った臭い・ツンをした臭いがする
- 酸っぱい味がする
- どろどろ塊になる
豆乳が腐るとこのような状態になります。色が黄色く変色したり、酸っぱい臭いがするのがよくある状態です。
うっかり常温のまま放置してしまうと腐りやすいので注意しましょう。傷んだ豆乳は、どのような状態になるのでしょうか?
開封後の豆乳の保存方法
豆乳は未開封なら常温保存が可能です。スーパーでも冷蔵ではなく常温で販売されていることも多いです。豆乳の冷蔵保存は下記になります。
冷蔵保存
開封後の豆乳は冷蔵保存必須で、日持ちは約5日となっています。
- 必ず冷蔵庫で保存する
- コップに入れた飲みかけは保存しない
豆乳は一度開けたら早めに消費しましょう。
冷凍できる?
豆乳は冷凍すると品質が変化してしまい、解凍するとヨーグルト状になったり塊になってしまいます。美味しさも減ってしまうので、豆乳は冷凍保存に向いていません。
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まとめ
この記事をまとめると
- 豆乳の日持ち日数は、未開封:1〜2ヶ月
- 開封後:3〜4日
- 未開封は常温保存OK! 開封後は必ず冷蔵庫で保存を
豆乳は開封前なら2ヶ月ほど日持ちし、腐ってしまうことはほとんどありません。一度開封したものは傷みやすいので、5日以内を目安に飲み切るようにしましょう。
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