砂糖は料理やお菓子作りには欠かせない調味料の一つですが、未開封・開封後それぞれどのくらい日持ちするか知っていますか?長持ちさせるには、常温・冷蔵・冷凍どの保存方法が良いのでしょうか?今回は、
- 砂糖の日持ち
- 砂糖の栄養と効果・効能
- 砂糖は腐るとどうなる?
- 砂糖の保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
砂糖とは?
英名 | Sugar |
別名・和名 | 砂糖 |
エネルギー(100gあたり) | 356kcal |
糖質量(100gあたり) | 90.3g |
普段の料理やお菓子に使いやすい砂糖5種類をご紹介します。
- 上白糖・・・日本で一番一般的な、白くてサラサラとして砂糖です。さとうきびやてんさいから作られた原料糖を洗浄・濃縮・ろ過し、不純物やミネラルを取り除き、結晶化させたものです。どのような料理にも使えるので、1種類の砂糖を常備して何にでも使いたい場合は上白糖を選びましょう。
- グラニュー糖・・・上白糖よりも純度が高いのがグラニュー糖で、お菓子づくりに向いています。癖がないので飲み物に甘みをつけたいときはグラニュー糖を使いましょう。
- 三温糖・・・三温糖は、上白糖・グラニュー糖を作る過程でできる精製した糖蜜を何度か加熱してカラメル化して作られます。そのため、色が茶色く、コクがあります。和食の煮物や照り焼きに合います。
- きび砂糖・・・サトウキビの絞り汁を精製して作られます。色が茶色っぽいのはミネラル分を含んでいるからです。サラサラとして粉末状で、黒糖に似た風味があります。
- てんさい糖・・・さとう大根(てんさい)から作られる砂糖です。北海道のような寒冷地で作られ、サトウキビ由来の砂糖と違い、体を温める効果があります。色はミネラル分を含んだ茶色をしています。
スポンサードリンク
砂糖の栄養と効果
栄養
砂糖の成分は主成分はショ糖です。ショ糖は体内で消化されるとブドウ糖と果糖に分解されます。ブドウ糖は血液の中を流れて、体の各組織に取り込まれ、エネルギー源になります。脳はブドウ糖を蓄積することができないので、常にブドウ糖を補給する必要があります。
- ショ糖:ショ糖は、一般的に砂糖を呼ばれている砂糖の成分です。ブドウ糖と果糖が結合して一つの分子として構成されています。甘味料として利用されることが多く甘さが強いのも特徴です。サトウキビやてんさいに多く含まれています。
効果・効能
砂糖は「太る」「糖尿病の原因」という悪いイメージがありますよね。もちろん砂糖を過剰に摂取をすれば体に悪影響を及ぼしますが、適度に摂れば体にも脳にも、そして心にも良いのです!
また、砂糖はセロトニンの働きを助けると言われています。勉強中や仕事中に甘い物が食べたくなるのは、脳を沢山使っているからです。
- 精神安定
- リラックス効果
- 集中力アップ
- 記憶力の向上
スポンサードリンク
砂糖の日持ちはどのくらい?
砂糖の日持ち日数の目安は、未開封・開封後冷それぞれ下記の日数となっています。
- 未開封…約5年
- 開封後…約半年
砂糖は常温保存で未開封なら約5年、開封済みなら約半年日持ちします。開封後は風味や味が落ちていくので、できるだけ早く消費するようにしましょう。
5年保存させるには、 「湿度」と「高温」に気をつけることが必要です※ できるだけ良い環境で保存した場合の期限になります。
期限切れや傷んだ砂糖ってどうなる?
期限が切れて時間が経ってしまった砂糖は、どんな状態になるのでしょうか?早速傷んだ砂糖の特徴を見てみましょう。
- 茶色や黒っぽく変色している
- 風味が落ちている
- 臭いが変わっている
砂糖には甜菜糖やグラニュー糖など様々な種類のものがありますが、傷み始めると 茶色や黒っぽく変色 していきます。砂糖の甘い香りが落ちて 臭いが変わっている ことや、 味そのものが少し変わっていたり風味が落ちている こともあります。
傷んだ砂糖はカビが生えていなければ食べられる場合もありますが、通常時より味が落ちていることがほとんどですので気になる方は廃棄しましょう。
スポンサードリンク
まだ食べられる砂糖の見分け方
砂糖が傷んでいるのかどうなのか、わかりにくい砂糖を見分けるポイントを見てみましょう。
❶ 湿気て固まりになっている
❷ 味や風味が落ちている
砂糖は乾燥しているので腐りにくい食材ですが、湿度の高い場所に置いておくと湿気たり、長期間保存したままにすると味や風味が落ちてしまいます。
砂糖が傷む原因
砂糖が傷みやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 湿度の高い場所で保存している
❷ 開封してから長期間経っている
❸ 保存中の密閉状態が甘い
砂糖は乾燥状態を保って保存するものなので、湿度の高い場所に置いておくと湿ってカタマリになってしまいます。そのため保存中の密閉具合が甘いと湿気てしまいます。
また、乾燥モノなので日持ちしますが、あまりにも長期間保存していると味や風味が落ちてしまいます。開封後は早めに消費するのが美味しく料理に活かすポイントですよ。
スポンサードリンク
砂糖の保存方法
砂糖の保存方法はそれぞれの方法は下記になります。
常温保存
砂糖は常温保存で未開封なら約5年、開封済みなら約半年日持ちします。開封後は風味や味が落ちていくので、できるだけ早く消費するようにしましょう。
5年保存させるには、 「湿度」と「高温」に気をつけることが必要です※ できるだけ良い環境で保存した場合の期限になります。
冷蔵保存
実は冷蔵庫での保存は向いていません。冷蔵庫には様々な食材が入っていて湿度が高いことがあるので、湿度に弱い砂糖の保存には向かないのです。常温か冷凍で保存するのがオススメです◎
冷凍保存
砂糖は冷凍保存することでかなり長い期間日持ちさせることができます。この場合も未開封の方がより長持ちしますので、封を切っていないけれど長期保存したい時にオススメの保存方法です。
保存のポイント
- 砂糖をはじめとする乾燥調味料の保存は、必ず乾燥剤と一緒に!
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- 砂糖の日持ち日数は、未開封:約5年
- 開封後:約半年
- 砂糖は冷蔵保存に向いていない!湿度に弱いので湿気の多い場所での保存に注意!
スポンサードリンク