えんどう豆の日持ちは?さや付きの冷凍・冷蔵保存方法|腐るとどうなる?

えんどう豆は体に良い野菜の一つですが、どのくらい日持ちするか知っていますか?常温・冷蔵・冷凍それぞれの日持ちについて着目しました。今回は、

  • えんどう豆の日持ち
  • えんどう豆の栄養と効果・効能
  • えんどう豆は腐るとどうなる?
  • えんどう豆の保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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えんどう豆とは?

えんどう豆の歴史は古く、中国から8〜10世紀頃に伝来しました。食用となるまでには時間がかかり、現在のように食べられるようになったのは江戸時代に入ってからと言われています。それまでは穀物として扱われていました。

「えんどう豆」の豆が大きく成長する前に早採りしたものを「さやえんどう」と言います。えんどう豆は完全に成長した後に収穫できる中の豆のことで、丸くてコロコロとしているのが特徴です。ちなみに、えんどう豆の若芽は「豆苗」です。

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えんどう豆の栄養と効果

栄養

えんどう豆は良質なタンパク質を含み、ビタミンではB群とEを豊富に含んでいます。

  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。

効果・効能

えんどう豆は糖質、脂質の代謝に必要なビタミンB1、B2を含んでいるので、疲労回復効果が見られます。

効果効能
  • コレステロールの上昇抑制
  • 疲労回復効果
  • 動脈硬化予防

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えんどう豆の日持ち

えんどう豆の日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

えんどう豆の日持ち
  • 常温保存…約1日→向いていません
  • 冷蔵保存…2〜3日
  • 冷凍保存…約2ヶ月

えんどう豆は常温保存が向いていないので、購入後は必ず冷蔵庫か野菜室で保存しましょう。冷凍すれば2ヶ月ほど日持ちするので、鮮度の良いうちにに冷凍しておくのもオススメです。

えんどう豆は腐るとどうなる?

えんどう豆は腐るとどうなるのでしょうか?腐ったえんどう豆の特徴まだ食べられるえんどう豆の特徴を、それぞれ確認してみましょう。

腐ると…
  • 豆が茶色や黒っぽく変色している
  • 豆の表面がぬるぬるしている
  • 変な臭いがする
  • 糸を引く

えんどう豆はさやも豆も緑色をしていますが、傷み始めると 茶色や黒っぽく変色 していきます。また、豆の表面が ぬるぬるして、変な臭いがしたり します。

そして酷い場合には中に 糸を引いたりカビが生える こともあります。外側は一見大丈夫でも、剥いてみたら腐っていた!なんてこともありますので注意しましょう。

 変な臭いを発していたらアウト です。

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まだ食べられるえんどう豆の見分け方

えんどう豆が腐っているのかどうなのか、わかりにくいえんどう豆を見分けるポイントを見てみましょう。

 皮が乾燥して萎んでいる

 乾いて豆が縮んでいる

 皮が黄色っぽく変色している

えんどう豆は水分が抜けると乾燥して皮がしわしわになったり、豆が縮んだりすることがありますが、他に問題がなければまだ食べることができます◎

また、時間が経つと皮が黄色っぽく変色することがありますが、中の豆がカビていたり腐った臭いがしなければまだ食べることができますので、上手く見極めてみましょう。

えんどう豆が腐る原因

えんどうが腐りやすくなる原因を2つ見てみましょう。

 常温で保存している

 乾燥する状態で保存している

えんどう豆は常温ではなく冷蔵保存が基本です。部屋の中で保存していると傷みがすすみ、変色などの状態が見られるようになります。

また、乾燥することでえんどう豆の水分が飛び、傷む原因となってしまいます。保存する際は袋などに入れて乾燥しないようにしましょう。

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えんどう豆の保存方法

えんどう豆の常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

常温保存

えんどう豆は常温での保存には向いていません。常温での保存期間は1日ほどなので、できれば野菜室か冷蔵庫に入れて保存しましょう。

冷蔵保存

冷蔵室での保存は2〜3日が目安です。保冷蔵保存するには、なるべく乾燥を防ぐことがポイントです。

冷凍保存

冷凍での保存期間の目安は2ヶ月です。えんどう豆を冷凍保存するなら塩ゆでしてからがオススメです◎

冷凍保存
  1. まず流水の中でこすり洗いをして汚れを落とす
  2. さやの端を片方切り落としてから多めの塩でよく揉む
  3. 沸騰したお湯に塩を少し加え、塩もみしたえんどう豆をそのまま入れる
  4. えんどう豆を硬めにゆで上げたら、ザルに取って冷ます

ゆでたえんどう豆を水にさらすと水を吸ってしまい、味が水っぽくなってしまいますので禁物ですよ。自然に冷めるのを待ちましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • えんどう豆の日持ち日数は、常温:1日→向いていません!
  • 冷蔵:2〜3日
  • 冷凍:約2ヶ月
  • えんどう豆を冷凍する時は茹でてからがおすすめ!

えんどう豆は常温だと傷みやすいので、購入後は必ず冷蔵庫に入れましょう。冷凍すれば2ヶ月ほど日持ちするので、大量消費できない時におすすめですよ。

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