レタスはサラダに欠かせない野菜ですが、カットしたものは特に傷みが早いのであまり日持ちしません。使いかけのレタスの保存期限は、どのくらいなのでしょうか?今回は、
- レタスの日持ち
- レタスの栄養と効果・効能
- レタスは腐るとどうなる?
- レタスの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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レタスとはどんな野菜?
学名 | Lactuca sativa |
和名 | チシャ |
漢字 | 萵苣(ちしゃ) |
分類 | キク科アキノノゲシ属 |
原産地 | 西アジア、地中海沿岸 |
旬の時期 | 4月〜9月 |
花言葉 | 「冷淡」「幻滅」「牛乳」 |
レタスは、キク科アキノノゲシ属の植物で、水分を多く含む葉を食用とする野菜です。日本ではレタスの部類を和名で「チシャ」と呼ぶこともあります。
原産はヨーロッパで、日本では1年を通じて流通していますが、特に夏に消費量のピークを迎えます。「レタス」と呼ばれるものにはいくつかのタイプと沢山の種類があるのですが、その詳細は後ほどご紹介させていただきます。
「レタス」という名前の由来ですが、ラテン語とフランス語が関係しています。レタスを切ると白い乳状の液が出るため、「乳液」を意味するラテン語「lac」「lact-」から生まれ、ラテン語で「lactuca」と呼ばれました。
それがフランス語に入り複数形で「laitues」となり、14世紀に英語で「lettuce」と変化したのです。
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レタスの栄養と効果
栄養
レタスにはβカロテンやビタミンEなどのビタミン類や、ミネラルも豊富に含んでいます。
- β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
効果・効能
レタスに含まれる栄養素には、細胞の老化を防いだり、抗ガン効果、高血圧予防といった幅広い効用が期待されます。
- がん予防
- 高血圧予防・改善
- 老化の抑制
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カットレタスの日持ちはどのくらい?
カットレタスの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…3〜4日
- 冷凍保存…向いていません!
カットレタスは丸ごと1個の状態より傷みやすく、冷蔵保存で3〜4日以内に消費するのが理想です。断面が茶色く変色してしまうので、カットレタスはできるだけ早く食べ切りましょう。
また、レタスは葉が薄いので冷凍するとべちゃべちゃしてしまいます。冷凍保存には向かないので、冷蔵ほ保存できる期間内に消費しましょう。
レタスは腐るとどうなる?
レタスは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったレタスの特徴・まだ食べられるレタスの特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 茶色く変色している
- 黄色っぽく変色している
- 葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている
- 枯れて乾燥している
- ぬるぬるして水気が出ている
レタスの葉は黄緑色をしていますが、傷み始めると徐々に 黄色→茶色へと変色 していきます。また、葉の水分が抜けてしなしなになり 柔らかく なります。
また、乾燥して 葉が枯れたり 、 ぬるぬるして水気が出ていたらNG です。
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まだ食べられるレタスの見分け方
❶ 葉が黄色味がかっている
❷ 乾燥してカサカサしている
❸ 元気がなくしなしなしている
❹ 断面が茶色く変色している
❶❷❸乾燥して水分が抜けたことが原因:レタスの95%は水分でできているため、乾燥は大敵です。袋などに入れないとレタス内の水分が蒸発して、乾燥したりしなしなになったりすることがあります。
乾燥が進むと緑色の葉は変色し、黄色へと変わっていきます。多少の変色ならギリギリ食べることができますので早めに消費しましょう◎
❹ポリフェノールが原因:レタスの断面が茶色く変色するのは「ポリフェノール」という成分が空気に触れ、酸素と結合したことによります。食べかけのバナナやカットしたりんごの断面が茶色く変色するのと同じ原理です。
ポリフェノールは食べても問題のない色素成分なので、変色箇所は切り落として残りの部分は食べることができます◎
レタスが腐る原因
レタスが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 乾燥した場所で保存している
❷ 暖かい場所で保存している
❸ 野菜室にそのまま入れて保存している
レタスは乾燥に弱い野菜です。冷蔵庫にむき出しのまま入れていたり、袋を閉じていないと乾燥して徐々に傷んでいきます。乾燥した状態が続くと枯れる原因になってしまうので、ビニール袋などで覆うようにしましょう。
また、暖かい場所で保存しているとすぐにしなびて腐ってしまいます。季節問わず野菜室や冷蔵庫に入れるのが望ましいですよ
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カットレタスレタスの保存方法
カットレタスの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存
レタスは冷蔵保存が必須です。特にカット済みのものは必ず冷蔵庫か野菜室に入れましょう。
冷蔵保存
カットレタスを冷蔵保存する時のポイントは下記になります。
- 断面をしっかりラップで覆う
※霧吹きなどで水を吹きかけておくとより日持ちします - 水を含ませたキッチンペーパーを芯の部分に当てる
- 乾燥しないようビニール袋に入れる
冷凍保存
リーフレタスは95%以上が水分でできている野菜です。水気の多いものを冷凍すると解凍した時に、
- 細胞が壊れてべちょべちょになる
- 緑色の葉が茶色っぽく変色する
このようなことが起こります。鮮度に加え味も落ちるので、冷蔵保存している間に食べきってしまいましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- カットレタスの日持ち日数は、常温:NG!→すぐに傷んでしまう
- 冷蔵:3〜4日
- 冷凍:NG!→べちゃっとしてしまう
- カットレタスは断面が茶色く変色しやすいのでラップでしっかり覆うこと!
レタスは元々傷みやすい野菜ですが、カットしたものは特に傷みが早いのでできるだけ早めに消費しましょう。空気に触れると変色するので、保存の際はラップをしっかりしてください。
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