りんごは食物繊維が豊富でお腹にも効果的な果物ですが、長期保存したい時にはジャムにアレンジするのがオススメです。冬を旬をするので、美味しい時期に加工しておけば長い期間楽しむことができます。自家製したりんごジャムは、どのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、
- りんごジャムの日持ち
- りんごの栄養と効果・効能
- りんごジャムは腐るとどうなる?
- りんごジャムを長持ちさせる保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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りんごジャムとは?
“りんごジャム”は、りんごの果肉と砂糖を煮詰めて作ります。りんごの旬は冬なので、ジャムにして長期保存しておくと長い期間楽しむことができます。
ジャムは砂糖が水分を蓄えて腐敗を遅らせることを利用した保存の効く食材でもあります。ジャムは別名で”コンフィチュールとも呼ばれています。
日本で初めてジャムが製造されたのは明治10年のことで、東京・新宿の勧農局によっていちごジャムが試作されました。その4年後に長野県が缶詰のいちごジャムを企業として販売し、そこからジャムが徐々に普及するようになりました
皮は入れる?
りんごジャムは皮を入れても作ることができます。りんごの皮は特に栄養が多く、赤りんごを使うと皮の色が出て淡く綺麗なピンク色になります。
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りんごの栄養
一日一個のりんごで医者いらず、というイギリスで有名なことわざがあります。そのくらいりんごには栄養が詰まっているという表現で、リンゴ酸やクエン酸などの有機酸・食物繊維・ペクチンなどが含まれています。
有機酸は胃腸の働きをサポートする作用や殺菌効果があります。また、乳酸を減らすので疲労回復や腰痛・肩こりにも効果的です。
- ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
- クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。
- ペクチン(水溶性&不溶性):ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。
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りんごジャムの日持ち
手作りりんごジャムの日持ちは、未開封か開封後かによって異なります。ジャムを作る際は、熱い状態でガラス製の瓶に入れ、熱いうちに蓋をすることで密閉状態にさせます。密閉状態が保たれている方が日持ちが良く、開封後は早めに食べるのが基本です。
- 未開封…約半年
- 開封後…約2週間
- 冷凍……約1年
りんごジャムの日持ちは、未開封の密閉状態であれば常温保存で約半年、開封後は冷蔵庫で約2週間、冷凍すれば約1年となっています。
開封後は空気に触れることで瓶の中に雑菌が入ることもあり、 冷蔵庫で保存していても腐る ことがあります。一度開けたらできるだけ早く消費しましょう。
りんごジャムは腐るとどうなる?
りんごジャムは腐るとどうなるのでしょうか?未開封でしっかり密閉できていれば腐ることはありませんが、未開封でも蓋の閉めが甘く隙間から空気が侵入している場合は腐ることもあります。腐ったジャムの見分け方はこちらです。
- 白カビ・緑カビ・黒カビが生えている
- 水分が分離して水っぽくなっている
- 黒く変色している
- 変な臭いがする
ジャムは腐るとカビが生えやすく、白や緑・黒色といったカビがジャムや容器に生えてしまいます。カビが生える原因は、空気中に存在している菌が繁殖したことや、水分・温度などがあります。
ジャムの一部にカビが生えている場合、目に見えない菌がジャム中に付着している可能性があるので、カビた部分を取り除いても食べることはできません。
茶色く変色しても食べられる?
りんごジャムは煮詰めると茶色く変色することがありますが、りんごの性質によるものです。生のりんごをそのまま置いておくと、断面が茶色くなるのと同じです。
りんごに含まれる ポリフェノールが酸化したことが原因 で、腐っているわけではないので食べることができます。
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りんごジャムを長持ちさせる保存方法
手作りりんごジャムをできるだけ長持ちさせる保存方法についてご紹介します。上手く保存できれば半年〜1年も日持ちするので、りんごの大量消費にもオススメですよ。りんごジャム保存のコツはこちらです。
- 瓶の容器を煮沸消毒しておく
- 熱いうちに瓶に入れ逆さにして冷ます
- 開封後は必ず冷蔵庫に入れる
- ジャムをすくう時は綺麗で乾いたスプーンを使う
ジャムを保存する上で大切なのは“煮沸消毒”と“密閉保存”です。瓶などガラス製の容器でないと煮沸消毒できないので、タッパーはオススメしません。
また、 熱いうちに瓶に入れ逆さまにすることで空気の侵入を防ぎ、密閉することができます◎ 開封後は綺麗なスプーンですくい、冬場でも必ず冷蔵庫で保存しましょう。
冷凍保存
ジャムを更に長持ちさせたい時は、冷凍保存もオススメです。ガラス製は冷凍できないので、冷凍保存する場合はジップロックなどの密閉袋かプラスチック製の容器に入れます。
プラスチック容器だと密閉できないので、密閉袋に入れて空気をしっかり抜く方をオススメします。冷凍保存の日持ちは約1年で、解凍後の日持ちは約2週間です。
一度解凍した冷凍りんごジャムは、もう一度冷凍しない!小分けに冷凍しておくのが便利◎
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まとめ
この記事をまとめると
- りんごジャムの日持ちは、未開封:約半年 / 開封後:約2週間 / 冷凍:約1年
- りんごジャムを長持ちさせるコツは、①煮沸消毒 ②密閉保存
- りんごジャムは腐ると、カビが生える・臭い・水っぽくなる
りんごジャムは家庭でも簡単に作ることができるので、是非旬の季節に作り置きしてみましょう♩常温でも半年日持ちするので、冬に作っても夏頃まで保存することができますよ。
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