りんごのはちみつ漬けの日持ち|茶色く変色は腐ってる?保存方法・効果

りんごはそのまま食べても美味しい果物ですが、「はちみつ漬け」にすると長期保存することができます。簡単に漬けることができるので、大量消費にもオススメです。手作りのりんごのはちみつ漬けは、どのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、

  • りんごのはちみつ漬けの日持ち
  • りんごの栄養と効果・効能
  • りんごのはちみつ漬けは腐るとどうなる?
  • りんごのはちみつ漬けの保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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りんごのはちみつ漬けとは?

“りんごのはちみつ漬け”は、生のりんごをはちみつで漬けたものです。長期保存することができ、美容効果もあるので人気の食べ方です。

漬けることでりんごにはちみつの味が染み込み、濃厚な甘さになります。はちみつ漬けはヨーグルトにかけたり、パンにのせたりと食べ方色々です♩

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りんごの栄養・効果

一日一個のりんごで医者いらず、というイギリスで有名なことわざがあります。そのくらいりんごには栄養が詰まっているという表現で、リンゴ酸クエン酸などの有機酸・食物繊維・ペクチンなどが含まれています。

有機酸は胃腸の働きをサポートする作用や殺菌効果があります。また、乳酸を減らすので疲労回復や腰痛・肩こりにも効果的です。

  • ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
  • クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。
  • ペクチン(水溶性&不溶性):ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。

     

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りんごのはちみつ漬けの日持ち

りんごのはちみつ漬けの日持ちは、約半年となっています。こんなにも長期間保存できるのは、はちみつが持つグルコン酸“殺菌作用”によるものです。

MEMO

グルコン酸は、腸内のビフィズス菌を増やす働きや、強い抗酸化作用、皮膚を保護する保湿力がある

また、はちみつがりんごをコーティングしているため空気に触れにくく、傷みにくいという特徴があります。

りんごのはちみつ漬けは腐るとどうなる?

りんごのはちみつ漬けは腐るとどうなるのでしょうか?腐りにくい食品ではありますが、作り方や保存方法が上手くいっていないと腐ることもあります。腐ったのはちみつ漬けの見分け方はこちらです。

  • 白カビ・緑カビ・黒カビが生えている
  • りんごが黒く変色している
  • りんごがどろどろ溶けて柔らかい
  • 水っぽくなって分離している
  • 変な臭いがする

はちみつ漬けが腐ると、白や緑・黒色のカビが生えてしまいます。カビが生える原因は、空気中に存在している菌が繁殖したことや、水分・温度などがあります。

一部にカビが生えている場合、目に見えない菌が容器内に付着している可能性があるので、カビた部分を取り除いても食べない方が安全です。

腐りにくくするためには、作る時の容器をしっかり煮沸して殺菌消毒するのがポイントです。長持ちさせる保存方法について確認してみましょう!

茶色く変色しても食べられる?

りんごのはちみつ漬けは、りんごが茶色く変色することがありますが、りんごの性質によるものです。生のりんごをそのまま置いておくと、断面が茶色くなるのと同じです。

りんごに含まれる ポリフェノールが酸化したことが原因 で、腐っているわけではないので食べることができます。

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りんごのはちみつ漬けの保存方法

りんごのはちみつ漬けをできるだけ長持ちさせる保存方法についてご紹介します。上手く保存できれば半年日持ちするので、りんごの大量消費にもオススメですよ。りんごのはちみつ漬け保存のコツはこちらです。

保存のコツ
  • 瓶の容器を煮沸消毒しておく
  • 夏場は必ず冷蔵庫に入れる
  • りんごを取る時は綺麗で乾いた箸やフォークを使う

はちみつ漬けを保存する上で大切なのは“煮沸消毒”です。瓶などガラス製の容器でないと煮沸消毒できないので、タッパーはオススメできません。

また、 りんごを取る時は綺麗な箸やスプーンで取り、余計な雑菌を混ぜ込まないようにしましょう。涼しい時期は常温保存もできますが、夏場は菌が繁殖しやすいので冷蔵庫で保存しましょう。

冷凍保存

はちみつ漬けを更に長期保存したい時は、冷凍保存も可能です。はちみつごとジップロックなどの密閉袋に入れ、空気が入らないようにして冷凍します。

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まとめ

この記事をまとめると

  • りんごのはちみつ漬けの日持ちは約半年!
  • りんごのはちみつ漬けを長持ちさせるコツは、容器の煮沸消毒
  • りんごのはちみつ漬けが腐ると、カビ・臭い・変色などが起こる

はちみつに含まれる殺菌効果により長期保存できるので、りんごを大量消費したい時や期限の迫ったりんごで作ってみてください。りんごも栄養価が高いので、美容と健康に効果的ですよ♩

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