メロンの常温の日持ち|夏でもOK?常温放置で追熟!保存方法・食べごろ

メロンはカットしていない丸ごとの状態であれば常温保存も可能ですが、どのくらい日持ちするのでしょうか?常温で保存することで追熟して甘くすることができます。今回は、

  • メロンの常温での日持ち
  • メロンの栄養と効果・効能
  • メロンは腐るとどうなる?
  • メロンの保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

スポンサードリンク

メロンとは?

学名 Cucumis melo
分類 ウリ科キュウリ属
原産地 東アフリカ(有力説)
英語名 melon
フランス語名 melon
ドイツ語名 Melone
旬の時期 5月〜8月

メロンは古代エジプト時代に既に栽培されていたと言われています。メロンは瓜の仲間で、日本には初めに甘くないメ瓜が伝来し、やがて現在のような甘いメロンが普及しました。

明治時代になると温室栽培も始まりますが、価格が高く庶民の食べ物ではありませんでした。ウリ科の野菜として扱われ、スイカやきゅうりと同じ仲間となっています。

スポンサードリンク

メロンの栄養と効果

栄養

メロンは90%近くが水分ですが、疲労回復効果のあるクエン酸を果汁に多く含んでいます。夏の疲れを癒すのにぴったりな果物です。また、体内の塩分量調整しむくみを解消するカリウムも含まれています。

  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。

効果・効能

メロンはカリウムを豊富に含んでいるので体の水分バランスを整え、むくみを解消します。

効果効能
  • 利尿作用
  • むくみ解消
  • 高血圧予防
  • 改善 ・疲労回復

スポンサードリンク

メロンの日持ちは常温でどのくらい?

メロンはカットしていない丸ごとの状態であれば常温保存が可能です。

メロンの日持ち
  • 常温保存…5日〜1週間

丸ごと1個のメロンは常温保存することで追熟し甘くなります。追熟前のメロンであれば1週間は日持ちします。完熟したメロンは腐りやすくなっているので、丸ごとの状態でも冷蔵庫で保存しましょう。

食べごろは?

甘い香りがして皮を指で押すと少し凹むくらいがメロンの食べごろです。

メロンは腐るとどうなる?

メロンは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったメロンの特徴まだ食べられるメロンの特徴を、それぞれ確認してみましょう。

腐ると…
  • 種が黒く変色している
  • 果肉がどろどろ溶けている
  • 生ゴミのような腐敗臭がする
  • 舌がピリピリと痺れる
  • 酸っぱい味がする

メロンの種は傷み始めると 黒く変色 していきます。そして果肉は徐々に 柔らかくなり、腐敗がすすむとどろどろと溶けたような状態 になります。

また、食べてみると 舌がぴりぴり痺れる感覚になったり、甘いはずの果肉が酸っぱい こともあります。

まだ食べられるメロンの見分け方

メロンが腐っているのかどうなのか、わかりにくいメロンを見分けるポイントを見てみましょう。保存していたメロンがこんな風に変化することがあるので、見極め方をご紹介します。

 舌がピリピリする

 果肉が溶けかかっている

❶ククミシンが原因:メロンには「ククミシン」というタンパク質分解酵素が含まれていますが、この成分が舌をピリピリさせることがあります。腐っている場合もありますが、必ずしもではありません。よく見極めて他に問題がなければ食べることはできますが、味は落ちてしまっています。

❷熟したことが原因:完熟と腐敗は紙一重です。熟しているけれど腐る一歩前!ということもあります。指で押すと皮が凹むほど柔らかくなっている場合は早めに消費しましょう。

スポンサードリンク

メロンが腐る原因3つ

メロンが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。

 追熟させ過ぎている

 収穫からかなりの日数が経っている

 メロンの皮に傷が付いている

メロンは暖かい場所で保存すると傷みがすすんでしまいます。追熟が終わると腐敗が始まるので食べ頃を逃さないようにしましょう。

また、メロンに傷が付いているとそこから変色したり雑菌が入って腐りやすくなってしまいます。

メロンの保存方法

メロンの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

常温保存

メロンを常温保存する場合は、カットしていない丸ごとの状態に限ります! カットメロンや、既に完熟した丸ごとメロンは腐らないよう冷蔵保存しましょう。

常温保存
  • 直射日光が当たらない場所で保存する
  • 風通しの良い涼しい場所で保存する

冷蔵保存

カットメロンや熟したメロンは、冷蔵保存が基本です。保存方法の手順は下記になります。

冷蔵保存
  1. メロンが空気に触れないようにラップで覆う
  2. ビニール袋に入れて野菜室or冷蔵庫へ入れる

メロンは乾燥すると傷みやすいので、断面をしっかりラップで覆いましょう。

冷凍保存

メロンは冷凍保存すると風味や味が落ちてしまいますが、長期保存したい時には冷凍してもOKです。

冷凍保存
  1. メロンを一口サイズにカットする
  2. 複数個まとめてラップに包む
  3. 密閉袋に入れて冷凍庫へ入れる

メロンを冷凍する時は、解凍時に食べやすいよう一口サイズにカットしておくと便利です◎

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • メロンの日持ち日数は、常温で5日〜1週間
  • メロンを常温保存できるのは、カットしていない丸ごとの状態に限る!

メロンは丸ごと1個であれば常温保存が可能で、追熟して甘くすることができるので是非お試しください。

スポンサードリンク