ケールは美容効果・健康効果共に高い野菜ですが、生ケールはどのくらい日持ちするか知っていますか?常温・冷蔵・冷凍それぞれの日持ちについて着目しました。今回は、
- ケールの日持ち
- ケールの栄養と効果・効能
- ケールは腐るとどうなる?
- ケールの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ケールとは?
ケールは地中海原産の野菜で、日本へは江戸時代に伝わり明治時代初期から栽培されるようになりました。意外にも歴史は長いのです。
キャベツと同じアブラナ科の植物で品質としてもキャベツに近いのですが、キャベツと違い葉が巻かないタイプです。ケールには3つの種類があります。
・スコッチケール…葉が灰緑色で縮みやシワが多い
・シベリアンケール…葉が青々とし比較的シワが少ない
葉はひらひらとフリルのようになっており、縁はやや内側に巻いているものや、フラットなものなど様々です。
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ケールの栄養と効果
栄養
ケールにはビタミン類、ミネラル類を全般が豊富に含まれています。特に、βカロテンの含有量は小松菜に匹敵し、青汁の原料にもなっているほどアンチエイジング効果も絶大です。
- β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
効果・効能
ケールに含まれるβカロテン、ビタミンB、ビタミンCは抗酸化力の強い栄養素で、体内の酸化を防ぐ働きをします。野菜の中でもトップクラスの含有量です。
- 動脈硬化予防
- 心筋梗塞予防
- 老化予防
- アンチエイジング効果 / 美肌効果
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ケールの日持ち
ケールの日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…約1週間
- 冷蔵保存…1〜2週間
- 冷凍保存…2〜3ヶ月
ケールは長持ちさせるコツを抑えれば、常温・冷蔵共に1〜2週間保存することができます。また、冷凍保存も可能なので大量消費できない時にもオススメです。冷凍したケールはスムージなど加工すると美味しく食べることができます。
ケールは腐るとどうなる?
長持ちさせるコツを抑えれば、は腐るとどうなるのでしょうか?腐った長持ちさせるコツを抑えれば、の特徴・まだ食べられる長持ちさせるコツを抑えれば、の特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 茶色く変色している
- 黄色っぽく変色している
- 葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている
- 枯れて乾燥している
- ぬるぬるして水気が出ている
ケールの葉は鮮やかな緑色をしていますが、傷み始めると徐々に 黄色→茶色へと変色 していきます。また、葉の水分が抜けてしなしなになり 柔らかく なります。
また、乾燥して 葉が枯れたり 、 ぬるぬるして水気が出ていたらNG です。
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まだ食べられるケールの見分け方
ケールが腐っているのかどうなのか、わかりにくいのケールを見分けるポイントを見てみましょう。
❶ 葉が黄色味がかっている
❷ 乾燥してカサカサしている
❷ 元気がなくしなしなしている
ケールは傷んでくると葉が黄色っぽく変色し、やがて茶色くなって枯れてしまいます。少し黄色味がかっているかな?と思ったら傷み始めている証拠です!多少の黄色味であればギリギリ食べることができますので早めに消費しましょう◎
また、水分が抜けるとしなしなして元気がなくなってしまいます。水に15分ほど浸けておくと復活することもありますので試してみてくださいね。乾燥も傷みの原因となります。
ケールが腐る原因
ケールが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 乾燥した場所で保存している
❷ 水を入れて保存している場合、その水を替えていない
❸ 暖かい場所で保存している
ケールは水の中に立てて入れるように保存するのが良いのですが、その水が古くなっていると水に浸っている部分から腐り、ぬるぬるとヌメリを発するようになります。 保存中の水はできるだけ毎日取り替えましょう 。
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長持ちさせるコツを抑えれば、の保存方法
長持ちさせるコツを抑えれば、の常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存・冷蔵保存
ケールなどの葉物野菜は乾燥に弱く、葉を枯らす原因になってしまうので、ビニール袋などで覆うようにしましょう。また、暖かい場所で保存すると傷みやすいです。
- 容器に水を張り、ケールを立てるように入れる
- 上からビニールをかぶせ、乾燥しないように下を閉じる
冷凍保存
ケールは冷凍保存も可能ですが、葉ボロボロになりやすいので、スムージーなどに加工するのがオススメです。
- できるだけ水分を拭き取ってから密閉袋に入れて冷凍庫に入れる
使う時は自然解凍します。水気が出るのでキッチンペーパーでよく拭き取ってから使いましょう◎
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まとめ
この記事をまとめると
- ケールの日持ち日数は、常温:約1週間
- 冷蔵:1〜2週間
- 冷凍:2〜3ヶ月
- ケールは冷凍保存も可能だが、葉が崩れやすいのでスムージーなどへの加工がオススメ!
ケールは青汁の原料にもなっているほど健康に良い野菜で、冷凍しても栄養が壊れにくいです。消費できない時は冷凍して、日々の食事に取り入れてみましょう♩
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