生野菜を漬けるだけで簡単に作れる「ピクルス」は、暑い時期に特に美味しい手軽な料理です。お酢をベースとしているので体にも良く、夏バテ防止にも効果的です。
ピクルス液は自家製することもできますが、どのくらいの期間保存できるのでしょうか?今回は、
- ピクルス液の日持ち
- 何回使える?継ぎ足しはOK?
- ピクルス液は腐るとどうなる?
- ピクルス液の保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
ピクルス液とは?
“ピクルス液”とは、お酢や香辛料をベースとした液を指します。ピクルスは、一定期間日持ちさせることを目的としており、お酢の殺菌効果により長期間保存することができます。
作り方は簡単で、お酢と砂糖・塩を混ぜるのが基本です。これにお好みで唐辛子などの香辛料を加えたり、パンチが効くにんにくを加えたりします。
ピクルスには、人参・きゅうり・パプリカ・ミニトマト・セロリなど好みの野菜を漬けることができるのが魅力です。 生の野菜を食べられるので、栄養価を損なわず効果的に摂る こともできます。
スポンサードリンク
ミツカンのカンタン酢が便利
ミツカンから“カンタン酢”という商品が販売されており、何も加えずそのまま漬けるだけの簡単なお酢として人気があります。カンタン酢には、お酢の他、砂糖や塩が加えられており、まろやかでツンとしない味わいとなっています。
また、お酢やカンタン酢だけではなく、甘みのある甘酢やリンゴ酢や、米酢を使っても美味しく作ることができます。お酢のツンとした味わいが苦手な方は、これらのお酢を使って作ってみるのもオススメですよ。
使い回しは何回まで?
ピクルス液は、 同じ液で2〜3回ピクルスに使うことができます 。漬けている間に野菜から水分が出るため、
- 液の濃度が薄くなってしまう
- 雑菌が繁殖しやすくなってしまう
など、何度も使うと傷みの原因となります。同じピクルス液を使うのは2〜3回を目安にし、その後は料理にリメイクしたりアレンジすることで消費することができます。
継ぎ足しできる?
数回使用して薄くなったピクルス液は、継ぎ足さず1から作り直すのがオススメです。野菜から出た水分で菌が繁殖している可能性もありますし、濃度が薄くなっているので程よい味に調整するのが難しいからです。
ピクルス液の日持ち
ピクルス液は、どのくらい日持ちするのでしょうか?
ピクルス液の日持ちは、2〜3週間!
何回ピクルスを漬けたかにもよりますが、ピクルス液の日持ち目安は2〜3週間となっています。お酢には 殺菌作用 があるため、長期間保存していてもカビ菌などが発生しにくく、長期的に保存することができます。
使用頻度が低い方が日持ちし、何度も漬けたピクルス液の日持ちは短くなります。
スポンサードリンク
ピクルス液は腐るとどうなる?
ピクルス液は、腐ってしまうとどんな風に変化するのでしょうか?傷んだり腐ってしまったり、劣化したピクルス液の特徴を解説します。
- ピクルス液が濁っている
- 容器や液体にカビが生えている
- どろっとしてとろみがある
ピクルス液が腐ってしまった場合、このような変化がみられます。ピクルス液を傷ませず長持ちさせるには、漬ける野菜の水分をしっかり拭き取ることが大切です。
余分は水分は雑菌が繁殖する原因となるので注意!
ピクルス液の保存方法
ピクルス液を手作りしたら、正しい保存方法で保存しましょう。上手く保存できれば3週間日持ちするので、作り置き・常備菜として非常に重宝します。ピクルス液を保存するコツはこちらです。
- 密閉できる容器に入れる
- 野菜を取り出す時は綺麗な箸を使う
- プラスチック製よりもガラス製がオススメ
- 必ず冷蔵庫で保存する
空気中の菌が中に入らないように、使用する容器はしっかり密閉できるものがオススメです。また、プラスチック製の容器は容器の内側に細かな傷が付きやすく、その隙間で雑菌が繁殖することも。ガラス製であれば煮沸消毒もできるので衛生的です◎
常温保存はできる?
市販のピクルスは常温で販売されていることがほとんどですが、殺菌処理や密閉がしっかりしているためです。自家製ピクルスの場合は、必ずはじめから冷蔵庫で保存するようにしましょう。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- ピクルス液の日持ちは、冷蔵庫で2〜3週間!
- ピクルスは長期保存を目的とした料理なので作り置き向き◎
- 長持ちさせる方法は、野菜の水分をできるだけ拭き取ってから漬けること
ピクルス液は常備しておくと、お好みの野菜でパッと作ることができるので是非試してみてくださいね♩
スポンサードリンク