ラディッシュピクルスの日持ち・保存は?色落ち・色止め・葉はどうする?

ラディッシュをお酢ベースの液に漬けた「ラディッシュのピクルス」は、お酢の効果が健康にとても良く、長期保存も効くのでオススメの食べ方です。そのまま食べられるので、ちょっとした副菜として便利ですよ。そんなラディッシュのピクルスは、どのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、

  • ラディッシュのピクルスの日持ち
  • ラディッシュの栄養と効能
  • ラディッシュの色止め方法はある?
  • ラディッシュピクルスは腐るとどうなる?
  • ラディッシュピクルスの保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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ラディッシュのピクルスとは?

“ラディッシュのピクルス”とは、生のラディッシュをお酢や香辛料をベースとした液に漬け込んだもの料理を指します。ピクルスは、一定期間日持ちさせることを目的としています。

“最近はミツカンから“カンタン酢”という商品が販売されていて、何も加えずそのまま漬けるだけの簡単なお酢として人気があります。カンタン酢には、お酢の他、砂糖や塩が加えられており、まろやかでツンとしない味わいとなっています。

ピクルスにはラディッシュ以外でも、人参やきゅうり・ミニトマトなど好みの野菜を漬けることができるのが魅力です。 生の野菜を食べられるので、栄養価を損なわず効果的に摂る こともできます。

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甘酢・リンゴ酢・米酢でも◎

ラディッシュのピクルスを作る時は、お酢やカンタン酢だけではなく、甘みのある甘酢リンゴ酢や、米酢を使っても美味しく作ることができます。お酢のツンとした味わいが苦手な方は、これらのお酢を使って作ってみるのもオススメですよ。

葉はどうする?

ラディッシュには根の部分と葉の部分がありますが、葉にも栄養が含まれているので一緒に漬けて食べましょう。葉と根っこ部分を同じくらいの時間で漬けるには、根はスライスするのがオススメです。

ラディッシュの栄養・効能

ラディッシュの葉にはβカロテン、根の部分には色素成分のプロアントシアニジンが含まれています。また、でんぷん分解酵素のジアスターゼによる消化促進効果や、ビタミンCによるアンチエイジング効果も期待することができます。

  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
  • プロアントシアニジン:プロトアントシアニンは、植物性の赤い色素の中でもぶどうの皮や種に含まれている色素です。通常のアントシアニンとは異なり肌や骨、血管の健康に不可欠なコラーゲンの生成を促進させます。またシミの原因になるメラニンの生成を抑制する働きを持っています。
  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。

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ラディッシュが色落ち!色止めできる?

ラディッシュの綺麗な赤色は”アントシアニン”によるものですが、ピクルス液に漬けると赤色が多少落ちてしまうのが難点なところです。

ラディッシュの色止め方法として、油で炒める方法やミョウバンを加える方法などもオススメされていますが、 アントシアニンは水溶性の成分なので、お酢に漬けるとどうしても色が抜けてしまいます 。完全に抜けて真っ白になってしまうわけではないので、多少の色落ちは仕方ないと思いましょう…!

ラディッシュのピクルスの日持ち

ラディッシュのピクルスは、どのくらい日持ちするのでしょうか?暑い夏の時期は特にさっぱりとした酢漬けが美味しくなりますが、手作りピクルスはどの程度日持ちするのでしょう?

日持ちは?

ラディッシュのピクルスの日持ちは、約2週間!

お酢には 殺菌作用 があるため、長期間保存していてもカビ菌などが発生しにくく、長期的に保存することができます。季節限定の野菜などを美味しく保存したい時にもオススメです。

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ラディッシュのピクルスは腐るとどうなる?

ラディッシュのピクルスは、腐ってしまうとどんな風に変化するのでしょうか?傷んだり腐ってしまったり、劣化したピクルスの特徴を解説します。

  • お酢が濁っている
  • 容器や液体にカビが生えている
  • ラディッシュが黒く変色している
  • ラディッシュが溶けてどろっとしている

ラディッシュのピクルスが腐ってしまった場合、ピクルス液やラディッシュ自体にこのような変化がみられます。ラディッシュを傷ますことなく長持ちさせるには、漬ける前にラディッシュの水分をしっかり拭き取ることが大切です。

注意
 

余分は水分は雑菌が繁殖する原因となるので注意!

ラディッシュのピクルスの保存方法

ラディッシュのピクルスを手作りしたら、正しい保存方法で保存しましょう。上手く保存できれば約2週間日持ちするので、作り置き・常備菜として非常に重宝します。ピクルスを保存するコツはこちらです。

保存のコツ
  • 密閉できる容器に入れる
  • ラディッシュを取り出す時は綺麗な箸を使う
  • プラスチック製よりもガラス製がオススメ
  • 必ず冷蔵庫で保存する

空気中の菌が中に入らないように、使用する容器はしっかり密閉できるものがオススメです。また、プラスチック製の容器は容器の内側に細かな傷が付きやすく、その隙間で雑菌が繁殖することも。ガラス製であれば煮沸消毒もできるので衛生的です◎

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冷凍保存はできる?

食べ物を長期保存する時は冷凍保存がオススメですが、残念ながらピクルスは冷凍向きではありません。冷凍することでラディッシュの細胞が壊れ、 解凍した時にしなしなになっしてしまいます 

まとめ

この記事をまとめると

  • ラディッシュのピクルスの日持ちは、冷蔵庫で約2週間!
  • ラディッシュを完全に色止めする方法はあまりない
  • ピクルスは長期保存を目的とした料理なので作り置き向き◎

ラディッシュは夏を旬とする野菜ですが、通年購入することができるので是非試してみてくださいね♩

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