ひき肉と言えばハンバーグや肉団子、ピーマンの肉詰めなど、様々なレシピに使えてとても便利ですよね。和洋中様々なレシピに使えることで、とにかく万能なお肉と言えるでしょう。
しかし実は、ひき肉はロースなどその他の部位と比べて脂肪分が多いのです。カロリーや脂質を意識している方にとって、ひき肉はあまりおススメできない食材と言えます。いったいどうしてなのでしょうか?そこで今回は、
- ひき肉は油が多い!
- ひき肉は油抜きしてカロリーオフ
- ひき肉の油抜きの方法・やり方
- 油抜きしたひき肉でハンバーグはまずい?
これらのテーマでひき肉について紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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ひき肉は油が多い!
ひき肉はどうして脂が多いのでしょうか?ひき肉のカロリーや脂質量などについて詳しく紹介していきます。
100gあたりのカロリー・脂質量
ひき肉と言えば牛・豚・鶏・合い挽き肉などの種類がありますよね。それぞれでカロリーや脂質の量なども違います。
- 牛ひき肉のカロリーと脂質量:100ℊあたり224kcal・15.1ℊ
- 豚挽き肉のカロリーと脂質量:100ℊあたり221kcal・15.1ℊ
- 鶏ひき肉のカロリーと脂質量:100ℊあたり166kcal・8.3ℊ
- 合い挽き肉のカロリーと脂質量:100ℊあたり259kcal・19.7ℊ
上記がそれぞれのひき肉のカロリーです。比較の為に例をあげて、牛肉のその他の部位のカロリーや脂質を紹介していきます。
- 牛ひれ肉100ℊあたりのカロリーと脂質量:131kcal・4.8ℊ
- 牛もも肉100ℊあたりのカロリーと脂質量:181kcal・9.6ℊ
- 牛肩肉100ℊあたりのカロリーと脂質量:180kcal・10.6ℊ
数値だけで見てもわかるように、ひき肉の方がカロリーや脂質量は多い傾向にあります。豚肉や鶏肉でも同様の事が言えます。総合的に見てひき肉は、通常の部位と比べてカロリーと脂質が多いということになります。
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ひき肉は油抜きしてカロリーオフ
ヘルシーな料理を好みとしている方にとってひき肉の脂肪分は気になりますよね。そんな時はひき肉の油抜きをしましょう。油抜きをした後のひき肉がどの程度カロリーオフになるのか見ていきましょう。
油抜き後のカロリー・脂質量
油抜き後のひき肉のカロリーは、調理方法にもよりますが5~25%程度カロリーオフできるようです。焼く・蒸す・茹でるの調理方法の中で、よりカロリーオフできる順番を示すのであれば「焼く>茹でる>蒸す」の順番です。
よく油抜きというと、茹でたり熱湯をかけたりといった方法が一般的ですが、実は焼く方法が一番カロリーを下げることができます。焼いたときに流出した脂を取り除くことで、高いカロリーオフが望めます。
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ひき肉の油抜きの方法・やり方
ひき肉をヘルシーに食べる場合は油抜きの工程を行うことが大切です。具体的にはどのような方法をとればよいのでしょうか?様々な加熱方法に着目して紹介していきます。
油をしかずにで炒める
一番カロリーオフが期待できる調理工程は焼く方法です。炒め料理を行うのであれば、油を敷かずにひき肉を炒めることでかなり脂肪分が流出します。出た油は拭き取るなどして取り除きます。
注意点としては、旨味や風味なども抜けてしまうため、どうしてもいつものひき肉とは違う印象となってしまいます。それにお肉に含まれているビタミンなどの栄養素も一緒に流出してしまうため、栄養価の低い食材となってしまいます。
煮る
次にカロリーオフの効果が高い方法が「煮る」です。熱湯で煮ると余分な脂肪分が抜け、ヘルシーになります。そぼろなどを作る際は一度下茹でした方がホロっと崩れるようなパラパラ感が出てよいとされます。
煮る際の注意点として、ひき肉を煮ると多くの脂や灰汁が出ます。これらには様々な栄養素も一緒に含まれているため、茹でて抜くことでパサッとした食感になります。
ザルに入れてお湯をかける
ひき肉を一度ザルに入れて、上から湯通しする方法もあります。油揚げの湯通しなどと同じ要領です。脂肪分はそれほど抜けませんが、外側の酸化した油を抜くことができ、より上品な味わいのひき肉となります。
味と健康のバランスを両立するのであれば、この方法が一番良いかもしれませんね。
レンジで加熱する
最後に一番手っ取り早い方法として、電子レンジで加熱する方法もあります。キッチンペーパーをお皿に2枚程度敷き、その上にひき肉をのせて、ラップをかけてから電子レンジで加熱しましょう。
ポイントとしてはキッチンペーパーを敷くことと、少し崩して加熱することです。崩すことで加熱ムラが無くなり、キッチンペーパーで余分な脂肪を吸着してくれます。
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油抜きしたひき肉でハンバーグはまずい?
油抜きをするとどうしてもパサついてしまうことは防げません。しかし牛乳やパン粉、卵などのつなぎを使用することによって、比較的ジューシーなハンバーグを作ることも可能です。
油抜きをしても完全に成分を抜ききることはできませんから、それほど心配せずとも美味しいハンバーグを作ることができますよ。
ハンバーグの保存方法
ハンバーグを冷凍保存する際の方法について詳しく紹介していきます。焼く前のタネの状態、焼いた後に分けて紹介していきます。解凍方法も紹介していきますよ。
まとめ
今回は、ひき肉の油抜きの方法や、油抜きをするとどれくらいカロリーオフになるのか紹介していきました。
この記事をまとめると
- ひき肉は様々な方法で油抜きを行うことで5~25%程度カロリーを落とすことができる
- 高いカロリーオフが望める方法は「焼く>茹でる>蒸す」の順番
- 油抜きをすると肝心の栄養素まで抜けるため注意が必要
いかがでしたか?ひき肉が脂っぽい!という方は是非カロリーを下げてから調理してみてくださいね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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